クイズ?頭の体操?ラテラルシンキングの問題を紹介!Part2

時事問題

前回、ラテラルシンキングの問題を9問紹介しました。

正解できる?ラテラルシンキングを試す問題を紹介!
水平思考(ラテラルシンキング)とは、問題解決のために既成の理論や概念にとらわれず、アイデアを生み出す方法のことを言い、マルタという国の医師で心理学者のエドワード・デボノという人が1967年頃に提唱した概念とのことです。今回は他のラテラルシンキングの問題とその解答を紹介します。

水平思考(ラテラルシンキング)とは、問題解決のために既成の理論や概念にとらわれず、アイデアを生み出す方法のことを言います。詳細は前回の記事を参照してもらうとして、今回は前回の10問の他に9問の問題を紹介します。前回は問題9までだったので、続けて問題10からスタート。

目次

問題10 ウミガメのスープ

男はレストランで「ウミガメのスープ」を注文した。

スープを飲んだ男は、それが本物のウミガメのスープであることを確認し、勘定をすませて帰宅したあと、自殺した。

一体、なぜだろうか。

 

問題10 解答

男はかつて、複数人の仲間と共に海で遭難し、無人島に漂着したことがあった。

そこで1名が飢えで命を落とし、他の仲間たちは、その屍を食べることでなんとか空腹を耐え忍んだ。

男だけは「仲間を食べるなんて」と頑なに拒んだが、このままでは命を落としてしまうと見かねた仲間が、「これはウミガメのスープだ」と嘘をつき、男に屍の一部を食べさせたのだ。

救助され、もとの生活を取り戻した男だったが、レストランで食べた「ウミガメのスープ」が遭難した時食べた味と違うと気づき、仲間がしたことの真相に気づいて絶望のあまり命を絶った。

この問題を正解する人は、無人島に漂着した所まで、想像できるのでしょうか。たまにこうゆう謎設定があとで追加されるパターンがありますね。そして結構ブラックですね。

 

問題11 カズオとレイコ

カズオとレイコが、あるマンションの1室で死亡しているのが発見された。

その体のそばには、割れた金魚鉢。両者の体に外傷はなく、毒をあおった形跡もない。

死亡時、部屋には誰も居なかった。カズオとレイコはどうやって死んだのだろうか?

 

問題11 解答

カズオとレイコは金魚。金魚鉢が落ちて割れ、地上で息ができなくて死んだのだ。

正解することはできませんでしたが、この問題は結構ヤラレた感がありました。

 

問題12 石田さんの理想のラーメン

石田さんの大好物は、何と言ってもラーメンだ。自分の理想のラーメンを追い求め、毎日のようにいろいろなラーメン屋に足を運んでいる。

ある日、その中でも特に美味しいと思うラーメンを出す店へ向かった石田さんは、売り切れの札を見て喜んでいる。なぜか。

 

問題12 解答

石田さんはラーメン屋の店主。その日は自分の店へ行き、繁盛していることにニヤリとしていたのだ。

もはや言い方の違いですね。ラテラルシンキングの問題は正解させないようにしている問題を結構見かける気がします。

 

問題13 ぬるいビール

炎天下の路上で売り子は瓶ビールを冷やして売っていた。

しかしその日、なぜか売れていくのはぬるいビールばかり。

一体どんな状況なのだろうか。

 

問題13 解答

あまりにも暑くビールがどんどん売れていき、補充しても十分に冷える前に売れてしまうのだ。

これ、本当にあったら、この人はなぜ?なんて思いませんよね。なんか文句ばっか言ってるので、気をつけます。

 

問題14  子供に大人気のYouTuber

そのYouTuberはおもちゃのレビューをすることで知られ、小学生の子供たちから壮絶な人気を誇っている。少なくとも、本人はそう思っていた。

しかしある日そのYouTuberがアクセス解析を行ってみたところ、我が目を疑った…視聴者のほとんどが30代以上なのだ!

馬鹿な…本当は子供たちからの人気は、全然なかったのか?

 

問題14 解答

子供たちの多くが自分のスマホやアカウントを持っていなかったため、親のアカウントで見ていた

 

この問題はは正解に近い所までいきました。おしかった。こうゆうのがいいですね。

 

問題15 楽しいお買い物

男は買い物をするために、とある商品の値段をチェックしていた。

自宅から近いA店では10,000円

自宅から遠いB店では11,250円で売られていた。

男はB店から購入した。一体なぜ?

 

問題15 解答

B店はオンラインで注文を受け付けていて、送料無料だった。出かける手間を考えたら、わずかな金額の差くらいはどうでもよかったのだ。(コロナ禍でそんな経験、ありませんでした?)

今回、唯一正解したのがこの問題。うれしかったです。

 

問題16 街の薬屋さん

お店を繁盛させたいと思った薬屋さんは、客寄せとしてお猿さんをデパートから買ってきた。

子供たちはお猿さんに興味津々だったが、肝心の大人たちは素通り。

しかし、近隣の小学校にある声がけを行い始めた途端、一気に薬屋は繁盛し始めた。一体、なんと言ったのだろうか。

 

問題16 解答

「サルを見に来るのは一向に構わないが、危ないから絶対に親御さんと一緒に来てね」と注意して回った。すると子供たちに連れられてやってきた親たちが、薬を買っていってくれた。

普通、薬屋さんにサルなんか飼うか?とか思っていたのですが、なんとこの話、実話だそうです。こうして売り上げを伸ばし、巨大企業に成長させたその人物の名前は、マツモトキヨシ

 

 

問題17  妻の不倫

男は湯船に浸かった瞬間、妻の浮気に勘づいた。

特に髪の毛が浮いていたとか、そういうこともないのに、一体どうしてそう思ったのだろうか。

 

問題17 解答

いつも湯船に浸かるとお湯が溢れるのに、その日はお湯が溢れなかった。だから夫は、自分より先に、より体の大きな何者かが湯船に浸かったと疑ったのだ。

そんなんで、浮気を疑うのでしょうか。この人はかなりノイローゼですね。

 

 

問題18 地下室の扉

その少女は両親から、「地下室の扉は、決して開けてはいけないよ」といつも口を酸っぱくして言い聞かせられていた。

「開けたら、お前の人生は全て変わってしまうんだからね」と…しかし好奇心に勝つことは出来ない。少女はある日、両親の留守中に、地下室の扉を開けてしまうのだ。

果たして、女の子がそこで目撃したものはなんだったのだろうか?

 

問題18 解答

少女が地下室の扉を開くと、そこに広がっていたのは外の世界だった。

そう、少女は両親によって、地下室に監禁されていたのだ。

でましたブラック解答。でも、よく最悪の事態を想定して、物事に取り組む人がいますが、そういった人はこのような発想になるのかもしれませんね。

 

今回は以上9問です。

今回も私は問題15の1問のみ正解でした。その解答にあまりなっとくできないかもしれませんが、表面の情報に惑わされずに本質を見抜いたり、一見すると不可解な状況の背後に何が起こったのかを鋭く見抜けるタイプの人は、人生において成功しやすいのではないでしょうか。もちろん、水平思考にのみ偏ってもよくないので、うまく考え方を変えながら、いろんな場面で良いアイデアを出せる人間になりたいですね。

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