Netflixアニメ『スプリガン』6月18日に配信!どんな内容?

サブカル

かつて『週刊少年サンデー』で連載されていた漫画『スプリガン』がNetflixにてアニメ化!6月18日より配信開始されるとのことです。



目次

かなり昔の漫画原作

今回Netflixにて、アニメが配信されることになった『スプリガン』の原作は、1989年から1996年にかけて小学館の「週刊少年サンデー」で連載されていた漫画です。原作はたかしげ宙さん、作画にはあの『ARMS』でも有名な皆川亮二さんです。『ARMS』よりも前に連載されていた作品です。単行本は全11巻です。かなり昔の作品ではありますが、内容的には今見ても非常に面白い作品で、簡単に説明しちゃうとハイテク装備を着た「インディジョーンズ」といった感じ。ただ冒険的な要素はもちろんあるのですが、どちらかというとバトルをメインに描かれています。超古代文明やオリハルコンなどのオーパーツなど、設定だけでかなりワクワクする作品。ちょっと気になったのは、今回のキャストの発表の中に、中盤以降登場するキャラクターの名前がない所。まあ、一気に全部はやらないでしょうから、今回はシーズン1といった所でしょう。予告動画も公開されています。スタッフとキャストについては、下記に公式サイトから抜粋しています。

スタッフ

原作:たかしげ宙、皆川亮二「スプリガン」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)
監督:小林 寛
副監督:三宅将平
シリーズ構成・脚本:瀬古浩司
キャラクターデザイン・総作画監督:半田修平
サブキャラクターデザイン・総作画監督:内藤 直
プロダクションデザイン:JNTHED
美術監督:金子雄司
色彩設計:三笠 修・佐々木 梓
CGディレクター:石井規仁
撮影監督:元木洋介・村上展之・鯨井 亮
編集:三嶋章紀
音響監督:長崎行男
ミキサー:小原吉男
音響制作:ダックスプロダクション
音響効果:倉橋裕宗・白石唯果
制作:david production
製作:スプリガン Project

キャスト

御神苗 優:小林千晃
ジャン・ジャックモンド:阿座上洋平
山本所長:浜田賢二
染井芳乃:伊瀬茉莉也
諸刃功一:成田 剣
マクドガル大佐:村瀬 歩
暁 巌:細谷佳正
ほか

 

ざっくりストーリー

すごく昔の超古代に地球には現代の文明を遥かに上回る科学力を持つ文明が存在していました。そんな古代の文明が現在も世界の各所に眠っているといわれています。そんな現代から見れば不思議な「力」を持つ、古代文明の遺産を発掘し、研究するために大きな国の軍部が介入しだし、争奪戦を開始しました。そんな中、とある遺跡から発掘された金属板には、超古代文明人からの警告が記されていました。「我々の残した遺産を、悪しき者より守れ」。そのメッセージに従い、特殊組織「アーカム」は、彼らの遺産(オーパーツ)をあらゆる権力から守り、封印するチームを結成しました。アーカムのトップエージェントは、「スプリガン」と呼ばれていました。
ある日、富士山の樹海にある遺跡「火の社」で新発見の古代文字が発見されました。アーカムはこの古代文字の解読を、16歳にして言語学教授を務める天才少女・山菱理恵(やまびしりえ)に依頼をします。しかし、理恵の元に現れたのはアーカムの人間ではなく、黒服を着た2人組の男。彼らは強引に彼女を連れ込ていこうとします。そこへ1人の少年が現れて、理恵を救出します。彼の名前は御神苗優(おみなえゆう)。彼こそアーカム研究所から派遣された護衛者で、古代遺跡の保護と回収をおこなう日本で唯一の「スプリガン」でした。

 

過去にもアニメ化している

『スプリガン』は実は1998年にもアニメ化されています。劇場公開作品だったのですが、なんと総監督を務めたのが『AKIRA』や『スチームボーイ』で有名なコアなファンが多い大友克洋さん。この劇場版は「ノアの方舟」のエピソードが元になってはいるものの、かなりアニメオリジナルになっていて、ジャン以外は吉乃や朧といった原作で人気のあるキャラクターも登場しません。個人的には漫画の『スプリガン』も大友克洋監督も好きなので、アニメオリジナル映画としては好きなのですが、原作のファンからはかなり不評だったようです。一方、大友克洋監督ファンからは好評だったとのこと。まさに賛否両論んですね。
今回Netflixでのアニメ化は、映画1本という短い時間で映像化されるわけではないので、それなりに原作のファンも楽しめるんじゃないでしょうか。

 

Netflixのアニメ作品について

これまでネットの声を聞く限り、Netflixオリジナルのアニメ作品はあまり評判がよくないようですが、私は個人的に『DEVILMAN crybaby』がかなり名作だと思います。原作となった永井豪さんの『デビルマン』はかなり古い漫画で、その内容は現在も語り継がれる衝撃的な作品。でもあの漫画をヘタにそのまま映像化すると悪い意味で伝説となった実写版の『デビルマン』のように、後世に語り継がれる駄作になりかねません。そんな中、アニメ化された『DEVILMAN crybaby』は、漫画原作を現代のネットやラップなどの音楽、登場人物の設定を改変しつつも、うまくまとめてあり、見ていてすごく面白かったです。ただバッドエンドやショッキングな展開が苦手な人にはおすすめできません。これだけ褒めてる私も2回観る気分にはなれないほど、精神的に疲れました。先日、話題となった映画『大怪獣のあとしまつ』が「令和版のデビルマン」と呼ばれ、再び実写版の『デビルマン』が話題となったようですが、漫画ベースのちゃんとした『デビルマン』を見たいと思っている人にはオススメします。覚悟は必要ですが。

もはや伝説!!実写版の映画『デビルマン』って何がやばかったのか?
ネットや映画好き同士の話で、実写版の映画『デビルマン』の話題を知らない人は少ないんじゃないでしょうか。アニメや漫画の実写化に関わらず、駄作映画の話題がでてくると、おそらく必ず名前がでてくるであろう映画『デビルマン』。ただ、やばいとかひどいという話は聞いていても、その内容まではよく知らない人が意外といます。今回はそんな伝説級の映画『デビルマン』についてなにが問題だったのかを紹介します。

久しぶりにアニメ化と聞いて楽しみな作品。これがきっかけでまた漫画の単行本が売れたりするといいですね。

今回は以上です。

 

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