P5Rのリマスター発売した今こそ続編の『ペルソナ5スクランブル』

サブカル

『ペルソナ5 ザ ロイヤル』が他機種でリマスターが発売された今、続編となる『ペルソナ5 スクランブル』を改めて紹介します。



目次

『ペルソナ5 ザ ロイヤル』が発売したからこそ

『ペルソナ5 スクランブル ザ ファントム ストライカーズ(以下P5S)』は2020年2月にPS4、Nintendo Switchで発売されたアクションRPG。過去に本ブログでも紹介し、ストーリーのネタバレも公開しています。
意外と単なるスピンオフと思ってしまっている人が結構いますが、実は純粋な続編だったりします。「ペルソナ5」の物語の数ヶ月後の夏休みの物語になっていて、ジョーカーが休みを利用してルブランに戻り、怪盗団の仲間たちと再会する所から物語は始まります。今回は「パレス」ではなく新たに発生した異世界「ジェイル」を巡る物語。ようやくSwitchで発売した『ペルソナ5 ザ ロイヤル』ですが、続編の『P5S』の方が先にSwitchでは発売されていたりします。なので今回のリマスターをプレイした人で、その後の物語を知りたいという人はすぐにでもプレイする事ができます。今回は『ペルソナ5 ザ ロイヤル』が発売された今だからこそ、改めて続編の『P5S』を紹介したいと思います。



ペルソナ5 スクランブル

前述で伝えた通り『P5S』は『ペルソナ5』の後日談となっている作品。ジャンルは通常のRPGから、アクションRPGに変わっています。開発にコーエーが参加していたり、その戦闘画面から無双シリーズと思われている事も多いですが、無双シリーズに似た所はあるものの、ペルソナを駆使したアクションRPGとなっています。アクションでペルソナとなるとやりにくいんじゃないかと思われるかもしれませんが、そこはストレスなくアクションを楽しむために、簡単操作で扱え、ゲームをスタートしてすぐに操作には慣れると思います。アクション苦手な人でも、RPGという事でレベルを上げれば、対処できますし難易度も変更できます。ワイルドのジョーカーがペルソナチェンジの際は画面も、ストップしてくれるので、慌てることもありません。もちろんペルソナ合体もあるし、好きなスキルをつけて有利に戦ったり、仲間たちもオートで戦ってくれるので、なんだかんだサクサクプレイできるかと思います。そしてジョーカーだけではなく、他のメンバーの操作も簡単に切り替えることが可能なので、お気に入りのキャラがいる人でも満足できるんじゃないでしょうか。何よりオススメなのがそのストーリー。前作が好きだった人は新キャラも合わせ、今作の物語にも面白いと感じるかと思います。体験版もあるので気になった人はぜひ試してみてください。

 

気になるストーリー

『ペルソナ5』の事件より半年後。地元で生活していたジョーカーとモルガナは、かつてのアジト、四軒輊茶屋の喫茶店ルブランに向かっていました。夏休みは怪盗団のみんなと休暇を過ごそうとしていた二人。ルブランに着くと、みんなから温かい歓迎を受け、再会の喜びをみんなで分かち合いました。坂本竜司、高巻杏、喜多川祐介はジョーカーと同じ高校3年に、新島真と奥村春は大学に、そして佐倉双葉も立派に学校へ通っていました。一同は怪盗団再会の最初のイベントをキャンプをすることに決めました。渋谷にキャンプの専門店があるという事で、次の日にジョーカーとモルガナと竜司で買い出しに出かけることになりました。
次の日、竜司と待ち合わせをしていた所の近くでファッションモデルでアーティストである「柊アリス」というタレントのイベントが行われていました。超人気アーティストらしく、イベントにはたくさんの人が集まっていて、先着100名にアリスから招待カードがもらえるとの事。偶然そのカードを手に入れたジョーカー。カードには柊アリスとスマホのアプリ「EMMA」で友達登録できるパスワードが書いてあるとの事で、竜司に急かされその場で、パスワードを入力しました。すると次の瞬間、3人は怪盗服姿で認知世界である“イセカイ”に立っていました。イセカイナビも消え、半年前の戦いでパレスはなくなったはず。本来起こるはずのない状況に戸惑う3人。この異世界はなんなのか?なぜ認知世界が存在しているのか?この出来事をきっかけに再び異世界に行くことになった怪盗団一同は、後々新たなメンバーを加えながら、新たな陰謀に立ち向かうため、日本全国をキャンピングカーで旅する物語となります。

 

ひとつだけ注意

この作品は『ペルソナ5』の続編で、最近リマスターが発売された『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』とは繋がっていません。正確にはルート次第ではちゃんと繋がるのですが、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』で追加されたストーリーの部分や、キャラクターに関しては『P5S』ではなかったことになっています。わかりやすく言うと「芳澤かすみ」「丸喜拓人」3学期の内容は反映されていません。なぜそうなったかというと、『P5S』と『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』は同時に制作がされていたとのことで、『P5S』はあくまでも先に発売された無印の『ペルソナ5』の続編として制作されたためです。『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』とは繋がっていませんが、アニメの内容は『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』が発売する前の『ペルソナ5』のままなので、アニメ版とは繋がっていたりします。いろいろややこしいですが、そのあたりを理解しないとプレイした時違和感があるかもしれません。念のため。

発売してからだいぶたっていますが、それでも十分面白い作品だと思いますので、『ペルソナ5』が好きな人、リマスターで好きになった人は是非プレイしてみてください。

今回は以上です。

 

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