『ゼルダの伝説』シリーズの最新作『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』(Nintendo Switch)が、「最も早く売れた任天堂ゲーム|fastest-selling Nintendo videogame」としてギネス世界記録を達成したというニュースです。
目次
ギネス世界記録
5月12日に発売された『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』の続編で“ティアキン”こと『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』が「最も早く売れた任天堂ゲーム|fastest-selling Nintendo videogame」としてギネス世界記録を達成し、ギネス世界記録の公式サイトで発表されたそうです。発売からたったの3日で1000万本を突破し、『大乱闘スマッシュブラザーズ SPECIAL』が達成した前記録(24日で1208万本)を大幅に超えるたとのこと。さらに今回の売上で、「ゼルダの伝説シリーズで最も早く売れているタイトル|fastest-selling Legend of Zelda videogame」も達成したそうです。そんな記録もあったんですね。
最初このニュース聞いて“さすが”と思っていたんですが、「最も早く売れた任天堂ゲーム」の「任天堂ゲーム」って会社限定の記録だったんですね。そんなギネスがあったことを今回初めてしりました。そのメーカー限定のギネスに少しどうかとは思ったのですが、メーカー限定とかそんなの関係なく3日で1000万本を突破というのは、普通に凄すぎますよね。前作の『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』が日本だけでなく世界中で大人気となったのが今回の結果につながったんじゃないでしょうか。1プレイヤーとしては、そんな1000万本のうちの1本を購入したことを考えるとこの記録は素直にうれしいですね。
素直に前作を超える名作
さて現在私も絶賛プレイ中なのですが、今作『ティアーズ オブ ザ キングダム』はかなりのボリュームがあった前作の『ブレス オブ ザ ワイルド』の倍どころか、個人の体感としては3倍くらいのボリュームがあるように感じています。発売前の事前情報で、空にマップが広がったと認識していて、率直にそのボリュームが倍くらいなんじゃないかと思っていたんですが、私が知らないだけだったのかもしれませんが、地下の世界も地上と同じくらいマップが存在していて、そのマップも探索していく事になると空、地上、地下で単純に3倍と感じてると言っているわけです。ただ今作の基本システムであるスクラビルドやウルトラハンド、さらにマップのあちこちで手にはいるゾナウギアなどいろいろやりこむともっとすごいボリュームなのかもしれません。前作は単純にオープンワールドゲームとして優れていた作品でしたが、今作はあの『ブレス オブ ザ ワイルド』をベースにさらに楽しいことを盛り込んだ作品になっていて、その追加要素のおかげでプレイ感覚は『ブレス オブ ザ ワイルド』のような感じは残しつつも、全く新しい感覚を味わうことができます。前作とあまり違ってないんじゃないか?と思っている人もいると思いますが、プレイしてみると全然違うので、前作好きだった人ほどぜひプレイしてみてもらいたい作品だと個人的には思っています。
『エルデンリング』と比べて
さて2022年2月25日に発売され、こちらも世界中で大人気作品となっているゲーム『エルデンリング』。『エルデンリング』は難易度の高いオープンワールドアクションRPGとして非常に人気なのですが、この作品がとあることをきっかけに、何かと『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』の前作となる『ゼルダの伝説 ブレス オブ ザ ワイルド』と比べられどっちがいいとか、こっちが面白いとか比較対象にされやすいです。しかし、比較はされていたものの、『ブレス オブ ザ ワイルド』の発売日は2017年だったので、割と新しい作品である『エルデンリング』と比べるとあまりにも時間が空きすぎてるんじゃなないか?と意見が多かったのですが、今回ついに最新作として『ティアーズ オブ ザ キングダム』が発売されたので、『ティアーズ オブ ザ キングダム』と『エルデンリング』を両方プレイしてみて実際どうなのか?という個人的な感想を伝えたいと思います。
まず大前提として2つの作品は全く違う作品で、システムやコンセプトなどまるで方向性も違います。キャラメイクしたプレイヤーの分身を操作し、キャラを強化させながら、様々な装備や戦技を手に入れ、難易度の高いボス戦に挑むという戦闘に重きを置いた『エルデンリング』に対し、『ティアーズ オブ ザ キングダム』は用意されたリンクという主人公を操作しながら、オープンワールドに散りばめられた物語をつなぎながら、ギミックやアイディアでいろんな方法で戦闘に挑むことができます。なので比べるといってもどう比べていいのかわかりませんが、手に入れた装備を大切に使っていける『エルデンリング』に対し、『ティアーズ オブ ザ キングダム』は武器を独自のシステムで強化することができても、一部例外を除いて、耐久力がなくなると失ってしまうのが前作同様の仕様になっています。このあたりで価値観を見入いだす人もいるのかもしれませんね。『ティアーズ オブ ザ キングダム』の方はなんかやたら武器が壊れるイメージがあります。
ただし、難易度でいえば『ティアーズ オブ ザ キングダム』の方が一般人向けのように感じます。『ティアーズ オブ ザ キングダム』も難易度は高めのゲームだとは思うのですが、リンクのハート(HP)を増やしたり、着ている服(防具)をある程度強化していくと、戦闘自体はそれほど難しくなくなってきます。一方、『エルデンリング』は“死にゲー”の代名詞があるほど、経験値を貯めて強くなっても、戦闘は難しく簡単にゲームオーバーになりやすいです。なので個人的にはハラハラしながら、なんとかクリアできた『エルデンリング』にくらべ『ティアーズ オブ ザ キングダム』は楽しみながらプレイできている感覚があります。好みにもよりますが、私のようなヌルゲーマーからすると『ティアーズ オブ ザ キングダム』の方が楽しめていますね。『ティアーズ オブ ザ キングダム』も全然ヌルゲーとは思いませんが・・・。
3日で1000万本なので、ここからどれくらい伸びていくんでしょうか。『ブレス オブ ザ ワイルド』も非常に息の長い作品だったので、この先、販売本数がどこまでいくかも気になりますね。
今回は以上です。
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