ネトフリアニメ『サイバーパンク』のゲームプレイしてない人への補足

サブカル

Netflixにて配信された新作アニメ『サイバーパンク エッジランナーズ』。個人的にはすごく面白かったのですが、ゲームをプレイしてない人にはイマイチ理解できない部分があるかと思い、今回はそんな人への補足になります。



世界観と用語

先日、Netflixにて配信された新作アニメ『サイバーパンク エッジランナーズ』の全10話の視聴を終え、その面白さについて紹介しましたが、私は原作となっているオープンワールドRPG『サイバーパンク2077』を3周プレイしています。なので世界観や用語、各種アイテム名などもすんなり理解できて、それがうまくアニメで活かされていたのでそれが非常に良かったのですが、ゲームをよくしらない人がトリガー制作というだけで興味を持ち、このアニメを視聴する人もいるかと思います。もちろん、各名称についてはアニメ見ているだけでなんとなく理解できますが、物語はポンポン進んでいきますので、どこかの描写で少し理解できなくなると、よくわからないまま物語が進んでいってしまい、面白さも半減してしまうと思います。何十時間もゲームでプレイして、各施設や組織を攻略しながら、いろいろなアイテムやキャラクターを自分で操作して強化しているので、ゲームプレイしているのと、していないのでは理解力に大きな違いもでてくるかと思います。今回はアニメ作品を見た私が、「ここわかんないだろうな」という部分をいくつかピックアップして紹介します。



ナイト・シティ


まずは世界観。アニメ『サイバーパンク エッジランナーズ』、ゲーム『サイバーパンク2077』ともに舞台となるのが巨大都「ナイト・シティ」。位置はアメリカ西海岸とのこと。この物語内の1990年代にリチャード・ナイトという実業家が、犯罪や貧困、汚職とは無縁な「夢の街」を構想し、開発したのですが、ナイトが暗殺者の手により斃れた後、彼を偲んで「ナイト・シティ」という名前になりました。この物語では政府機関ではなく巨大企業が世界を支配しているというような世界観で、その中で最も巨大で悪役として登場する企業名が日本に本社を置く「アラサカ社」。ナイトシティのいたるところに日本の文化が混じっているのもこの影響。そんなアラサカ社のライバル会社がアメリカに本社を置く「ミリテク社」。ゲームでもありましたがアニメではこの2つの企業の争いが特に大きく描かれています。その権力や影響力は現実でいう政府以上で、重役や関係者になにかあると、専用の特殊部隊が一瞬で殺到するため、『エッジランナーズ』の面々もそこにビビっていました。アニメには他にも「メイルストローム」「シックス・ストリート」「タイガークロウズ」といったギャング組織が登場しましたが、アニメではそんなに重要な登場の仕方してなかったので、これらについてはそんな名前のギャングがあるくらいの認識で大丈夫です。

 

インプラント


この物語に登場する人たちのほとんどは、生身の体に機械を埋め込んでいて、それが普通な世界となっています。体の一部を機械に置き換え、ジャンプ力を上げたり、パンチ力を上げたり、場合によっては武器まで体に仕込むサイバーウェアや、相手の体に埋め込まれた機械や周囲の電子機器をハッキングできるクイックハックといいうように、ナイトシティに住む住人はみんながみんな機械を体に埋め込んでいます。これを総じて「インプラント」、またはその部品を「クローム」などと呼ばれています。体に埋め込む製品にもメーカーや性能があり、いいメーカーの性能の高いインプラントをすることがこの物語のステータスだったりします。『エッジランナーズ』の主人公の「デイビット」は物語冒頭でとある高性能のインプラントを入手し、それを自分の体に入れたことで物語が大きく展開しています。


他にもこの世界のいわゆる「電話」は「ホロコール」と呼ばれ、受話器やスマホを持たなくても、体内だけで会話、通話が可能になっています。この描写はゲームもアニメも同じ。インプラントの普及率はかなりたかいようで、体感ですが現代でいうスマホぐらいの普及率ぐらいでしょうか。ゲーム中でも一部お坊さんなどは、インプラント一切していなかったりもします。
あとインプラントしている人は首筋にソケットのようなものがついていて、チップと呼ばれる現代でいうSDカードのようなものを挿入し、そこに保存されているデータや映像を脳内で見ることができます。

