海外でも転売ヤー急増!ポケモンのOREOが1万ドル(約110万)

時事問題

CNNのニュースサイトにて、アメリカで限定販売された人気キャラクター『ポケモン』とコラボした超有名クッキー、ナビスコの『OREO(オレオ)』が異常な人気で、インターネットオークション大手の「eBay(イーベイ)」に出品されて何千ドルもの高値で取引されていると話題になっています。




『ポケモン』とコラボした限定の『OREO』は9月に発売され、表面のクッキーの面に、全部で16種類のポケモンのキャラクターが型どられているとのこと。その中でも人気ポケモンの「ミュウ」が激レアらしく、「ミュウ」が型どられた『OREO』が、数千ドルで転売され、1万ドル(約110万円)の値段を付けた売り手もいるとのこと。

出品されている説明欄には「未使用状態」とアピールするものから、トングを使用して掴んだというものや、「ジップロックに入れてきれいな状態で保存した」と説明するものなど様々。アメリカのSNSではこの“ポケモンオレオ”の話題で持ち切りになっていて、アメリカで有名なユーチューバーのジェイソン・マズレックさんは、8店を探し回ってようやくこのクッキーを見つけたと報告。インスタグラムでは「#pokemonoreos」のタグに2000近い書き込みがあり、自分が見つけたミュウのクッキーを披露するユーザーも多かったそうです。なお、この『ポケモン』とコラボした『OREO』は1個あたり4ドル未満で販売されているとの事ですが、eBay上では20ドル(約2200円)以上で転売されているものがほとんどで、高額なものとなると1200ドル(約13万円)で販売されているものもあるとの事。物が物だけに、保存が難しそうですが、日本でもそうですが、アメリカでもなかなかクレイジーな転売が行われているようです。

https://twitter.com/Oreo/status/1437413490336096256?ref_src=twsrc%5Etfw%7Ctwcamp%5Etweetembed%7Ctwterm%5E1437413490336096256%7Ctwgr%5E%7Ctwcon%5Es1_c10&ref_url=https%3A%2F%2Fgigazine.net%2Fnews%2F20210928-pokemon-oreos-ebay%2F

 

目次

ポケモンカードも大人気に

アメリカでは以前から、ポケモンカードの人気も高まっているそうです。カードの収集は幼少期にポケモンカードを遊んだ大人に人気となっているらしく、日本だけでなくアメリカでもポケモンカードの人気はかつてないほど高まっているとのこと。アメリカでは新型コロナウイルスが流行する中で『ポケモンカード』の価値も急騰し、ポケモンのキャラクターの一つである「リザードン」の珍しいカードには40万ドル(約4千万円)の値が付いたほど。他にもポケモンカードの中には、1枚数千万円で取引されるものもあり、コレクター向けの収集品としても高い人気を誇っているそうです。5月には販売する店舗で、カードをめぐる争いが暴行事件に発展した事もあったようで、販売店舗がスポーツカードとポケモンカードの店内販売を一時的に中止したといういかにもアメリカらしい事件も起こっています。元々、アメリカではトレーディングカードの文化が日本なんかより浸透していましたが、その中の一つに『ポケモン』も入ったという事になります。

 

ポケモンカードは日本でも人気

アメリカで大人気のポケモンカードですが、もちろん日本でも大人気。日本でもカードの種類によっては、高価なものが多くなり、そのせいかなかなか手に入らない状態になっているそうです。少し前までは、並べば購入できたのですが、現在はほとんどの店舗で抽選販売になっていて、予約販売を受け付けている店舗では、店舗スタッフが身内のみに入荷情報を教え、予約ですべて終了といった事態にも出なっているとの事。そこで登場するのは、昨今いろいろな所で問題となっている転売ヤーたち。簡単に儲かるということもあり、現在、ポケモンカードは新製品発売日に頑張れば軽く数十万は稼げるとも言われています。ポケモンカードはコンビニとかでも売っているので、入荷日には搬入トラックを追いかけてポケモンカードを買い占めている転売ヤーも存在するそうです。5月にはコンビニで買い占めした転売ヤーが交通事故を起こすと言った問題も発生しています。こうなるとアメリカとそれほど変わらない状況と言えますね。

 

転売対策をする店も

以前、ガンプラの転売対策についていくつか記事を書きましたが、ポケモンカードに対しても、販売する量販店が「転売ヤー対策」をして少し前に話題になっていました。

BOXで購入すると、「SR(スーパーレア)」以上のカードが手に入ることが、以前は確定していたそうです(2021年7月以降は確定ではなくなった)。そのため何箱もまとめ買いして、SR以上のカードを抜き取り、残った未開封のパックを30パック集めて「1BOX」として転売するといったかなり悪質な行為が横行していました。しかし、この対策のようにシュリンクが破られているBOXはレアなカードが入っていない可能性が高く、定価以上の価格では転売しにくくなるのです。ガンプラの時と同様に、この対策にはポケモンカードファンたちから、賞賛の声があがったとのこと。店舗も本当に大変ですね。

『ポケモン』クラスの人気になると転売ヤーもワールドワイドですね。日本のように悪質な転売といったイメージはありませんが、それでもほしい人には辛い状況です。しかし、カードならまだしも、『OREO』さえも転売され、買い手がいるという事に、非常に驚いております。このポケモンとコラボした『OREO』は果たして日本でも発売するのでしょうか?そしてそうなったら、アメリカと同じ状態になるのでしょうか?今後注目ですね。

今回は以上です。

 

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