ネタバレ注意!ウィッチャー3 血塗られた美酒のストーリーを完全紹介 後編

サブカル

これまで、『ウィッチャー3 ワイルドハント』本編とダウンロードコンテンツの『無情なる心』についてストーリーを紹介しました。今回は2本あるダウンロードコンテンツのもう一本の『血塗られた美酒』を紹介します。今回は前回のつつぎの後編。

ネタバレ注意!ウィッチャー3 血塗られた美酒のストーリーを完全紹介 前編
これまで、『ウィッチャー3 ワイルドハント』本編とダウンロードコンテンツの『無情なる心』についてストーリーを紹介しました。今回は2本あるダウンロードコンテンツのもう一本の『血塗られた美酒』を紹介します。今回は前編。

 

前回も伝えましたが、思いっきりネタバレとなるので注意してください。プレイできる環境がある人は、ぜひゲームでプレイする事を強くオススメします。なお、前作までもそうだったのですが、『ウィッチャー』は選択肢によって物語に変化があり、結末も変わってしまいます。今回ご紹介するは、一番ハッピーエンドとなる結末をご紹介し、補足として他のエンディングも紹介します。

『ウィッチャー3 血塗られた美酒』のあらすじ 後編

ダン・タイン城へ

アンナ公爵の姉のシアンナとデトラフの恋人レナを人質にとった誘拐犯がいると思われるダン・タイン城。ゲラルトは公爵の護衛隊長ダミアンとその兵士達と共にダン・タイン城へ奇襲をかけます。ダン・タイン城の城主ロデリックを捕まえて尋問すると、誘拐された女性の事は知らないが、この城にシントラ人達を引き入れたのは、シアンナに説得されてたためだと言います。ロデリックいわくシアンナは塔の最上階にいるとのことなので、ゲラルトは最上階へ向かいます。

ダン・タイン城の衛兵と戦いながら、塔へ向かっていると、なんとレジスとデトラフが現れこの戦いに加勢してきました。レジスとデトラフの助けもあり、ようやく最上階へたどり着き、デトラフが、部屋の扉をあけると、そこには誘拐されたデトラフのかつての恋人レナがいました。

レナの無事を確認して安心するデトラフ。そこへゲラルトとレジスも駆けつけてきました。「あとはシアンナ・ヘンリエッタの行方を探すだけだ」と言うレジスにゲラルトは「ダン・タインの城主ロデリックに会った。シアンナの居場所を聞いた。まさに今我々がいるこの部屋だ。ちなみにとても牢屋には見えないがな」と言いました。

 

シアンナ・ヘンリエッタ

なんとレナというのは偽名で、レナと思っていた彼女こそが今回の事件の首謀者であり、公爵の姉であるシアンナでした。デトラフはすべてシアンナに騙されていたのです。その事実を知ったデトラフは激怒し、レナの首を絞めようとしましたが、思いとどまります。シアンナに「テシャム・ムナに来て全て説明してもらう。拒めば、ポークレールを壊滅させる。絶対に約束は破らん。猶予は3日間だ」と言い残して、去って行きました。
ゲラルト達がシアンナを連れて塔の外に出ると、アンナ・ヘリエッタ公爵が来ていました。姉との再会に喜ぶアンナ公爵ですが、シアンナはそうでもない感じです。
アンナ公爵はダミアンにシアンナを宮殿まで連れて行くように命じます。シアンナ達が去ったあと、レジスはアンナ公爵にシアンナが今回の事件の首謀者であったことを告げました。そしてシアンナをテシャム・ムナに行かせ、デトラフに会わせないとポークレールの街が壊滅させられるという話をします。しかし、アンナ公爵はシアンナを行かせないと言います。そしてアンナ公爵はゲラルトに、3日以内にデトラフの首を持ってくるようにと命じました。