サイバーサイコ


サイバーウェアの誤作動によって、極めて強い凶暴性を発揮してしまう病、「サイバーサイコシス」の発症者のこと。ナイト・シティではたびたび出現し、サイバーウェアの力を暴走させて周囲に甚大な被害をもたらします。アニメでもこの「サイバーサイコ」がテーマとなっていて、インプラントしすぎると発症する可能性が高くなっているようです。アニメでは物語の大きな展開時に現れたり、主要人物がなってしまったりしていましたが、ゲームではサイドクエストとしてこの「サイバーサイコ」を倒していくというものが複数存在し、どれも結構強敵だったりします。中には「デイビット」が使うサンデビスタンのような瞬間移動に近い動きをしてくる敵も登場します。

マックス・タック


ゲーム以上にアニメで目立ってたのがこの「マックス・タック」。ナイト・シティの警察内部に存在する特殊部隊で、一般の警官では太刀打ちできないサイバーサイコたちの犯罪に対応することを専門としています。装備がかなり強力で、ゲーム内では「マックス・タック」に目をつけられると、逃げられないとされていました。ゲーム中はあまり登場する機会は少なかったのですが、アニメではテーマがサイバーサイコだったので、度々登場していました。

 

トラウマ・チーム


医療部隊の派遣サービスを手掛ける企業名。政府の救急隊ではなく契約者のみを助けにくる医療部隊で、武装もしています。契約者が負傷すると数分以内にフライングシップで駆けつけ、救命処置をしますが、顧客のほとんどは富裕層で、提供する治療の質も細かくグレード分けされています。アニメでは冒頭でデイビットとその母親が見捨てられたのも契約者じゃなかったため。この辺りの設定をうまく取り込んでましたね。ゲームでは序盤のクエストでとある女性を救出しにいくのですが、救出したその女性がトラウマ・チームのプラチナという最上級の契約者。ってことが救出したあとに判明し、すぐに飛んできました。

BD


アニメ冒頭でデイビットが見ていたり、リパードクがデイビットに売らせていたのがこの「BD」。「ブレインダンス」の略で記録者の記憶や感情を追体験することができるテクノロジーです。人材育成、エンターテイメント、性産業など広い分野で普及しています。ゲームでも要所要所でこのBDを使用したミッションがあるのですが、アニメでは思っていたより多く登場しました。わかりやすくいうと、感覚も味わえるVRみたいなものです。

フィクサー


今回『サイバーパンク エッジランナーズ』で、フィクサーとして登場したのが悪役の「ファラデー」。なのでアニメ見た人はフィクサーって悪いやつだという印象を持ってしまうかもしれませんが、基本的には仕事を仲介してくる人。ゲームにもアニメにも登場する「ワカコ」もフィクサーで、ゲームの方ではキャラクターによりますが基本的にはフレンドリーでどちらかと味方側です。ゲーム内では「ファラデー」のような高圧的なフィクサーはほとんど登場しません。唯一「ファラデー」っぽいフィクサーといえば、ゲーム序盤に登場した「デクスター・デショーン」くらいでしょうか。

ゲームではアニメ対応パッチ配信済み


アニメ見ただけではわかならないんじゃないか?という個人的な用語については大体以上かなと思います。一方、ゲームの方でも今作『サイバーパンク エッジランナーズ』と連動したアップデートが先日されました。『エッジランナーズ』に関するクエストが追加されたり、装備が追加されたりしています。舞台はアニメとまったく同じ「ナイト・シティ」なので、アニメ内の世界を自らのキャラクターで歩いたり、走ったりできます。『エッジランナーズ』に関するクエストをクリアすることで、デイビットが着ていた黄色いコートもゲットできるので、アニメを見て気になった人はプレイしてみてはいかがでしょうか。

アニメをみて用語的に理解できなかった人は今回紹介した情報をもとにもう一度視聴してみてはいかがでしょうか。

今回は以上です。

 

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