ネタバレ注意!ウィッチャー3 血塗られた美酒のストーリーを完全紹介 前編

サブカル

これまで、『ウィッチャー3 ワイルドハント』本編とダウンロードコンテンツの『無情なる心』についてストーリーを紹介しました。今回は2本あるダウンロードコンテンツのもう一本の『血塗られた美酒』を紹介します。今回は前編。

前回も伝えましたが、思いっきりネタバレとなるので注意してください。プレイできる環境がある人は、ぜひゲームでプレイする事を強くオススメします。なお、前作までもそうだったのですが、『ウィッチャー』は選択肢によって物語に変化があり、結末も変わってしまいます。今回ご紹介するは、一番ハッピーエンドとなる結末をご紹介し、補足として他のエンディングも紹介します。

目次

『ウィッチャー3 血塗られた美酒』のあらすじ 前編

ヴェレンの掲示板の依頼

おそらく、本編である『ウィッチャー3 ワイルドハント』のあと、ゲラルトはヴェレンの掲示板で依頼を見つけます。今回はただの依頼ではなく、ゲラルトを名指しした依頼でした。ゲラルトは依頼人に会うために指定された村へ行きました。村に着くとかつてゲラルトがトゥサンという国に滞在していた時の知り合いであるミルトンとパルメリンという二人のトゥサンの騎士と再会しました。二人はトゥサンの領主であるアンナ・ヘリエッタ公爵から、ゲラルトへの怪物退治の依頼があると言います。トゥサンではすでに2人騎士が犠牲になったとのこと。怪物の正体も不明で、この事を重く受け止めたアンナ・ヘリエッタ公爵は、信頼できる専門家に解決してもらうため、二人を遥々北方諸国へよこしゲラルトを探させたそうです。ゲラルトがこの依頼を受けないと自分たちはたいへんな罰を受ける事になるという二人に頼まれ、ゲラルトはこの依頼を受ける事となります。

ワインの国 トゥサンへ

長旅の末、トゥサンへとたどり着いたゲラルト。早速、例の怪物の新たな犠牲者が出たという情報がきます。河岸に死体が打ち上がっていたとのことで、ミルトンに案内され、調査に向かいます。調査の結果、被害者のものと思われる「d・l・C」という紋章の入ったハンカチは発見しますが、死体がありません。ハンカチを一緒にきていたミルトンに見せると、なんとそれはミルトンのかつての親友ド・ラクロワという騎士のものだと言います。ゲラルトはその消えた死体を探す事にしました。死体を追ううちにコルヴォ・ビアンコという場所にある貯蔵室へとたどり着きます。

そこには、探していた死体とは別にたくさんの衛兵達の死体がありました。死体を調べると、どれも首を長い牙で食い破られています。ゲラルトは衛兵達を襲った怪物は吸血鬼のブルクサだと判断します。そしてようやく探していた死体を発見しますが、その前に1人の女性が立っていました。ゲラルトが話しかけるとその女性は襲いかかってきました。なんと彼女がこの惨事を起こした吸血鬼のブルクサでした。なんとかブルクサを倒し、ようやく探していた死体を調べると、死体の両手が切断されており、喉には小銭の入った袋が詰め込まれていました。死体は長い爪を持つものが切り刻んだらく、どうもこの死体の犯人は先程のブルクサではなく、別の怪物の仕業のようでした。そして死体のそばには、この犠牲者のものではない、全く別の誰かの『手』が置いてあり、この『手』はまだ温かく、血も流れています。謎ばかりで、まったく状況が見えないゲラルトは、別の犠牲者の情報を得るために、パルメリンに頼んでアンナ・ヘリエッタ公爵と会わせてもらうことにしました。

