『真・女神転生Ⅳ』のネタバレ!ストーリー紹介 PART4

サブカル

2013年にニンテンドー3DSで発売された『真・女神転生Ⅳ』のネタバレストーリーを紹介しています。非常に長い物語なので、何度かに分けて更新していきます。基本的に順次公開していきますが、途中別の記事などが挟まってくる可能性もありますので、予めご了承ください。1つ前と続きに関してはリンクを貼るなどして、なるべく読みやすくしていこうと思っています。長いので移動時間や暇な時に呼んでください。今回はPART4。前回の続きとなります。

なお、メガテンシリーズはロウ・カオス・ニュートラル(そうじゃない場合もあります。)でストーリーが変わるのですが、今回は一番ポピュラーなニュートラルの物語を紹介します。

目次

真・女神転生Ⅳネタバレストーリー Part4

 

黒きサムライの処刑

東のミカド国に戻るとフリン達の活躍は国中に広まり、現国王であるアハズヤミカド王から勲三等ミカド勲章が4人に与えられました。そしてその授与式が終わり、ウーゴは今後は魔法の遺物の回収に専念しろと言います。黒きサムライを捕まえたのに、なぜまだ東京に行かなくてはいかないのか?とワルターはウーゴに食ってかかりますが、ウーゴは準備が忙しいため、相手にしてられないと言います。ウーゴが準備していたのは式典。その式典とは黒きサムライの公開処刑だと言います。

オベリスク広場では、黒きサムライの処刑が執り行われようとしていました。処刑されるというのに、不敵な態度のままの黒きサムライ。ウーゴに最後に何か言い残すことがあるかと聞かれると、「アダムはリンゴが欲しかったから食べたのではない。禁じられていたから食べたのよ。さあ貴方がたもリンゴをお食べなさい。本を読んで悪魔になったお友達みたく、神の寵愛など無いことに気づくから。」その態度に憤ったウーゴは、サムライ頭のホープにすぐに黙らせろと命じます。そこで黒きサムライのヘルメットが外されました。


なんとその顔はウーゴの側近のギャビーと瓜二つの顔でした。その姿に動揺するサムライ衆や修道院の面々。民衆たちも驚いていました。
「貴方がたの国は歪んで偏っている。東京へ行ったサムライはもうそれに気づいているわ。貴方たちには更なる知識と知恵が必要よ。だから私は何度でも蘇ってあげる。」そう言ったまま、黒きサムライは処刑されました。処刑を公開させ、民衆の心を1つにするのが狙いだったのですが、黒きサムライの言葉に民衆は動揺していました。

 

新宿御苑

次の日。フリンはギャビーから連絡があり、至急、修道院までくるように言われます。修道院にはヨナタン、ワルター、イザボーも呼び出されたようでした。そしてギャビーから命令が言い渡されます。それはケガレビトの里、東京にある『新宿御苑』に囚われている3人の同胞を助けてもらいたいというもの。捕まっている同胞がどんな人物なのか、なんで囚われているのかも説明がないのと、この依頼は黒きサムライと同じ顔したギャビーの個人的なものということで、4人はこの任務を警戒しました。しかし、次の1000年を迎えるため、とても重要な人物とギャビーに言われ、4人は再び東京へ向かうこととなります。

新宿御苑にたどりついた4人は、目的理へたどり着く途中、新宿御苑にいるケガレビトたちに話をすることになりました。新宿御苑にいるケガレビトたちによると、ここにはかつて巨大な繭があり、天使たちが子供をさらって、繭の中に連れてきていたという話を聞きます。そして25年前に東京の空に天井ができた時に、その繭は飛んでいったといいます。そこには繭が追いてあった櫓のみが残っていました。そしてこの新宿御苑の奥に『封霊塔カゴメ』という阿修羅会が守っている場所があると聞いた4人は、『封霊塔カゴメ』に向かいます。

 

3人の同胞

『封霊塔カゴメ』の入口には阿修羅会の人間と思わしき門番がいました。悪魔を召喚してきた門番を倒し、4人は中へと入ります。3人の同胞は一人ずつ別々に、大きな鳥かごの中に囚われていて、それぞれに番人の悪魔がいました。番人の悪魔たちはこの囚人を解放すると世界に終末が訪れると言います。フリンたちはそんな言葉を気にせず、一体ずつ番人を倒し、同胞たちを鳥かごから解放していきます。

同胞だという囚われていた人は仮面をつけていて、その仮面のせいで自分が何者かを思い出せないでいるといいます。3人を連れ出したフリン達は再び東のミカド国に戻り、修道院へ3人をつれていきました。
ギャビーの元に救出した3人をつれて行くと、ギャビーはこの3人が回復すれば、この国はもう悪魔を恐れる必要がなくなると言います。救い出した3人のことはギャビーに任せその場を後にしようとした時、ギャビーは驚くことを口にします。

なんと処刑された黒きサムライの死体が消えたというのです。黒きサムライは宣言通りに蘇り、逃亡したと言います。ギャビーからは黒きサムライを見つけ出し、今度は捕らえるのではなく、殺せという命令が下されます。一度処刑された者を殺せという命令。民を守るはずのサムライが人を殺す・・・だんだんとエスカレートしていく命令に4人は動揺していましたが、そんな4人へ1人の先輩のサムライが声をかけてきました。東京の商会で伝言を受け取ったと言います。その内容はケガレビト、阿修羅会の『タヤマ』が直々に東京の渋谷にまで来いというものでした。タヤマはこれまで東京の街で度々耳にした阿修羅会のトップの名前。なぜタヤマがフリンたちに用があるのかはわかりませんが、ヨナタンはタヤマなら黒きサムライの事を何か知っているのかもしれないと言います。4人はまた東京へ向かう事になりました。

