よく知らない人に向けて、よく聞くガンダムの用語をざっくりと解説!

サブカル

『ガンダムシリーズ』を見始めたけど、ちょっと何言ってるかわからない言葉が多いと感じてる人がいるんじゃないでしょうか。
特に『宇宙世紀』シリーズでは、作品が増えれば増えるほど、そういった言葉が増えてきます。わからなくても雰囲気でなんとかいけるのですが、知っておいた方が作品をより楽しめるのも事実。なので、今回はガンダム作品に出てくる独特な用語について説明します。この手の言葉は、説明しようとすると、またさらにわからない言葉がでてきがちなので、ざっくりわかりやすく説明します。もしかしたら、厳密には意味が違う可能性がありますが、ニュアンス的に受け止めていただければと思います。では準に説明します。



 

目次

モビルスーツ

さすがにわかると思いますが、ガンダム作品にでてくるロボット兵器をこう呼びます。それまでのロボットアニメでは、“ロボット”や“メカ”と呼ばれていたものを、兵器という位置づけにするために、ガンダム作品ではモビルスーツという名前になってます。略すとMSなどと表記されます。基本的に人型のものをモビルスーツと呼びます。ガンダムもザクもモビルスーツです。

 

ノーマルスーツ

ガンダムの世界で人が着用する宇宙服の事です。

 

ミノフスキー粒子

やたら耳にするのがこの言葉でしょう。ミノフスキー粒子とは、目に見えない粒子の名前で、この粒子をまくと、戦場では通信やレーダーが使えなくなるという、ガンダム世界にだけ存在する架空の粒子です。なのでミノフスキー粒子をまくと、長距離ミサイルなどは使用できなくなるため、モビルスーツなどを使用して、直に戦闘する事になるのです。物語の設定上、ロボットを兵器として使用するための理由付けのようなものです。“ミノフスキー粒子を戦闘濃度で散布!!”っていってるのはその事です。

 

メガ粒子砲

戦艦についているすごい威力の大砲。実弾ではなく、エネルギーです。あたると大体のものが溶けると思っていていいです。

 

赤い彗星

主人公アムロの宿敵となるシャアの異名です。赤いモビルスーツにのって、他と比べて3倍くらい早い動きで、大きな戦果をあげたことにより、敵からも味方からもそうゆう風に呼ばれたと思います。

 

青い巨星

グフのパイロット、ランバ・ラルの異名。っていうか、作品中では呼ばれることはありません。劇場版のガンダム2作目『哀戦士編』公開時にパンフレットに書いてあったため、そう呼ばれるようになりました。なので、知らなくてもいい言葉です。

 

黒い三連星

ジオン軍のパイロットチーム。ガイア、オルテガ、マッシュの3人でそう呼ばれています。ドムに乗っていて、“ジェットストリームアタック”をガンダムに仕掛けてきました。ランバ・ラルの青い巨星とちがって、こちらは本編で呼称されていました。

 

ジェットストリームアタック

上記の黒い三連星が使うフォーメンションの名前。3機が縦1列になって、正面からみると1機のみが向かっているように見せかけ、次々に攻撃をしかけるというもの。ガンダムの中でも屈指の名場面とドムの人気もあって、やたらとネタでも使用されることの多いです。

 

ビームライフル

戦艦が主砲でつかっていた“メガ粒子砲”をモビルスーツが持てるくらいの大きさにした武器。ガンダムはこれを序盤で使えたので強かったのです。後の作品では、ほとんどのモビルスーツが使用してます。

 

ビームサーベル

ビームライフルがそのまま剣になった武器です。これもガンダムは序盤で使えたので強かったのです。『スターウォーズ』でいうライトセイバーみたいな武器です。

 

モビルアーマー

人の形ではない兵器の事で、基本的にモビルスーツの数倍は大きいです。大きいのですごい兵器がいっぱい付いているパターンが多いです。大概のモビルアーマーはメガ粒子砲がついてます。

 

木馬

ホワイトベースの事。ジオン軍はホワイトベースという名称をしらないので、その形から、木馬と呼んでいました。ガンダムは“白いヤツ”でしたね。

 