アンナ・ヘリエッタ公爵

パルメリンの話によると、公爵は闘技場での試合を観戦しにトーナメント会場へ来ているとのこと。闘技場では、1人の騎士が、シェルマールという怪物と戦っていました。シェルマールの尻尾には鎖で繋がれていたのですが、試合の途中でその鎖が外れて、戦っていた騎士がピンチに陥ります。それを見ていたゲラルトは、パルメリンとともに闘技場へ飛び降り、シェルマールを倒し、騎士を救います。その様子を見ていたのが、アンナ・ヘンリエッタ公爵。公爵はゲラルトの元へやってきて、今の試合の戦いぶりに賛辞を送るとともに再会を喜びました。公爵は、今回の依頼の報酬として、コルヴォ・ビアンコという土地のブドウ園と家をゲラルトに授けるといいました。さらに依頼を完遂した時にはさらに金銭の報酬もあるといいます。
早速、今回の事件について、公爵と話します。すると公爵は、護衛隊長のダミエンにこれまでの犠牲者に関する情報を聞くように言います。ダミエンからの情報によると、犠牲者に共通していることは、全員年配の騎士であること、長い鉤爪で引き裂かれて殺されていること、死体が奇妙な場所で異様な状態で発見されていることが分かります。ゲラルトは情報を聞くうちに今回の事件は、騎士の美徳に関係しているのではないかと予想します。騎士の美徳とは「高潔さ」「知恵」「寛大さ」「勇敢さ」「慈悲」の5つとのことで、この美徳に何かしら関わる年配の騎士がターゲットになっているのではないかと。そして次の犠牲者は4つ目の美徳「勇敢さ」に欠ける年配の騎士になるだろうと予想します。公爵いわく現在、騎士達はトーナメント会場か、まもなく行われる<ウサギ狩り>の為に庭にいるはずだと言いました。ここでいう<ウサギ狩り>とは宮殿の庭園で<野ウサギ>に扮してどこかに隠れている誰かををほろ酔いの廷臣達が探し回るというもの。それを聞いたゲラルトは、ミルトンが<ウサギ狩り>でウサギの格好をして跳ね回るのが楽しみだと言っていたことを思い出しました。ミルトンは年配の騎士、そしてウサギといえば臆病者の代名詞のような動物だということから、次の標的はミルトンなのではないかと考えます。

公爵もミルトンは3番目の被害者ド・ラクロワと親友であり、以前同じ隊に所属していたこともあるとのことで、その可能性も高いと思い、ゲラルトと公爵は急いでミルトンを探すことにしました。すでに余興う<ウサギ狩り>は始まっており、ゲラルトと公爵はミルトンが温室にいるという事までたどり着きます。

謎の怪物との遭遇

ミルトンのいると思われる温室へとやってきました。公爵は外に待たせ、ゲラルトは温室の中に入りますが、すでに遅かったようです。そこにはミルトンの死体と、そしてそのすぐ側に、長い鉤爪の怪物が立っていました。逃げ去る怪物を追いかけ、戦闘となります。しかし、ただの人殺しと思っていましたが、ウィッチャーであるゲラルトでも苦戦するほど謎の怪物は強く、怪物は不意をついて、ゲラルトの背後を取り攻撃を仕掛けます。まさに危機一髪の瞬間、突然、別の男が現れ、ゲラルトを庇い、怪物の鉤爪で貫かれてしまいます。しかしその男は鉤爪で貫かれながらも、怪物に向かって「身体を休めろと言ったはずだぞ。何をしてる?何かに巻き込まれてるな。助けたい!」と話します。その言葉を無視し、怪物は再びゲラルトを襲おうとすると、「やめろ。彼は友人だ」と叫び、その言葉を聞いた怪物はどこかへ消え去りました。そして先程受けた男の傷はみるみる塞がり、ゲラルトの前に立ちます。『レジス!!』。なんとその男は、かつてシリを救うためにゲラルトとともに戦い、死んでしまったと思われていた(小説のストーリー)、友人の吸血鬼のレジスでした。

レジスとの再会

再会を喜ぶ二人でしたが、今はそれどころではなく、すぐさま先程の怪物についてレジスに尋ねます。レジスいわく、あの怪物は名前をデトラフといい、レジスと同様に吸血鬼だとのこと。デトラフはレジスの恩人で、決して簡単には人を殺すような者ではなく、なにか理由があるはずとレジスは言います。ゲラルトはレジスと協力してデトラフを探すことにします。二人はとりあえずレジスの隠れ家に向かいます。レジスはデトラスの居場所を探すのはとても困難だといいます。そこでゲラルトが前回ブルクサと戦い、3番目の犠牲者となった死体の側にあった誰のものか分からない例の『手』を見せます。するとその臭いを嗅いだレジスは、「デトラフの手だ。間違いない。まだ使えるはずだ」と言いました。使えるというのは、身体組織の一部を使ってその身体全体が経験したことを再現することが可能な錬金術があるとレジスは言います。デトラフの記憶を見るためにゲラルトはレジスがデトラフの手より作った「共鳴水」を飲みました。

