9月から開始された『仮面ライダーギーツ』の1話から9話までが、現在期間限定でYouTubeにて公開中です。
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1話から9話まで
当ブログでも何度か紹介してきた『仮面ライダーギーツ』。少し前に『GANTZ』の作者のツイッターであまりよくない観点から注目を浴びてしまった本作ですが、第2話で一気に7人の仮面ライダーが登場したり、主要人物かと思われていた人間が脱落したり、プラスアルファでたくさんの謎もあったりして、例年のライダー作品にはない面白さがあります。10月30日までの時点で第9話まで放送され、続きが気になった第10話が放送すると思っていた11月6日は駅伝でまさかのお休み。がっかりしていたところで、今回期間限定で公式から1話から9話までをYouTubeにて公開しました。第9話の時点で、「デザイアグランプリ」という一つのゲームが終わって、ちょうど一区切りにはなっているので、最初を見逃したからその後も見ていないという人は、これを機会に一気に9話まで視聴して、11月13日に放送予定の第10話に備えるのが超オススメです。
『仮面ライダーギーツ』あらすじ
ある平和な日。就活中の大学生の「桜井景和」を含む多くの人が、突然街に現れた謎の怪人「ジャマト」に襲われてしまいます。同じようにジャマト襲撃に巻き込まれたセレブのお嬢様「鞍馬祢音」と出会った景和は二人で協力してジャマトから逃げることになります。そんな2人を危機一髪の所で助けてくれたのが、2人の仮面ライダーでした。彼らはジャマトと戦う力を持っていたので、景和と祢音は彼らと行動を共にすることにします。しかし、それもつかの間、突如襲来した巨大なジャマトの攻撃によって片方の仮面ライダー「仮面ライダーシロー」は景和たちの目の前で消滅してしまいます。そんな窮地の二人の元に「浮世英寿」という男が現れます。英寿は「仮面ライダーギーツ」に変身してた巨大なジャマトを倒すことに成功。事態を未だ飲み込めていない景和に英寿は今起きたことが「世界を作り変えるゲーム」と説明します。
そして破壊された街が再生していく中で、景和たちはジャマトに関する記憶が消えていってしまいます。そして何もなかったように元の生活を送っていた景和や祢音の前に謎の女性「ツムリ」が現れます。ツムリは会った人たちすべてに「今日からあなたは仮面ライダーです」と告げ、「デザイアドライバー」というベルトと参加者それぞれ専用の「IDコア」を渡します。デザイアドライバーに触れた途端、景和はジャマトに襲われた一連の記憶を取り戻します。そしてそれはまた新たに開催される「デザイアグランプリ」へと参戦するという意味でもありました。
物語のテーマ「デザイアグランプリ」
DESIRE GRAND PRIX!を略してDGPと表記されるのが「デザイアグランプリ」。第1話では本編の一つ前のデザイアグランプリの最終ミッションが描かれそこから物語がスタートします。デザイアドライバー(変身ベルト)とIDコアを与えられた参加者たちは「仮面ライダー」となり「ジャマト」という怪人から街の平和を守るのがメインのルール。このデザイアグランプリを最後まで勝ち残り、もっとも点数を稼いだ者が「デザ神(いまだにこのネーミングだけは馴染めない)」となり、願いを叶えてもらえるというものになっています。
普段は日常を過ごす参加者たちですが、ジャマトが出現すると召集され、その都度「ツムリ」によってルールやミッションが設定され、強敵を倒したり、人助けをするとポイントが加算されといった感じのゲームとなっています。第2話で設定されたミッションは「宝さがし」。参加者全員武器のない状態からスタートして、この「宝さがし」によってなんとか武器となる「レイズバックル」をゲットしてジャマトと戦うことになります。第3話から第4話では自分もゾンビに感染してしまうかもしれない「ゾンビ狩り」、第5話から第6話では参加者がコンビを組んで勝利しなければならない「神経衰弱」。そしてラストバトルとなった第7話から第9話まではラスボスを消すために行われた「缶けり」と一つの「デザイアグランプリ」内で複数のミッションがありました。
今作はこれまでの多人数ライダー作品と違い、ルール上参加者同士の戦いはNGとなっていて、もし、参加者へ攻撃した場合は、ゲームのポイントが減点されます。同じような生き残りゲームを題材とした『仮面ライダー龍騎』がバトルロワイヤルであったのに対し、本作品は『イカゲーム』のような感じのゴールを目指しながら参加者が次第に脱落していく「生き残りをかけたゲーム」という部分が大きく異なっています。
そんなデザイアグランプリが、どんな目的で行われているのかは今現時点ではわかりません。主人公の仮面ライダーギーツこと「浮世英寿」は第1話で優勝し、「俺が世界スターになっている世界」という願いを叶えています。もちろん、英寿には何か目的があるようですが、そのあたりは現時点ではまだわかりません。
第10話からが本番
おそらく第9話までは、この作品の「仮面ライダー」というものや、登場人物、デザイアグランプリというゲームの流れ、それを多くの伏線を散りばめるのが目的で、物語が大きく動きだすのは恐らくこの第10話から。予告を見る限りだと前回で脱落したライダーもまた参戦している模様。また「神経衰弱」のときにちょっとだけ登場した謎のライダー「仮面ライダーパンクジャック」まで登場するようで、今回は中の人間も登場するようです。そうなるとデザイアグランプリの運営側の謎も少し解かれていくのではないでしょうか。
それと第9話までの流れで、主人公である「仮面ライダーギーツ」がピンチになる事がほぼなかったので、この最強感がどの時点で崩れ出すののかも非常に気になります。
この秋から日曜日はこの『仮面ライダーギーツ』と『機動戦士ガンダム 水星の魔女』が放送しているので、ここ最近は久々に日曜日を待ち遠しく感じています。
今回は以上です。
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