最新作を観る前にこれまでの映画『スパイダーマン』作品を紹介します

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日本では来年1月に上映予定の『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』。『アベンジャーズ』を含むMCUとの関係性については前回の記事で紹介しました最新作である『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』はリーク情報がかなり出回っていて、公開前からいろんなネタバレが起きてます。このネタバレは物語の根幹部分ではなく、映画に仕掛けられたギミックについて。その内容はどうやら過去に制作された別の映画の『スパイダーマン』と共演するというもの。公開前なので真相はわかりませんが、予告映像で過去作品のヴィラン(敵)はすでに登場しているので、信憑性は高いかと思います。今回はMCUのスパイダーマンしかしらないよ!という人のため、過去のスパイダーマンの映画についてまとめます。『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』公開前に見とくだけでもいいかもしれません。

 




過去のスパイダーマンの実写作品

前回の記事でも説明しましたが、元々『スパイダーマン』はマーベルの漫画のキャラクター。それが人気となり、漫画であるアメコミだけではなく、アニメ化も何度かされています。そんな『スパイダーマン』が実写化したのは、最初は1977年にアメリカのテレビドラマで一度実写化されています。長編作品に関しては劇場で公開されたりもしましたが、さすがに当時の映像なので、今見てもかなりキツイものがあります。というか、現在まともに視聴できる媒体があるかどうかも不明です。私は昔、レンタルビデオ屋さん(ビデオテープ)で見かけたことがありました。一応、実写映画化についての記事なので、ちょっとだけ触れましたが、今回はこのテレビドラマ作品は特に関係していません(多分です。最新作にでてきた焦りますが)。一応、最初はこんな作品があったということだけ知っていればOKです。

 

サム・ライミ版『スパイダーマン』

まず最初にちゃんと(?)映画化されたのが、ホラー映画『死霊のはらわた』などで有名なサム・ライミが監督した『スパイダーマン』。主役のピーター・パーカー役はトビー・マグワイアが演じ、3部作として制作されました。過去の作品からスパイダーマン特有の動きの壁に張りついたり、スパイダー・ウェブで街を縦横無尽に飛び回る姿を実写映像化するのは技術的に困難といわれましたが、CGをはじめとする特撮技術が進歩した事により、誰もが思い描いたスパイダーアクションを初めて映像化されました。漫画版と違うのは、クモの糸をピーターが作った機械からではなく、特殊能力として、手から出すというもの。これは監督のサム・ライミが、高校生にウェブシューターのような機械はつくれないのではないか?ということから、手から糸を出す設定に変更したそうです。この3部作は私も当時映画館で鑑賞。3作通して非常に素晴らしいエンターテインメントと感じました。映像ソフトも購入しました。

『スパイダーマン』

2002年公開。サム・ライミ版の一作目です。登場するヴィラン(敵)は「グリーン・ゴブリン」。ピーターがクモに噛まれ、スパイダーマンとなり、「グリーン・ゴブリン」となってしまった親友ハリーの父との戦いが描かれています。ヒロインのMJ(メリー・ジェーン・ワトソン)はキルスティン・ダンストが演じています。3作品ともヒーローアクションでありながら、ピーターとMJの恋愛模様が描かれています。

『スパイダーマン2』

2004年公開。前作から2年後の物語。ヴィランは「ドクター・オクトパス」。ピーターは大学に通いながら、日夜スパイダーマンとして活躍していましたが、生活に余裕がなくなっていました。一方、親友のハリーはスパイダーマンが父の仇だと思い込んでいました。そこへ4本のロボットアームを身に付けたマッドサイエンティストの「ドクター・オクトパス」とのトラブルが発生し、ピーターは戦うことになります。こちらも恋愛模様が描かれ、なぜか女性受けがいい作品です。

『スパイダーマン3』

2007年に公開。サム・ライミ版3部作のラストの作品。そのためかヴィランも前作でスパイダーマンの正体を知った親友のハリーが「ニュー・ゴブリン」となり、「サンドマン」、そしてシリーズでもファンの多い「ヴェノム」まで登場します。謎の液状生命体「シンビオート」に寄生された「ブラック・スパイダーマン」も登場するなど、盛りだくさんの内容になっています。

 

 

マーク・ウェブ版『スパイダーマン』

『スパイダーマン3』が好調だったため、そのままサム・ライミが『スパイダーマン4』以降も担当する予定でしたが、ソニー・ピクチャーズとサム・ライミの方向性が合わず、サム・ライミが撤退。サム・ライミは大のスパイダーマンオタクで思い入れが強く、古い作品のヴィランを尊重したかったそうですが、ソニー・ピクチャーズ側は「ヴェノム」など新しくて人気のあるヴィランを登場させて欲しいという感じの意見の違いだったと記憶していますが、本当かどうかはわかりません。で。サム・ライミが撤退後、リブートすることに決定し、監督をマーク・ウェブとし、主役のピーター・パーカー役はアンドリュー・ガーフィールドが担当することになりました。タイトルも前シリーズと区別するためか『アメイジング・スパイダーマン』に改められました。クモの糸の設定も原作のように機械のウェブシューターになり、ヒロインもMJではなく、グウェンとなってます。グウェンは漫画のスパイダーマンで最初の恋人として登場します。が、物語の途中で死んでしまうので、ヒロインがグウェンって知った時には心配してました。作品自体は大好きなのですが、当時同じくヒーロー作品としてDCのバットマンの『ダークナイト』のようななんとなく暗い感じがしました。2作目まで公開されましたが、どちらもラストはなんかこう・・・スッキリしないといった印象があります。あくまで個人的な意見です。3作目の予定もあったのですが、『アメイジング・スパイダーマン2』があまり業績がよくなかったらしく、3作目はなくなりました。

