仕組まれた罠!転売問題「ガンダムトリスタン事件」を紹介!

サブカル

ガンプラの転売問題でいろいろ話題となる最中、先日、本ブログ内にて「HGナイチンゲール」転売&返品問題!ガンプラは転売に向かないという記事を書き、そこで少し触れた話題で「ガンダムトリスタン事件」という出来事がありました。今回はこの「ガンダムトリスタン事件」についてその出来事の詳細に触れたいと思います。

まずいくつか知っておかなければならないこと

この話題を説明する前に、「ガンダムトリスタン」というモビルスーツと、その背景について説明しなかければなりません。ここでは少し批判的なコメントも書いてしまうと思いますので、これから説明する『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』のファンやこの作品が好きな人は不快に感じるかもしれませんので、読まない方がいいです。

 

『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』

ウェブ小説として公開された『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』から数か月後の世界が描かれる作品。その後漫画化もして、アニメ化もしています。物語の詳細は触れませんが、『機動戦士ガンダムUC』の物語でサイコフレームを脅威と認識した地球連邦政府が、調査のために第二次ネオ・ジオン抗争で廃墟となった小惑星アクシズへ特殊部隊マスティマを派遣するといった物語。一応、『機動戦士ガンダムUC』の続編のような雰囲気がでていますが、実際にはスピンオフのような作品。このアニメ版の製作が堂々と発表された割に、そのアニメの内容は物語を描くというより、ダイジェストのような映像作品となっていて、ファンをがっかりさせたという経緯があります。そしてこの物語に登場するガンダムが『ガンダムAN-01″トリスタン”』という機体です。なぜかこの時代に『機動戦士ガンダム0080ポケットの中の戦争』に登場した「ガンダムNT-1アレックス」をベースに製造されたガンダムで、頭部をはじめいろんな部分が回収された機体となっているんですが、個人的にはあまり好きじゃないデザインです。特にコクピットまわりが全部赤いのがかっこ悪い。このデザインでツノが4本っていうのもなんか変な感じです。ということで、『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』という作品は、小説本編は別としてアニメ作品が微妙なできで、登場するガンダムも微妙というこれまでのガンダム作品にはないネガティブ要素の多い作品となっています。

【作品紹介】機動戦士ガンダム Twilight AXIS | 矢立文庫

 

『HGUC ガンダムAN-01 トリスタン』

そして2017年に上記作品のアニメ化に際し、バンダイから「HGUC」のブランドで商品化したのが『HGUC ガンダムAN-01 トリスタン』。デザインの好き嫌いは置いておくとして、このキットは設定に合わせてか、2004年6月に発売された『HGUC 1/144 RX-78 NT-1 ガンダム NT1』をベースにしています。外装に関してはほぼ新しくなっているのですが、関節関係は昔のまま。なのでこのキットは昨今のバンダイの技術とは思えないほど、可動範囲が狭く、パーツ同士の合わせ目も目立つキットとなっていて、発売当時にファンからかなり不満がでたキットです。最近の流れだと新規でこの『トリスタン』のキットを発売したあと、そのキットをベースにアレックスのリバイブ版が発売されるのではないかと、密かにファンは期待していたのですが、まさか逆に合わせていったので、ガンプラの中でも特に不人気なプラモデルとなりました。

 

「ガンダムトリスタン事件」

さてこれまで紹介した『機動戦士ガンダム Twilight AXIS』と、その作品に登場した「ガンダムトリスタン」がどんなモビルスーツかなんとなくわかったかと思います。そんなある時、不人気なはずの『HGUC ガンダムAN-01 トリスタン』の在庫が販売店から一斉に消えるという現象が起きました。それはPS5、PS4で現在も稼働中の基本無料のオンラインゲーム『機動戦士ガンダム バトルオペレーション2』にて、「ガンダムトリスタン」が使用可能になるタイミングで、昨今のガンプラ転売に反感を抱いたガンプラユーザー達が、転売屋に一泡吹かせようと『HGUC ガンダムAN-01 トリスタン』の希少性をみんなでツイートしました。

この時、ゲームに追加されてTwitterで「トリスタン」がトレンドに入っていたので、転売をしている人たちはこの情報を真に受けました。そして小売店で売れずに積まれていた『HGUC ガンダムAN-01 トリスタン』がどんどん売れていったというわけです。

もちろん、前述の通り実際には「ガンダムトリスタン」は不人気でしたので、プレミア価格をつけようが、もっと安くしようが誰も買いません。結果、転売屋さんが不良在庫を抱え、赤字を出す羽目になってしまったのです。

当時のTwitterが以下の通り

これが俗に言う「ガンダムトリスタン事件」です。前回のナイチンゲールの再販同様、ガンプラでの転売はやめた方がいいと思います。こういったリスクがあるにも関わらず、利益率は良くないと思います。今回紹介した「ガンダムトリスタン事件」はガンプラファンにより仕掛けられたものですが、転売について反感を持っているから、こうゆう行動をうみました。今後もこういった罠だったり、再販がすぐにされたりで、みんながプレミア価格では誰も購入しなくなるのもそう時間はかからないと思います。

今回は以上です。

 

コメント

  1. くま より:

    はじめまして。

    私もガンプラせどりについてブログで執筆しました。

    せどりはまだしも、価格吊り上げての転売は私個人としてはアウトな行動と認識しております。

    ただ、私個人としてはガンプラでせどりは「向いてない」とはっきりと言える商品と言えます。