恐怖のスズメバチへ身近なものでできる7つの対策を紹介!

時事問題

季節的に気温が高くなってくると現れるのが恐怖のスズメバチ。庭やベランダ、子供を連れて公園にいったりと、外にいると突然現れ、怖い思いをした事がある人も少なくないんじゃないでしょうか。 スズメバチはハチの中でも凶暴で、さらに刺されると最悪の場合、死に至る場合もあります。私は子供の頃にカブトムシを捕まえにいった時、スズメバチがカブトムシと一緒に樹液を吸っていて、キモを冷やした思い出があります。現在ではいろいろなハチの撃退グッズなども販売されていますが、今回は身近なものを使って、未然にスズメバチを遠ざける方法をご紹介します。

目次

1. 粉コーヒー

粉コーヒーを、ライターなどで少し燻したものを置くという方法。煙をハチが嫌がるようです。ベランダやスズメバチが飛んできそうな場所に置いておくと良いそうです。ドリップした後の粉コーヒーでも良いという情報もありましたが、これに関しては詳細がなかったため、ドリップ前の方がいいでしょう。

2. 銅貨の匂い

これが一番手軽に感じました。スズメバチは銅や真鍮の匂いが嫌いとのことです。なので10円玉などの銅貨を手にこすりつけたり、まとめた物をテーブルの上などに置いておくと寄ってこないそうです。突然の時は、10円玉が手元にある可能性は高いと思いますので、覚えておくといざという時に役に立つ知識かもしれません。

3. 黒くない服・持ち物

これは以前から言われている事ですね。ズズメバチに限らず、ハチは黒いものを襲撃してくる習性があります。黒色やその系統色の服を着るのはなるべく避けて、色の明るい薄いものを選ぶようにしましょう。白いタオルなども持っていくといいかもしれません。バッグなどの持ち物も黒色は避けた方が良いそうです。なぜ黒いものを襲撃するのかは、一節ではクマと戦うためとかなんとか。真相は不明ですが、黒いものが狙われるのは本当です。

4. フレッシュバジル

ハチはバジルの匂いを嫌うといわれているそうです。もし鉢に植わったものなどがあったら、テーブルの上などに乗せておくと良いでしょう。ちなみになんとトマトにも同じ効果があるそうです。

 

5. にんにく

スズメバチはにんにくの芳香油も苦手との事。吸血鬼予防バリににんにくを割って置いておくといいですね。

 

6. 茶色の紙袋

意外というか非常に面白い方法です。大きめの茶色の紙袋を置いておくと、なんとスズメバチは他のハチの巣があると錯覚して、戦いを避ける為に近寄らないそうです。確かに茶色い紙袋の表面とか見てるとハチの巣に似ている気もします。黒い物を襲うというのもそうですが、色で識別する傾向があるようですね。

 

スズメバチに襲われる原因

人間がハチ刺される事故の多くは、気づかないうちに、巣に近づいてしまい襲われるというケースとのこと。スズメバチは巣に近づいてきたものを襲うようです。特にオオスズメバチは土の中に巣を作ることが多く、ハイキングなどで気付かない間にスズメバチの攻撃範囲に入ってしまい、事故に遭うケースが見られます。ハチの接近に驚いて騒いだり、はたき落そうとするなどの大きな行動をとると余計にハチが興奮して危険です。スズメバチは巣に近づく相手に対して周りをしつこく飛び回ったりして「威嚇行動」をとります。ハチが周りを飛ぶようなことがあれば、早めにそこから静かに立ち去る方が無難です。距離や状況によっては、こうした威嚇をすることなく攻撃してくることもあるほか、ハチが周囲を飛び回る段階で、静かにゆっくりしゃがむか姿勢を低くして、静かにその場を離れることが重要。弁当やスポーツドリンクなどのニオイに反応して、エサ取り目的で寄ってくることもあります。

アナフィラキシーショックとは?

ハチに刺されると、体質によっては全身性のアレルギー症状が出る場合があります。これは誰もが必ず発症するものではありませんが、こうした全身性の症状として刺されたところ以外に腫れや蕁麻疹などの各種症状が現れ、時に呼吸が困難になったり、意識が薄くなったりする重篤な症状を引き起こす場合があります。これがよく聞く、アナフィラキシーショックです。刺されてから1時間以内に発症するケースが多いため、その間は一人にならないようにし、様子をみて心配な場合は救急車を呼ぶ必要があります。また、よくハチ刺された時は、2度目が危ないといいますが、アナフィラキシーショックはアレルギー症状なので、体質によって出る出ないはまちまちです。人によっては1回目で出るケースもあれば、何度も刺されるうちに少しずつダメになるケースもあります。一度に刺された数によって注入された毒量も変わるため、一般的には1か所刺されるだけよりも、複数ヶ所刺される方が危険性も高まります。

アナフィラキシーショック対策

アナフィラキシーショックが発症した場合に対応する薬として、「エピペン」などの事故注射薬があります。これは自ら太ももの外側に注射するもので、医師の処方によって得られる薬です。ハチ毒に対してアレルギーや、職業など、一人一人の状況に応じて総合的に判断されて処方されるため、欲しいからといって必ず手に入るものではありませんが、過去に刺されたことがあり、心配な方は医師に相談してみてください。ズメバチの毒は水溶性タンパク質のため、流水での絞り洗いを行うことで、希釈や冷却による症状の緩和を期待することができるとされています。

いかがでしたでしょうか。刺されるとただ痛いだけではなく、命の危険もあるので、知っていると知っていないでは大違い。手軽なものが多いので、ぜひ実践し快適な初夏をお過ごしください。

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