『アメイジング・スパイダーマン』

2012年に公開。基本的な流れというか、人物設定は過去作品とほぼ同じなのですが、前述で伝えた通り、ヒロインはグウェンとなっています。ヴィランは「リザード」。ウェブシューターが「リザード」の怪力で壊されてピンチになるなど、前作にはない描写が結構ありました。

『アメイジング・スパイダーマン2』

2014年に公開。その後のスバイダーマンの活躍が描かれています。ヴィランは「エレクトロ」それと前シリーズ同様に親友のハリーが登場します。そしてこのシリーズではハリーが「グリーン・ゴブリン」となってピーターと戦います。それと、もう一人ギリギリで「ライノ」も登場します。

 

 

MCU版『スパイダーマン』

ここでようやく現在進行中のシリーズとなるのですが、前回の記事でもざっくり説明したように、MCUでは『スパイダーマン』の初登場は、『スパイダーマン』の1作目ではありません。さらに2作目までの間にも別作品がはさまってきますので、非常に複雑になっています。『アベンジャーズ』シリーズに登場させるため、一応これまでの設定は引き継いではいるのですが、かなりオリジナルなスパイダーマンとなっています。監督は『スパイダーマン』単体作品だけなら、ジョン・ワッツですが、他の作品は違います。主役のピーター・パーカー役はトム・ホランド。ヒロインはMJなのですが、ミシェル・ジョーンズという名前になっています。MCU版『スパイダーマン』は登場した順に紹介します。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』

2016年に公開。『キャプテン・アメリカ』というより、『アベンジャーズ』です。アベンジャーズ内での内輪揉め作品。そこへアイアンマン側の戦力にとピーターがトニー・スタークにスカウトされます。活躍する場面はそんなに多くありません。

 

『スパイダーマン:ホームカミング』

2017年に公開。MCU版『スパイダーマン』としては1作目ですが、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』から続いた内容になっています。アイアンマンも普通に登場します。というより、このシリーズのスパイダースーツはトニー・スタークが作った超テクノロジー版のスパイダースーツでハイテク仕様になっています。ただ高校生っぽい所は強調され、『アベンジャーズ』になろうと頑張って失敗ばかりします。3シリーズの中で一番明るいピーターになってます。MJも登場しますが、1作目ではピーターはリズに恋しています。ヴィランは「バルチャー」。

 

『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』

2018年に公開。メインではないため、活躍の場面は少なめ。トニーとドクター・ストレンジの元へ駆けつけ戦い、トニーから「アイアン・スパイダー・スーツ」を貰い、『アベンジャーズ』の敵、、サノスと戦います。

 

『アベンジャーズ/エンドゲーム』

2019年に公開。前作でサノスにより消滅していましたが、残されたアベンジャーズの活躍により復活し、物語のほんと終盤ですが、サノスとの最終決戦に挑むため、他のメンバーと共にトニーらの元へ訪れます。父と子のような関係になっていたトニーとの再会シーンは結構感動します。

 

『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』

2019年に公開。『アベンジャーズ/エンドゲーム』から8ヶ月後の話。これまでにたくさん登場していますが、MCU版『スパイダーマン』としては2作目です。ヴィランは「ミステリオ」。『アベンジャーズ/エンドゲーム』のあと、アイアンマンの後継者という重責に苦しんでいるピーターの物語です。前作まで、クラスの変なやつだったMJが今作からしっかりとヒロインとして登場します。

『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』

そして2022年の1月公開予定の最新作。これまで紹介した『スパイダーマン』シリーズの作品と物語が交わる・・・のではないかと言われていて非常に注目されています。トビー・マグワイア、アンドリュー・ガーフィールド、トム・ホランドの3人のピーターが揃うのでしょうか。「グリーン・ゴブリン」、「ドクター・オクトパス」、「サンドマン」、「リザード」、「エレクトロ」のヴィランは予告ですでに登場しています。とにかくこれは見ないわけにはいきませんね。

 

最後にこんなのも

1978年に日本の東映が、テレビ番組として『スパダーマン』を放映していたのをご存知でしょうか。この『スパダーマン』は日本の特撮ヒーロー作品として作られ、設定がかなりめちゃくちゃ。主人公はスパイダー星人・ガリアから、蜘蛛の能力を与えられてスパイダーマンになります。そして「レオパルドン」という巨大ロボットが登場し、「スパイダーネット!」と技を出す時に叫んだりします。これはこれでいい味でているので、『アベンジャーズ』シリーズを追いかけて疲れた見てみてもいいかもしれません。

今回は以上です。

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