9月24日発売予定の“キムタクが如く”こと『LOST JUDGMENT(ロストジャッジメント) 裁かれざる記憶』の体験版が近々配信されるのではないかと話題になっています。PSNの登録情報を呟くbotアカウント「PSN releases」より『ロストジャッジメント』体験版がPSNに登録されたことが判明しました。
The game LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶 体験版 with id CUSA29955 has been added to the PS4 japanese PSN! pic.twitter.com/oVXNt3ZLz4
— PSN releases (@psnrelease2) August 26, 2021
それと合わせて、jon-YAKITORY feat. Adoの歌う主題歌に乗せた最新トレーラーも公開されました。発売まで1ヶ月を切り、期待が高まっています。
【出演】木村拓哉 玉木宏 山本耕史 光石研/中尾彬
【楽曲提供】jon-YAKITORY feat. Ado
【総合監督】名越稔洋
【脚本】古田剛志
人気シリーズの『龍が如く』と同じチームが制作していて、世界観も共通であることから、ネットでは“キムタクが如く”の愛称で親しまれているこの作品は、前作である『JUDGE EYES』が全世界で累計出荷本数100万本を突破するヒットを飛ばしていて、本家の『龍が如く』シリーズと同等の大人気作品となっています。それでは公開されたトレーラーや公式サイトの情報から、『ロストジャッジメント』についてわかったことを紹介します。
目次
最新トレーラー
今回公開されたトレーラーは、これまで公開されたトレーラーよりも、より物語の大枠をつかみやすいトレーラーになっています。なにより主題歌のAdoさんの歌声が、この作品の狂気じみた事件をより際立たせています。前作もそうでしたが、冒頭からかなり残酷な事件で幕をあけるようです。前作はヤクザの死体の目が抉られていたというかなり衝撃的な事件でしたが、今回はウジが湧き、ぐずぐずに腐り切った若い男性の他殺体から物語が始まるうようです。最初の衝撃的な事件から他にもいろいろな事件や問題と絡んでいって、一気に収束していく前作のストーリーはとても素晴らしかったと思うのですが、今回の『ロストジャッジメント』も前作と同じく古田剛志さんが脚本を担当しているので、否が応でもストーリーにも期待してしまいます。Adoさんの歌だけを聞きたい場合は、前回公開されたオープニングをみた方がしっかり聞くことができます。
横浜の伊勢佐木異人町
前回紹介した時にも伝えたのですが、今回の舞台は『龍が如く7』の舞台にもなった横浜の伊勢佐木異人町。直接的な繋がりはないとは思われますが、トレーラー内で「横浜流氓(はんぴんりゅうまん)」の言葉が出てきていました。「横浜流氓」は『龍が如く7』にも登場した中国マフィアの名前で、この組織の総帥の「趙 天佑」は、『龍が如く7』でパーティーメンバーにもなりました。敵にしろ味方にしろ、シリーズをプレイした者としては、知っている設定が出てくるとやっぱりうれしいですね。『龍が如く7』のメンバーが出てくることはないとは思うのですが、「横浜流氓」が何かしら絡むのであれば、チョイ役でもいいので趙 天佑くらいは登場してほしいです。
気になる冒頭のストーリー
公式で冒頭のストーリーも公開されています。しかし、かなり長いのでここでは短めにまとめて紹介します。
2021年12月、東京地方裁判所。源田法律事務所の城崎さおりは、現役警察官・江原明弘(53歳)の弁護人を担当していました。江原は電車内で痴漢を働いたあげく、周囲に取り押さえられ激高する映像が何度もテレビなどのメディアで取り上げられていました。おかげで彼に厳罰を求める世論の声は大きくなりました。そして、“公正な審理”により有罪判決がくだされたまさにその時──。突然、被告人席の江原が裁判官の言葉を遮るように立ち上がって言いました。
「3日前に、横浜の廃ビルから死体が出てきたはずです。もう身元はわかりましたか?」
意味不明の発言に戸惑う法廷。すると、江原は続けて言いました。
「では、どうか神奈川県警に知らせてあげてください。その死体の主は御子柴弘といいます。彼は4年前……私の息子を自殺に追いやった……万死に値する人間です」
江原の言葉に嘘はありませんでした。伊勢佐木異人町の廃ビルから、御子柴弘と思われる無残な他殺体が発見されていたのです。しかし、その死亡推定時刻は、ちょうど江原が痴漢を働いていた時間帯でした。つまり、江原は御子柴殺害を事前に知っていた犯行の一味、もしくは黒幕であると露骨に臭わせながら、自分自身は痴漢犯罪で有罪判決を受けたことで、鉄壁のアリバイを得たのです。もし、痴漢事件自体がそのための茶番だったとしたら、“法”を軽んじた極めて挑発的な犯罪者です。彼を弁護してきたさおりさんは、ただの痴漢として裁かれた江原に対し、自分がなにか“重大な見落とし”をしていたのではないかと疑念を抱きます。そして旧知の仲である探偵・八神隆之に事件の調査を依頼することになります……。
偶然にも高校でのいじめ調査で横浜に滞在していた八神は、江原に“利用された”さおりさんの疑念を晴らすべく、御子柴殺害事件の真相を追い始めます。調査を進めるにつれ、明らかになっていく復讐劇の全貌。ところが、事件は公安や検察、半グレ組織を引き寄せはじめ、再び先の見えない展開となっていきます。それぞれの思惑が絡み合うことで生まれる新たな犠牲者。
事件の真相を追い求める八神は、やがて「法か、正義か」の決断を迫られていく──。
今回公開されたトレーラーを見て感じたのが、主役の木村拓哉さんのアフレコがかなり上手くなってる気がしました。前作では違和感はなかったのですが、俳優の人がアフレコした感じ・・・というのが強く残っていましたが、今作は叫ぶシーンとか非常に自然に感じました。
これまでに今作で最後になるというようなマイナスなニュースもありましたが、まずはこの最新作を楽しんでから、続編の心配をしたいですね。体験版の続報がありましたら、この記事にて追記したいと思います。
今回は以上です。
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