『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の物語のネタバレを紹介していきます。プレイする予定の人やネタバレがいやな人はブラウザバックを推奨します。
目次
タバンタの塔
リトの村はリンクが目覚めた「始まりの台地」から見ての北西にありました。北西へ向かうリンクは途中でシーカータワー「タバンタの塔」を見つけます。これまでのように塔に登り、シーカーストーンを読み込ませます。ここからさらに北に向かえばリトの村があるようです。塔の上から北の方角をみたリンクは遠くで上空を飛んでいる大きな物体を目にします。間違いなくアレが次の神獣、「ヴァ・メドー」でした。上空を飛ぶ「ヴァ・メドー」を目印に、リンクはその下にあると思われるリトの村へと向かいました。
リトの村へ
リトの村は村自体が大きな塔のような形をしていて、塔のかなり高い所まで住人が住んでいるようです。リト族は鳥のような姿をしていて、みんな空を飛ぶこともできます。リンクはリトの村に着くと、族長に会いにいきました。リト族の族長の名前は「カーン」といいました。カーンはリンクの腰につけているシーカーストーンを見ると、かつてリト族の英傑であった「リーバル」と同じ英傑の一人だと思いましたが、英傑はみんな100年前にみんな死んでしまっていると思っていたカーン。カーンはリンクのことを英傑の末裔だと思います。いずれにせよ、シーカーストーンを持っていれば神獣「ヴァ・メドー」に乗り込むことができると知っていたカーンはリンクにお願いをしてきました。
「ヴァ・メドー」を止めることができるのは選ばれた英傑のみ。そんな話を村の者にした所、気のはやったリト族の「テバ」と「ハーツ」という若者が、「ヴァ・メドー」を偵察に行ったそうです。その時、「ヴァ・メドー」からの攻撃を浴びて、二人のうちハーツが負傷してしまったそうです。「ヴァ・メドー」の攻撃を免れたもう一人のテバは怒りに任せて一人で「ヴァ・メドー」を討とうとしているといいます。カーンはそんなテバを探し神獣「ヴァ・メドー」を止めてほしいといいます。
英傑リーバル
族長の家を出たリンクにサキというリト族の女性が話かけてきました。サキはカーンの言っていたリト族の若者テバの妻らしく、リンクとカーンとの会話を聞いてしまったらしい。サキいわく、テバが向かったのはリノス峠にある飛行訓練場という場所で、リトの戦士たちが空中戦の訓練をする場所とのことでした。
本来ならばリーバル広場という所から、リト族は飛んで飛行訓練場に向かうのですが、現在は「ヴァ・メドー」に攻撃されてしまうため、テバは歩いて向かったといいます。そんな話をしながら、サキは村にあるリーバル広場を指差しました。リーバル広場はリトの英傑「リーバル」からその名を取った憩いの場所だといいます。
その時、リーバル広場を見つめていたリンクに記憶が蘇りました。リンクは100年前このリーバル広場に来ていたのです。
英傑の一人、「リーバル」はプライドの高いリト族の戦士でした。リト族の中でも最高の戦士で、空を自由に飛び回ることができ、自分こそ厄災ガノンと戦うのにふさわしい戦士だといいます。しかし、リーバルに与えられたのは退魔の剣に選ばれたリンクの援護。リーバルはいつもリンクに対して皮肉をいったり、絡んできていました。そんなリーバルも100年前にガノンに殺されてしまいました。リンクはリーバルとのやり取りを思い出しながらも、テバに会うため飛行訓練場へと向かいました。
飛行訓練場へたどり着くと、一人のリト族が弓の手入れをしていました。リンクが話かけると彼が族長の言っていた「テバ」だといいます。テバは「どうせ族長に連れ戻してほしいと頼まれたんだろ?」とリンクに言います。テバが村に戻る方法は一つだけ。神獣「ヴァ・メドー」を止めることができれば村に戻るといいます。リンクはそんなテバに協力すると伝えました。リンクの実力を確認したテバは一緒に「ヴァ・メドー」に向かうことにしました。
神獣ヴァ・メドー
