「MG」のさらにハイブランドとなる「MGEX」の第2弾が『ストライクフリーダムガンダム』という事が発表されました。
目次
「MGEX」の第2弾
ギミック、可動、外観、内部構造など、それらを極限まで引き出し、設定した『テーマ』をもとに、さらなるこだわりを突き詰めたのがシリーズがこの「MGEX」。現時点で発売されているのは第1弾の『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の主役機である『ユニコーンガンダム』のみ。『ユニコーンガンダム』で設定したテーマは「発光」。『ユニコーンガンダム』の特徴であるサイコフレームが発光するようになっていて、その発光もデストロイモードの赤と覚醒した時の緑と色が切り替えられるというもの。ギミックや可動も最新技術で改められていて、まさにMGの決定版となっているものですが、そのためか価格が税込みで25,300円という、もはや「PG」の値段(ちなみにファーストガンダムのPGは15,000円)でした。
テーマを設定したり、最初はそれなりに売れたけど、ガンプラが枯渇している昨今でも、この『MGEX ユニコーンガンダム』は売り場で結構見かけ、価格のせいかちょっと売れていないメージがあったので、正直第2弾はないのかと思ったのですが、突然発表されました。第2弾はこれまた超人気機体である『ストライクフリーダムガンダム』に決定。設定した『テーマ』はガンプラ史上最高峰の“金属表現”とのこと。第2弾の『ストライクフリーダムガンダム』では3種の特殊加工と2種のメタリック成型、さらにエッチングシールの計6パターンにより、“金属表現”を再現するとのことです。
ストライクフリーダムガンダム
『機動戦士ガンダムSEED』の続編となる『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の後半主役機なのが『ストライクフリーダムガンダム』。前作に登場した『フリーダムガンダム』もなかなかだったのですが、その後継機ということで、“強すぎるガンダム”で有名です。“強すぎるガンダム”ということで、一部の古くからのファンには嫌われてる面もありますが、そんなの関係なくなるほど、人気の方が上まっていて、これまでにガンプラとしての商品化も何度もされてきました。放映当時に通常の1/144と1/100が発売され、各関節の金色の部分に発光ギミックのついた1/60も発売されました。その後、他の機体がリファインされるのと同じように、1/144で「HGCE」と「RG」、1/100で「MG」、さらに数少ない「PG」でも発売されています。ガンプラの各ブランドに関しては以前まとめていますので、そちらを参照してください。リファイン版に関しては、アレンジがかなりされていて、最終回付近で突然発生し始めた「光の翼」も最近では当たり前のものとして、プラモデルでも様々な表現がされています。今回の「MGEX」では金属の表現がメインとしたテーマになっていて、こういった「光の翼」などの仕様についてはまだ不明ですね。動画を見る限り、ツインアイは光るっぽいので、「光の翼」がどういった表現になるのかが気になりますね。あと『ユニコーンガンダム』が結構高額だったので、金額設定も気になります。
ガンプラ史上最高峰の“金属表現”
今回テーマとなっている“金属表現”ですが、『ストライクフリーダムガンダム』の内部フレームの金色を様々な表現で商品化するとのこと。「カッパーゴールドコーティング」「ホワイトゴールドコーティング」「イエローゴールドコーティング」にメタリック成型色が2色でさらにエッチングシールが付くとのこと。いろんな色の金属表現により、かなり複雑な内部フレームになりそうで、「RG」のさらに進化した感じといった印象です。正直、ゴールドをメインとした“金属表現”に関しては、『百式』とか他にも適任な機体があると思ったのですが、「MGEX」のブランドで発売するには、やはり超人気の機体でないと商品化は難しいでしょうから、『ストライクフリーダムガンダム』くらいの人気が必要ですね。すでにこれでもかというくらいに金属パーツについてアピールされていますが、その全貌については春になってから発表されるとのこと。気になる「光の翼」や発光ギミック、そしておそらくメッキをたくさん使っていると思うので、前述でもふれたようにその価格が気になる所です。
映画は新型フリーダム?
これだけのアイテムを現在製作中である劇場版の『機動戦士ガンダムSEED』の公開のタイミングに発売しないということは、やはり最新作では新型のフリーダムガンダムが登場するのでしょうか。もちろん、「MGEX」というブランドはアニメの進行とは関係ないと思うのですが、今話題になっていて注目もされているので、『ストライクフリーダムガンダム』が映画に登場するのなら、やはり映画のタイミングに合わせるが必然だと思います。まあ、『ストライクフリーダムガンダム』の人気を見ていると、新型のフリーダムが登場した方がプラモデルも売れるでしょうから、登場させないという理由はありませんからね。そう考えると劇場版の『機動戦士ガンダムSEED』の情報が具体化する前に、『ストライクフリーダムガンダム』の最高峰のアイテムを今の内に発売してしまうのも納得できます。『機動戦士ガンダムSEED』は劇場版がシリーズの完結編として作っていると福田監督もコメントしていますので、「MGEX ストライクフリーダムガンダム」の全貌公開とともに、映画の情報も少しほしいですね。
ガンプラの技術は常に進化していって、こういった「MGEX」みたいなアイテムは、塗装や加工はしないのが前提のようですね。ここまで複雑になってしまうと、塗装や加工するのも大変ですが・・・。
今回は以上です。
コメント
沖縄楽しかった