デトラフの記憶

ゲラルトはデトラフ記憶の一部を見ることになります。それは3番目の犠牲者ド・ラクロワとデトラフが靴磨きの場で出会い、友人関係になっている様子が伺えました。しかし、ある日2人で家の中で話をしている最中、デトラフは「すまない」と一言伝え、ド・ラクロワを惨殺しました。そしてその直後にデトラフは自らの右手を切り落とし、川へと投げ捨てました。そしてまた靴磨きの場所へと場面は変わり、デトラフは再生した自分の右手と、出会った時にド・ラクロワが座っていたイスをじっと見つめていました。ここで、デトラフの記憶は終わります。

意識を取り戻したゲラルトはレジスに、デトラフが友人を殺したことを自らの手を切り落とすほど後悔していたことと、靴磨きの場面が2度出てきたことなどを話しました。その靴磨きは少年がやっていた事も合わせて伝えます。その少年が何か知っているかもしれないということになり、2人は靴磨きの少年に会いに行くことになりました。靴磨きの少年はデトラフを知っていて、さらに彼を庇っているようでした。「彼にひどいことをしないかい?変わったお客さんだけど優しいんだよ」という少年。その少年からデトラフの家を聞くことができ、二人はデトラフの家に向かいます。
家の中を調べてみると、怪しい手紙がありました。手紙にはデトラフにとって、大切な女性が人質に取られ、何者かに5人の男を殺害するように脅されていたことが分かりました。人質となっている女性とは、デトラフのかつての恋人であるレナで、部屋の壁には彼女の絵が描かれていました。レナはある日、突然デトラフの元から荷物と共に姿を消したとのこと。デトラフが誰に脅迫されているかを調べていると、今回、殺された犠牲者達の名前が書かれた紙を発見します。その文字はデトラフの筆跡とは違うもので、ナザイル産のインクとワインの染みが残されていました。レジスはこのままデトラフの家で彼の帰りを待って説得する事になり、ゲラルトはこれまでの調査を報告するため公爵の元へ報告に向かいます。

 

公爵への報告

怪物の正体は強力な吸血鬼で、彼はかつての恋人を人質にとられ脅迫されているという旨を公爵に報告するゲラルト。ゲラルトは誘拐犯を捕えて、吸血鬼の恋人を解放すると伝えます。公爵は誘拐犯の手がかりについてゲラルトに尋ねます。犠牲者の名前が書かれた紙にワインの染みがあったことを報告すると、公爵は宮廷のソムリエを呼びました。そしてソムリエにワインの染みが付いた紙切れを渡し、どこのワインのものか尋ねると、その匂いを嗅いだソムリエは「サングリール 1269年ものでしょう」と言いました。
それを聞いた公爵は驚きます。そのワインは公爵家の食卓専用に特別に作られるワインとのこと。公爵は有り得ないと言いますが、どこかで盗まれた可能性もあるので、サングリールというワインが作られているぶどう園へ確認に行くことになりました。
ゲラルトだけではなく、公爵とその護衛隊長のダミエンの三人で、カステロ・ラヴェロのぶどう園にたどり着き、ぶどう園の責任者であるファブリシオに会うと、サングリールの一滴に目も眩むような報酬を払う「顧客」がいて、取引していたという事を白状します。その「顧客」はシントラ出身の見知らぬ貴族風の男との事。そしてこの後、一樽分をアストル砦の廃虚へ届けることになっている事を聞き出したゲラルトは、ワインを運ぶフリをしてその「顧客」に接触を図ります。ダミエンは部下達と共に隠れて待機することになりました。案の定、取引相手の武装集団が現れて戦闘になり、その中の一人をダミエンが捕えました。誰に雇われたのか問い詰めると、シントラ人と呼ばれているということしか知らないと言います。ダミアンの調査報告によると、宿屋のウェイトレスがシントラ訛りで話す貴族にワインをこぼしたことを覚えており、そのシントラ人の男は有名な歌い手のセシリア・ブランテを連れていたという事が分かりました。すぐにセシリアの家に行くと、セシリアは不在でしたが、今夜セシリアは<ザ・マンドラゴラ>主催のパーティに招待されていて、そのシントラ人も一緒だという情報を得ました。<ザ・マンドラゴラ>というのは地元の芸術家のクラブだそうで、公爵とゲラルトはそのパーティの出席者に紛れ込むことにしました。