吸血鬼の襲来

数日後、ゲラルトとレジスがポートレール宮殿へ訪れると、パルメリンが公爵にシアンナを刑罰を与えることを、民衆が望んでいると進言していました。しかし、公爵は実の姉を刑に処すことは出来ないと跳ね除けます。そして公爵はゲラルトの顔を見ると、まだデトラフの首を獲ってこれないのかと責め立てます。するとそこへケガを負った衛兵が駆け込んできて、吸血鬼たちが街を襲っているとの報告がきます。
シアンナが期日までに来ない事で、約束通りデトラフはポートレールの街を壊滅させようと下級の吸血鬼たちを集めたようです。そうこうしている間に近くの衛兵がブルクサに襲われます。ゲラルトは公爵を安全な場所へ避難させます。
今のデトラフは邪悪ではなく衝動的なだけで、彼の望みはシアンナと話すことだとレジスは言いいます。レジスはゲラルトにシアンナを解放してデトラフに会わせようと言いました。しかし、シアンナがどこにいるか分かりません。レジスはもうひとつの方法として、上級吸血鬼に対する強制力を持つ<見えざる者>という吸血鬼の長老に会いに行き、デトラフを召喚してこの状況を治める方法もあるといいます。シアンナの居場所が分からない以上、<見えざる者>に会う事にします。しかし、<見えざる者>の居場所はレジスは分からないそうです。<見えざる者>の居場所はなんとあの館で会ったオリアンナが知っているといいます。

 

オリアンナの正体

なぜ吸血鬼の長老である<見えざる者>の居場所を、オリアンナが知っているのか疑問がありましたが、ゲラルトはオリアンナの元に向かいます。オリアンナに会うと、オリアンナがこの吸血鬼の騒ぎで、自分の運営している孤児院が心配だといいます。ゲラルトに孤児院の様子を一緒に見に行って欲しいといい、そうすれば吸血鬼の長老の居場所を教えると言いました。孤児院に向かうと下級吸血鬼に襲われていました。下級吸血鬼たちを倒すゲラルト。孤児院に戻ると、なんとオリアンナが残った子供から血を吸っていました。オリアンナは吸血鬼だったのです。パーティー会場で賊を難なく撃退したことも、レジスと古い付き合いということも、吸血鬼の長老の居場所を知っているという事も、すべてこれで説明がつきました。子供を救おうとしたゲラルトでしたが、子供が合意の上でオリアンナに血を吸わせている言います。殺すところまでは血を吸わない代わりに、孤児院で面倒を見ているといいます。オリアンナは血を吸う環境を作るため、この孤児院を作ったのでした。ここでオリアンナを倒そうとしたゲラルトでしたが、街の状況はどんどん酷くなっていきます。オリアンナとの決着はいずれつけるとして、ゲラルトはシアンナを探すこと方針を変え、シアンナの居場所を知っているであろう護衛隊長のダミエンをこの混乱の街で探す事にします。

シアンナの居場所

街の防衛にあたっていると思われるダニエンを探します。ダミエン達は街に溢れる吸血鬼の対応に苦戦していました。そこへゲラルトは加勢し助けたあと、ダミエンにシアンナの居場所を尋ねました。しかし、公爵に忠実なダミエンは、口止めされていて、それをしゃべろうとはしませんでした。ゲラルトは「たった一人の為に人々が犠牲になっている」とダミエンを説得。するとダミエンは公爵がシアンナを宮殿の遊戯室に連れて行ったのを見たと教えてくれました。ゲラルトはダミエンに吸血鬼には銀が効くというアドバイスをし、レジスとともに宮殿の遊戯室へ向かいました。
遊戯室に行ってもシアンナはいませんでした。部屋を調べるとシアンナとアンナ公爵が子供の頃の家庭教師の雑記帳を発見しました。魔術師であった家庭教師は、シアンナとアンナ姉妹の遊び場として、幻の世界「千のおとぎ話の国」を作っていたようです。雑記帳には「千のおとぎ話の国」への行き方が書いてありました。遊戯室で「千のおとぎ話の国」という本を探すゲラルト。もしかするとアンナ公爵はシアンナを隠すため、そのおとぎ話の世界へ連れて行ったのかもしれない。「千のおとぎ話の国」という本を見つけたゲラルトは、本を開いて雑記帳にあった呪文を唱えます。すると本の文字が光始め、ゲラルトはそのまま「千のおとぎ話の国」の世界へと行きます。

