先日「バンダイナムコ」がランサムウェアの被害にあったのではないかと海外で報じられて、程なくして「バンダイナムコ」が2023年度にリリースするゲームの計画の写真も流出しましたとの情報が・・・。その真相が話題となっています。
目次
ランサムウェアの被害
ALPHV ransomware group (alternatively referred to as BlackCat ransomware group) claims to have ransomed Bandai Namco.
Bandai Namco is an international video game publisher. Bandai Namco video game franchises include Ace Combat, Dark Souls, Dragon Ball*, Soulcaliber, and more. pic.twitter.com/hxZ6N2kSxl
— vx-underground (@vxunderground) July 11, 2022
先日、バンダイナムコがランサムウェアの被害にあったのではないかと海外で報じられました。ランサムウェアとは身代金を意味する「Ransom(ランサム)」と「Software(ソフトウェア)」を組み合わせた造語で、サイバー攻撃などにより、持ち主のPC内のファイルなどを勝手に暗号化したりして、まず利用不可能な状態します。そんでもって、そのファイルを元に戻すことと引き換えに金銭(身代金)を要求する悪質なもの。ランサムウェアによって暗号化されたファイルを元に戻すのは極めて困難な上、身代金を支払ってもファイルが元に戻る保証はありません。昔、同じくゲームメーカーである「カプコン」も被害になったことは結構有名な話。今回も情報によると加害側が期限を決めてバンダイナムコと「交渉」している最中だとみられています。「交渉」というよりは脅迫ですよね。「金を払えば、流出したデータの一般公開は中止してやる。しかし、支払わなければ一般公開するぞ!」という感じです。
その後、バンダイナムコからランサムウェアの攻撃を受けたという報告が発表去れました。
そして流出したリーク情報
そしてこのタイミングで流出したと思われる画像が上のものになります。なお、ここで紹介する情報はガセの可能性も高いです。2023年度にバンダイナムコがリリースすると言われているゲームのタイトル画面ロゴが並んだものになっています。ゲームのタイトルは以下の通り。
Q1 2023
『ARMORED CORE』
『ドラゴンボール ザ ブレイカーズ』
Q2 2023
『リトルナイトメア3』
『ドラゴンボールファイターズ スーパー』
『デジモンストーリー サイバースルゥース2』
Q3 2023
『エルデンリング -BARBARIANS OF THE BADLANDS-』
『テイルズオブアセンション』
『鉄拳8』
Q4 2023
『コードヴェイン2』
『ワンパンマン ファイターズ アソシエイション』
『ドラゴンボールゼノバース3』
ちなみにここで表記されているQ1、Q2、Q3、Q4とはQ1(first quarter)は第1四半期、Q2(second quarter)は第2四半期、Q3(third quarter)は第3四半期、Q4(fourth quarter)は第4四半期という意味です。つまり発売される時期のことをさしています。以前、『サイバーパンク2077』のDLCのニュースを紹介した際にも少し説明しました。で、今回流出したと思われる画像には名だたるタイトルがやたらと並んでいますが、個人的に一番気になったのが、今年大ヒットとなったフロム・ソフトウェアの『エルデンリング』のDLCと思われる『エルデンリング -BARBARIANS OF THE BADLANDS-』というタイトル。この情報が本当だとすると、かなり先になるような感じですね。ただ、この『-BARBARIANS OF THE BADLANDS-』というのがなんとなく『エルデンリング』っぽくないというか、ちょっとダサく感じてしまったのは私だけでしょうか。
なお、『ARMORED CORE』や『エルデンリング』といったフロム・ソフトウェアのタイトルがバンダイナムコのものとして発表されているのは、フロム・ソフトウェアのソフトの海外での販売を担当しているがバンダイナムコとなっているためです。
果たしてガセか、本当か
さて、このニュースが早くもネットで話題となっています。上記で伝えた『エルデンリング』以外にも、『ARMORED CORE』、『デジモンストーリー サイバースルゥース2』、『テイルズオブアセンション』、『鉄拳8』など人気作品の続編やナンバリングタイトルが目立ちます。ネットの反応を見る限り、ガセである可能性が高いようです。特に人気シリーズである『テイルズ』シリーズについては、2021年9月に『テイルズ オブ アライズ』が発売したばかりなので、さすがに次回作までの期間が短いのでは?という意見があり、『デジモンストーリー サイバースルゥース2』についても、『デジモン サヴァイブ』でさえ、延長に延長を重ねている状況で、『デジモンストーリー サイバースルゥース2』なんてありえないという意見もありました。さらに『ドラゴンボールゼノバース3』についても、画像にあるロゴの中にあるドラゴンボールが星2つの二星球(アルシンチュウ/リャンシンチュウ)になっているので、『3』ならば星3つの三星球(サンシンチュウ)ではないとおかしいという意見があり、全体的にガセである可能性が高いようにも思えます。ただランサムウェアの被害にあった(これも事実かそうかもあやしいですが)タイミングも合っているので、まったくガセだとも思えないのも事実。あなたにはどう映りましたか。
ガセだったりした場合、『エルデンリング』のDLCとか期待させるのをやめて欲しいですよね。
今回は以上です。
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