パーティーに潜入

ゲラルトは公爵とともに、パーティに参加します。パーティ会場で、シントラ人の男がセシリアと一緒に軽食の卓へ向かったとという情報を得たゲラルトは、軽食の卓がある部屋にたどり着きます。中に入ると、なんとセシリアは首から血を流して殺されていました。

一緒にいたというシントラ人の男に喉を切られて殺されたようです。見張りがいたので扉からはまだ出ていないはずだということで、ゲラルトは男の行方を探しました。部屋の中を調べると、血まみれの宝石を発見します。揉み合った形跡があることから、シントラ人の男はそれを盗もうとして誰かに阻まれ、窓から飛び降りて逃走したことが分かりました。するとそこへ公爵と一緒に、このパーティーが行われている邸宅の所有者であるオリアンナという女性がやってきました。

オリアンナ

オリアンナから詳しい話を聞いてみると、男がオリアンナの所有物を何かを持ち出そうとしているのを目撃したので、男が背を向いている時に襲い掛かったのだそうです。ゲラルトが見つけた血まみれの宝石はオリアンナのものとのこと。揉み合っていると、男は額に頭をぶつけてフラつきながナイフと取り出したのですが、なんとオリアンナがそれを払いのけて突き飛ばすと、男は窓から落ちたのだと言います。オリアンナを襲った男が残していったナイフの柄にはダン・タインの領主の紋章がありました。


ゲラルトが血まみれの宝石を見せると、アンナ公爵が驚きます。その宝石は<トゥサンの心>という名前の公爵家の家宝で、ある日突然消えたものだと公爵は言います。なぜオリアンナがこの宝石を持っているのかと公爵が問い詰めると、オリアンナはずいぶん前に若い女から買ったのだと言いました。部屋には<トゥサンの心>を忠実に模写した絵が残されていたため、シントラの男は何者かにその絵と同じ宝石を盗むように命じられていたようです。

オリアンナが立ち去った後、ワインも宝石も公爵に関係していることから、今回の事件の最終的な目標は、アンナ公爵なのではないかとゲラルトが伝えると、公爵は「姉のシアンナが関与しているのかもしれません」と言いました。
アンナ公爵の姉のシアンナは子供の頃、両親に追放されて宮殿を去り、それ以来会っていないとの事。公爵家の家宝の<トゥサンの心>はまだ追放される前に、父親がシアンナにプレゼントしたものなのだそうです。
公爵はもしかしたら、誘拐されているのは、デトラフの恋人だけではなく、シアンナもではないかと思い、オリアンナを襲った男が残していったナイフの柄から、ダン・タイン城へ行ってほしいとゲラルトに依頼します。


そこへオリアンナが戻ってきました。なんとレジスデトラフまでを連れて戻ってきました。レジスはオリアンナと知り合いだったらしく、レジスとデトラフはゲラルトの任務を手伝うためにやってきたのだと言います。デトラフが現れた事に驚くゲラルトでしたが、なによりも、オリアンナとレジスが知り合いであった事に驚きます。しばらく5人でワインを飲みながら談笑することになりました。オリアンナはレギスとは古い付き合いだと語ります。ゲラルトは、その席からレジスを呼び出し、デトラフをここで見張っておくよう頼み、誘拐犯がいると思われるダン・タイン城へと向かうことになります。

後編に続きます。

 

ネタバレ注意!ウィッチャー3 血塗られた美酒のストーリーを完全紹介 後編
これまで、『ウィッチャー3 ワイルドハント』本編とダウンロードコンテンツの『無情なる心』についてストーリーを紹介しました。今回は2本あるダウンロードコンテンツのもう一本の『血塗られた美酒』を紹介します。今回は前回のつつぎの後編。

コメント