 

阿修羅会のタヤマ

渋谷の街にたどり着くとタヤマから連絡がありました。その連絡はサムライが使うガントレットを使用してきました。初めて言葉を交わす阿修羅会のトップ。なんとタヤマは東のミカド国のサムライの一人を拉致していました。もし助けてほしければ、渋谷の『クラブ・ミルトン』という所にいる悪魔『コウガサブロウ』を倒せという脅してきました。なぜフリン達を名指しにしたのかはわかりませんが、人質が囚われている以上、今はいうことを聞くしかないようです。フリンたちは渋谷にあるというクラブ・ミルトンへ行き、コウガサブロウという悪魔と戦うことになりました。

コウガサブロウはクラブ・ミルトンに居座り、阿修羅会が悪魔に提供する『赤玉』の流通を邪魔していたようでした。それを阿修羅会の連中や、人外ハンターが阻止しようとコウガサブロウに挑みましたが、みんなことごとく返り討ちにあったといいます。そこでフリン達の活躍を耳にしたタヤマが、フリンたちを強敵であるコウガサブロウに当てたのでした。

コウガサブロウはこれまでの悪魔と違い、訴えるその言葉には、しっかりとした信念がありました。コウガサブロウがこのクラブミルトンを占拠しているのには、何かしらの理由があるようでした。しかし、同胞を人質に取られている以上、戦わないわけにはいきませんでした。聞いていた通り、強力な悪魔でしたが激戦の末、フリンたちはコウガサブロウを撃破することができました。するとコウガサブロウは、岩の塊へとその姿を変えてしまいました。

そこへ阿修羅会の使いの者が現れ、『六本木ヒルズ』と呼ばれる場所で、タヤマが人質と一緒に待っているということをフリンたちに伝えました。

六本木ヒルズ

言われた通りに六本木ヒルズに来たフリンたち。そこには囚われた先輩のサムライとタヤマ本人とその部下たちがいました。人質を解放しろとタヤマにいうと、タヤマはもう1つだけ言う事を聞いたら解放すると言います。その内容とは阿修羅会が管理している東京の電力を賄っている『無限発電炉ヤマト』を乗っ取とろうとしている、ガイア教団の『ユリコ』を殺せというものでした。ユリコとは阿修羅会と対立している組織、あのカガが所属していたガイア教団のトップで、『築地』にあるガイア教団の総本山いるといいます。しかし、今回はコウガサブロウと違って、相手が人間です。承服しかねているフリン達にタヤマは、これまで東京でタヤマの部下たちがフリンたちに何度かやられたことを引き合いに出し、落とし前を取れと言います。さらにタヤマは黒きサムライを探しているのなら、ガイア教団の人間の可能性が高いと言います。悪魔を使い、阿修羅会の者でもなく、サムライでもないならば、ガイア教団の人間だといいます。納得はできないものの、本来の任務と関係があるならばと、ガイア教団の総本山へ向かうことになります。

 

ユリコの正体

東京駅から銀座の街に入り、そこから築地にあるガイア教団の総本山にたどり着いた4人。総本山の中に入るためには、ガイア教団の様々な試練を受けなければなりませんでした。ガイア教団の試練を越えていく仮定で、ガイア教団の人たちは、フリンたちの目的がユリコの暗殺だという事を知っていました。

しかしガイア教団の者たちは、それを知っているにも関わらず、妨害や邪魔はしませんでした。強さが正義のこの集団は、フリンたちではユリコを倒せないと思っているようでした。うす気味悪い状況の中、なんとかすべての試練を乗り越えた4人は、ようやくユリコの待つ部屋に入りました。
ユリコが待つという部屋の中には一人の女性が立っていました。その姿は紛れもないあの黒きサムライでした。

本当に蘇っていたことと、なぜ黒きサムライがこんな所にいるのかで驚く4人。すると黒きサムライは自分の名前が『ユリコ』だと言います。さらに驚く4人。つまりギャビーから出された『黒きサムライを殺せ』という命令と、タムラに脅された『ユリコを殺せ』という命令は同じものだったのです。動揺する4人の目の前でユリコは、微笑みながら今度はその姿を悪魔へと変えました。

黒きサムライ、ユリコの本当の正体は悪魔である『リリス』でした。しかし、リリスは戦おうとせず、フリン達に話をします。人間と悪魔は同じもので、悪魔は人間が抑圧している欲望の産物で、憎むべきは悪魔ではないと言います。屁理屈じみたルールで無知な者たちを自らの都合で利用する。それこそが人間が憎むべき真の『悪』だと続けます。リリスは傲慢な支配者の都合などに縛られず、強い者が望むだけ変えられる世界にしたいと言います。そしてその言葉にワルターが反応をしめします。「それはカジュアリティーズであっても強ければ自由に振る舞えるのか?」とリリスに質問をします。しかし、相手が黒きサムライで、しかもその正体が悪魔だということで躊躇がなくなったヨナタンは、リリスを攻撃しようとしました。ワルターはそれを制しまが、ヨナタンは黒きサムライに斬りかかります。

するとなんとワルターがその剣を自分の剣で受けます。「待てと言ったはずだ、ヨナタン!」ワルターの行動にヨナタンは動揺します。そんなヨナタンをよそに、ワルターはどうすればそんな世界にすることができるかをリリスに問います。リリスはタヤマたちがいた六本木ヒルズの地下に、タヤマの管理する謎の施設があり、それを見れば何が真の悪なのかわかると言います。ワルターはその場から走り出します。リリスはヨナタンにワルターと同じものを見て、それでも気が変わらなければ今度は相手をするといいました。3人もワルターの後を追うことにしました。

PART5へ続きます。

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