「千のおとぎ話の国」の世界

「千のおとぎ話の国」の世界に入ったゲラルトは、予想通りシアンナを見つけます。ジャックと豆の木、狼少年、3匹の子豚、マッチ売りの少女、赤ずきんなど現実でも有名な童話の世界が繰り広げられる中、とりあえずゲラルトはシアンナと協力して、この世界から脱出することから始めます。シアンナが言うには、脱出にはジャックと豆の木のジャックが持っている赤・青・黄色の3粒の豆を探して育てれば、それを登って元の世界に戻れるのだとのこと。ジャックに会うとアンナ公爵にシアンナを閉じ込めておくように命令され、豆を全部なくしてしまったといいます。他に豆を手に入れるには他の童話にも豆が隠されているとの事で、二人で探し始めます。

その間に、ゲラルトはシアンナになぜデトラフに騎士達を殺させたのか尋ねると、両親に縁を切られた時、シアンナを公爵領の外まで連れ出すのを命じられたのがあの騎士達だったのだと言います。皆、シアンナを庇うようなことはひと言も言わずに命令に従い、逃げ出そうとした時は気絶するまで馬の鞭で叩いたり、食べ物を与えてもらえなかったりで、それを恨んでの行為だったとの事。そしてシアンナは妹のアンナのことを、追い出されたから怒っているのではなく、自分のことを忘れたから怒っているのだと言いました。

途中でマッチ売りの少女に会います。マッチ売りの少女は、子供の頃にシアンナがこの世界に置いていった赤リボンを持っていました。それをシアンナはマッチ売りの少女から返してもらいます。
さらにゲラルトはシアンナにデトラフの事を最初から利用するつもりだったのか尋ねると、最初は彼に心を惹かれていたと言い、彼の愛し方が動物的で同じように愛し返すことが限界になりデトラフの元を去ったといいます。しかしその後、故郷に戻り、過去に決着をつけようとした時、彼は利用できると考えたのだと言いました。そしてようやく豆を3つ集めた二人はこれを土に植え、童話のように豆の木が空まで伸び、登ってこの世界からでる事となります。

 

デトラフとの戦い

ゲラルトとレジスはシアンナを連れて、デトラフのいるテシャム・ムナへやってきました。レジスは上級吸血鬼のデトラフを殺すには、同じ上級吸血鬼の自分ではないと殺すことはできないと言います。しばらく待っていると、シアンナの前にデトラフが現れました。「これは本当に、お前が仕組んだことなのか?我々の絆も・・・すべて計略のうちだったのか?」と尋ねました。


シアンナは「そんな単純な話ではないわ・・・私は・・・」と言ってデトラフの頬に手を触れますが、デトラフは「いや、実に単純なことだ・・・私を騙したのだ・・・そうではないのか。残念だが、別れの時が来たようだ」と言って、長い爪でシアンナの胸を刺しました。

刺されたと思った瞬間、「千のおとぎ話の国」でマッチ売りの少女から取り返した赤いリボンが反応しシアンナを一瞬で、「千のおとぎ話の国」の世界に飛ばします。なんとか難を逃れたシアンナ。

一方、目の前で消えたシアンナにまた騙されたと思ったデトラフは激怒し、ゲラルトに襲い掛かってきました。レジスとゲラルトは協力してデトラフと戦います。何度か仕留めたと思っても、デトラフは姿を変えながら何度も襲いかかってきます。本来、上級吸血鬼には歴戦のウィッチャーであっても、歯が立たない事もあり、ゲラルトはレジスとの共闘でなんとかデトラフを追い詰めます。そして、なんとか動きを止め、デトラフは力尽きました。しかし、それでも再び起き上がろうとしているデトラフ。そこへレジスが「すまない」と言いながら、デトラフへ止めを刺しました。

 