テバの背中に乗って神獣「ヴァ・メドー」の近くまで飛んできたリンク。ヴァ・メドーのまわりには4機の砲台だ飛んでいて、その砲台がバリアをはっていて、ヴァ・メドー本体には近づけない状態でした。テバは自分が砲台に対して囮になり、リンクにはテバが準備したバクダンの矢で、パラセールを使いながら砲台を攻撃してほしいと言います。作戦を理解したリンクはテバの背中から飛び降りました。それと同時に砲台の攻撃をさそうテバ。リンクは作戦通りに、バクダン矢で砲台を攻撃します。バクダン矢を使ってはいるものの、砲台とはいえ神獣の一部。なかなか破壊できません。何度か攻撃を加えるとようやく一つの砲台を破壊することができました。しかし、砲台はまだ3機あります。テバにサポートしてもらいながら移動を繰り替えし、なんとか全部で4機の砲台を破壊することに成功します。するとヴァ・メドーを包んでいたバリアが消えていきます。その状況を見たテバは喜んでいましたが、砲台からの攻撃を受けて足に怪我を負ってしまいました。口惜しそうにリンクにすべてを任せ、テバは飛行訓練場へ戻ることにしました。テバに託されたリンクはパラセールでゆっくりとヴァ・メドーへと近づいていきました。
風のカースガノン
ヴァ・メドーの入り口についたリンクはシーカーストーンで端末にアクセスしました。
「君は必ずここにくると思ってたけど・・・・100年は待たせすぎたよね!」端末が起動した途端、相変わらず皮肉交じりでリーバルの声が聞こえました。リーバルはこれまでの英傑同様にその魂がヴァ・メドーに囚われていました。リンクはこれまでの神獣と同様で、制御端末がある所まで行かなければいけません。リーバルは声でリンクを制御端末へ導きます。これまでようにリンクの行く手を阻む障害がいくつもありましたが、リーバルの導きもありなんとか制御端末へたどり着きました。そして端末へアクセスしようとした瞬間、前回と黒いモヤが吹き出してきました。
「ああ、気をつけた方がいいよ。100年前に油断しちゃって、ガノンが作ったそいつにやられちゃったんだよね。まあ、本当は言いたくないけど・・・僕の敵討ち、頼んだよ!」魂になっても皮肉屋なリーバルでしたが、その言葉はリンクの強さを信用している言葉でした。現れたのは風のカースガノン。右手に大砲のような武器を装備して、空中に浮いた状態でリンクに向かって撃ってきます。の激しい攻撃を避けながら、なんとか弓で応戦していましたが、テレポートしながら移動する風のカースガノンをうまくとらえる事ができません。リンクは一度姿を消した風のカースガノンが現れた瞬間、カースガノンの目を弓で狙いました。するとリンクのいる地面へと落ちてきました。すかさず剣で連続攻撃を与えます。カースガノンは起き上がると遠隔操作を行う小型の砲台を射出し、あらゆる方向からリンクを攻撃してきました。それでもその身体能力を駆使して攻撃をさけ、カースガノンに攻撃を与えます。するとカースガノンはガーディアンたちと同じようなビームを撃ってきました。リンクが盾でそれを弾き返すと、そのビームはカースガノンへと当たりました。それがとどめとなり断末魔を上げながら風のカースガノンは消えていきました。
リーバルとの再会
リンクは制御が回復した神獣ヴァ・メドーの制御装置にシーカーストーンをかざしました。
「おや、倒しちゃったのかい?シャクだねえ」リーバルはそんな声とともに魂となったその姿を現しました。「でもまあ、おかげで僕の魂は開放されてこのメドーも取り戻すことができた。君にしちゃがんばったんじゃないか?」そしてリーバルは他の二人の英傑と同じようにリンクがハイラル城でガノンと戦う時、援護すると言います。
「そろそろいきなよ、まだやることが残ってるだろ?あの姫さん、君をずっと待ってるんだぜ・・・」そうゆうとリーバルはリンクを地上へとテレポートさせました。そしてヴァ・メドーとともに、他の神獣同様にハイラル城のガノンに向け、ビームを放ちました。リンクがガノンとの決戦の時に力になれるように。「そろそろ認めるしかないみたいだな・・・あいつは飛べもしないクセにこの神獣へやってきて・・・僕にはできなかった事をやりとげた・・・くやしいけど完敗だ。リンク、君こそ僕らの要だ。」リンクには聞こえませんでしたが、皮肉屋のリーバルであっても、魂を解放されたことを感謝していました。
リンクがテレポートされたのは、リトの村でした。さっそく族長カーンへ報告にいきました。静まったヴァ・メドーとテバが無事に帰ってきたことを喜ぶカーン。「さすがは英傑の末裔様、その実力は100年前リーバル様と共に戦ったハイリア人の英傑様に匹敵するのでは?」とまだリンクの事を英傑の末裔と思っていました。しかし「違うとすれば退魔の剣。ハイリアの英傑は迷いの森に眠る退魔の剣を持っていた」といいます。ゾーラの里でドレファンも同じようなことを言っていました。退魔の剣があるのは迷いの森。リンクはその事を記憶にとどめ、最後の神獣を解放しに、砂漠にある「ゲルドの街」に向かいます。
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