バンダイもSDGs!新素材ライメックスのプラモデルとはどんな物?

時事問題

サスティナブルだ、サスティナブルだと騒がれている世の中、あのガンプラで有名なバンダイもSDGs(エスディージーズ)を意識したプラモデルを発売しました。その商品の名前は『恐竜骨格プラモデル』。今回はこのプラモデルを通してSDGsついて触れて見たいと思います。




目次

まずSDGsとは?

ここ数年、「SDGs(エスディージーズ)」という言葉をよく耳にします。そんな事知ってて当たり前でしょ!という人もいるかと思いますが、中にはこの言葉を耳にはするものの、一体なんのことだかわからない人もいるのではないでしょうか。SDGs=Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)とは、国連で定められた“2030年までに達成すべき17の目標”のことです。正確にはいろいろ違うんですが、ニュアンスだけ知りたいって人に雑に説明してしまうと、少し前に問題となったストローなどで有名なった“脱プラスティック”的なもの。コンビニの袋が有料になったきっかけです。地球環境やこれから未来を生きていく子供達のために、いい地球やいい環境を残していけるように、目標を定めたわけです。そして全世界で決めたこの働きに、いろんな国や企業がいろいろ挑戦しているということです。本当はもっといろいろ細かいのですが、検索すればいくらでもでてくるので、ここではそのことは細かくは説明しません。
で、ガンプラを扱っているバンダイのホビー事業部も、プラスティックを多く扱っているので、こういった働きに対しても、できるだけエコな環境を作れるようにこれまでもいろいろ挑戦していました。リサイクル可能な新素材「KPS」を使用したガンダムのプラモデル「エコプラ」なども、ガンダムベースで販売するなど様々な試みをしてきたようです。そして今回、SDGsに深く関わる新素材を使ってプラモデルを発売しました。

 

新素材ライメックス

その商品が『恐竜骨格プラモデル』というもの。現在は『ティラノサウルス』『トリケラトプス』の2種が発表されています。一見ただの恐竜の骨のプラモデルに見えますが、この2アイテムの素材は新素材である「ライメックス」を使用しています。プラモデルの多くはポリスチレン(PS)樹脂という素材で作られているのですが、このプラモデルは、石灰石を原料とする日本発の新素材を使用しています。プラスチックの代替品にもなるもので、CO2排出量も削減できる環境配慮型の素材として、現在世界中から注目されている素材です。さらに前述で雑な説明をしたSDGsの17の目標のうち、8項目に該当するという優秀な素材で、国からも援助金がでてるとかなんとか。しかもその用途はプラスティックだけに止まらず、印刷などで使用する紙の代替品としても注目されています。実際、牛丼チェーンの『吉野家』のメニューはこの「ライメックス」の紙で印刷されていました(後表紙に表記がありました)。じわじわと広がりつつあるこの新素材が、ついに今回プラモデルの世界にきたわけです。

 

『恐竜骨格プラモデル』の触感

それでは、この注目アイテム『恐竜骨格プラモデル』を少し紹介します。この新素材「ライメックス」が石灰石から作られているせいか、普通のプラスティックとまた違った触感があります。石灰石ということで、若干石っぽい触感なのですが、従来のプラモデルの素材よりやや重みを感じ、なんとなく陶器のような感じもしました。私は今回『ティラノサウルス』を購入し組んでみたのですが、この素材を使用した骨格モデルというのが非常に新鮮でした。ディスプレイベースもあり、どちらも成形色はホワイト単色となっています。キットはガンプラなどと同じくスナップフィットで、非常に組みやすかったです。さらにバンダイらしく骨格モデルにも関わらず、首やアゴ、尻尾などが可動し、ただ飾るだけでは終わらないところが素晴らしいですね。今回、このキットを組んでみて思ったのが、学校や状況にもよりますが、「自由研究」の課題などでもいいのではないかと感じました。扱っているアイテムが恐竜の骨格ですし、使われている素材が新素材の「ライメックス」なので、このキットを組んで、SDGsに関するレポートを文章にまとめる・・・なんてことができるような気がします。息子にすすめたら断られましたが、個人的にはすごくアリだと思っています。

いかがでしたでしょうか。「ライメックス」という石灰石が使われたプラスティックの素材で独特の手触りが楽しめるキットです。若干スナップフィットのバラけやすさは感じましたが、新素材らしい独特の質感が目新しくパーツ数も少なめで手軽に楽しめるキットになっていました。普段プラモデルを作らない人にもおすすめです。ただ、あちこちで購入できるのではなく、ネットでプレミアムバンダイのみでの受注なのですが、気になった人は一度、この新素材に触れてみてはどうでしょうか。

今回は以上です。

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