勲章授与式典

ゲラルトは仕立屋で高貴な服を着ていました。今回の活躍で勲章を授与されることとなり、その式典に出席するための準備でした。そんなゲラルトにレジスは、最後まで完遂されなかったシアンナの計画の5人目の犠牲者のことを懸念していました。シアンナは現在、宮殿の塔に幽閉されているので心配ないとゲラルトは言います。レジスはどうしても気になるというので、再び靴磨きの少年に話を聞きに行きました。実はこれまで、デトラフに殺す相手を手紙で手渡していたのは、靴磨きの少年だったのです。
デトラフに渡していた手紙を誰から受け取っていたのかと靴磨きの少年に尋ねると、物乞い達から受け取っていたといいます。近くに物乞いが集まる施設があり、そこで物乞い達に話を聞いてみると、それぞれ手紙を届けたことを打ち明けます。そしてその中にまだ手紙を持っているという男がいました。男からその手紙を受け取り、読んでみると、5人目の犠牲者はなんとアンナ・ヘンリエッタ公爵だということが分かりました。
ゲラルトは急いで公爵の命が狙われていることを知らせに、ダミエンのところに行きます。話を聞いたダミエンは驚きながらも、審問中にシアンナがおかしなことをしないように警備を強化すると言いました。

そして式典が始まります。今回の活躍を称えられ、ゲラルトにトゥサン最高栄誉の証である葡萄樹勲章が授けられました。そして引き続き、シアンナの審問を行うために、シアンナが連れてこられました。アンナ公爵は公平な判断ができないかもしれないので、ゲラルトに同席してほしいと言います。5人目の犠牲者の件もあったので、ゲラルトはそれに同意します。

そしてシアンナは「千のおとぎ話の国」でゲラルトに話た騎士達への恨みと、あの頃、唯一味方だと思っていたアンナが自分を庇おうともせず、追放された後探しもしなかった事を訴えます。アンナ公爵は何度もシアンナを探していたと言います。そしてシアンナが追放された日から負い目を感じて生きていたといいます。そしてアンナはシアンナに心から謝罪をしました。抱きしめてくる手を払い除けるシアンナでしたが、アンナ公爵が実はこれまで自分の事を考えていてくれた事がわかり、子供の頃を思い出したかのように、アンナ公爵を抱きしめました。

休息

そしてしばらく後、ゲラルトとレジスは酒を飲みながら語り合っていました。
ゲラルトはこれからも時々コルヴォ・ビアンコの邸宅に立ち寄りながらウィッチャーの仕事を続けるつもりだと言います。

レジスはトゥサンにはもういられないとし、南、つまりニルフガードへ旅立つといいます。ニルフガードのように近代化した都市の方が吸血鬼は目立たないのではないかと言います。

もうしばらく飲んでいたいというゲラルトにレジスは、いいじゃないか、これだけいろいろな出来事に立ち会ってここにいるんだから、休息は必要だと言います。

レジスと別れコルヴォ・ビアンコの自宅に戻ると、この家の執事のBBが何者かが屋敷に侵入してきて、防ぐことができなかったと言います。ゲラルトは警戒しながら、自宅のドアを開けるとそこには・・・

なんとイェネファーがいました。

『いつも突然だな・・・そしていつも綺麗だ』と言って抱き合う二人。ゲラルトにとっては、今回のこのトゥサンでの戦いで、最も嬉しい報酬だったのではないでしょうか。

血塗られた美酒のストーリーはこれで終わります。

補足

冒頭でもつたえましたが、結末はゲーム内の選択肢で変わります。最後にイェネファーがくるのは、本編の『ワイルドハント』にて、イェネファーと結ばれる結末だった場合にイェネファーがきます。トリスと結ばれるとトリスがきて、どちらとも結ばれない場合は、なんとシリがきます。

さて、最後に動画を2つ紹介します。どちらも本ブログ内で何度か紹介した動画ですが、1本目は『ウィッチャー3 ワイルドハント』の発売前にローンチトレーラーとして公開された動画です。この動画には『血塗られた美酒』で決着がつかなかったオリアンナとの戦いが描かれています。つまりこの動画は『血塗られた美酒』のあとの世界ということですね。

そして最後はゲーム『ウィッチャー』10周年記念動画。シリーズに登場したキャラクターが一同に介するこの動画にはシリがトゥサンを訪れるところから始まり、レジスアンナ公爵の姿も見られ、シアンナもエスケルとカードをしていたりしています。さらにみんなが集まっているこの会場が、この『血塗られた美酒』でゲラルトが住むことになったコルヴォ・ビアンコの自宅です。

以上で『血塗られた美酒』のストーリーの紹介を終わります。

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