スカート付き

ジオン軍のモビルスーツ、ドムの事を連邦軍ではこう呼んでいます。黒い三連星ののっていたやつです。宇宙に行くと宇宙用のドム「リックドム」というのが登場するのですが、リックドムもスカート付きと呼ばれます。

 

とんがり帽子

ララァの乗るモビルアーマー、エルメスのことを、連邦軍ではこう呼んでいました。

 

ルウム戦役

初代ガンダムの冒頭で、シャアが出てきた時、ホワイトベースの艦長が寝っ転がりながら、“ルウム戦役で5隻の戦艦を落とした”なんて言っています。“ルウム戦役”はガンダムの物語が始まる前にあった戦いのことです。

 

ルナツー

地球の側にある小惑星で、地球連邦軍の基地があるとことです。ちなみにガンダムの物語が始まった時に、連邦軍の宇宙の拠点はここにしかありませんでした。ワッケインさんが“寒い時代だとおもわんか”と言ってた所です。

 

グラナダ

月にあるジオン軍の基地。地球からみて、ちょうど裏側にあります。ジオン軍の本拠地のスペースコロニーのサイド3も、月の裏側に浮いているので、その側に作った基地ですね。

 

オデッサ作戦

戦争が始まりそれまで劣勢だった連邦軍が、戦争を優位にすすめるためにおこなった大規模な反攻作戦の事のこと。オデッサとはウクライナ南部の都市です。ここでジオン軍は地球にきてから、鉱山で資源を得ていました。で、そこを取り返す作戦だったのですね。この作戦以降、ジオン軍はどんどん厳しくなっていきます。

 

キャリフォルニアベース

地球にあるジオン軍のデカイ基地のことです。カルフォルニアの事ですね。北米大陸の太平洋沿岸にあります。

 

ジャブロー

南米、アマゾンにある地球連邦軍の本拠地です。ジオンは最終的にここをやっつけようとしています。ホワイトベースが地球にきてから、最初に目指していた場所でもあります。入口が分かりづらいのと、規模がでかすぎるので、ジオン軍はなかなか攻略できませんでした。

 

ニュータイプ

これはすごく難しいですね。作品をみてればなんとなくわかると思いますが、すごい直感力と洞察力を持ってて、モビルスーツの操縦がすごい人って感じ。なんだけど、ニュータイプ同士だと、テレパシーみたいのも使えて、いろんなことができちゃいます。元々人間は地球に住んでいた動物ですが、宇宙で生活していくうちに、そういった感覚が進化するのではないか?的なものだと思います。明確な説明はないのですが、作品を重ねるごとに、ニュータイプ絡みで、いろいろ現象が起きてしまっていて、ファンの間でもいろいろと答えのでていない事です。が、宇宙世紀シリーズでは大事なテーマでもあります。

 

強化人間

普通の人に対して、人工的にニュータイプの能力を持たさせようとして、できた人間。でも大概頭が痛くなったり、おかしくなってうまくいかない。

 

サイコミュ

サイコ・コミュニケーター略。ニュータイプの発する特殊な脳波を利用して、兵器を操るシステムのこと。代表的なのがララァが使っていた“ビット”です。その後、小型化され“ファンネル”というのが一番多く登場します。

 

ソロモン

「ルナツー」と同じ感じで小惑星が、ジオン軍の宇宙要塞となった軍事拠点の名前。ジオン軍をたばねているザビ一家のうち、ドズル・ザビが司令をしている場所です。ビグザムがあった所です。連邦軍が占拠してからは、コンペイトウと呼ばれます。

 

ア・バオア・クー

ルナツーやソロモンと同じで、ファーストガンダムの最後の舞台となった小惑星が宇宙要塞となったもの。ザビ家長男、ギレン・ザビがいる所。

 

以上がざっくりとしたガンダム用語の説明でした。私が個人的に“ん?なに?”ってなるんじゃないかなぁという言葉をチョイスしています。今回はファーストガンダムに焦点を絞っています。機会があれば、別の作品や別のシリーズでもできればと思っています。

今回は以上です。

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