6月28日に配信された「ニンテンドーダイレクト」では非常にたくさんの新作、移植のゲームが発表されました。そんな中で個人的に興味を強くひかれたのが、スクウェア・エニックスの新作シミュレーションRPG『ハーヴェステラ』。今回はこの『ハーヴェステラ』について紹介します。
目次
ハーヴェステラ
当ブログとしては、『ペルソナ』シリーズがNintendo Switchで発売される事ばかりに騒いでしまって、他の新作や移植作品については、あまり紹介してきませんでしたが、今回の「ニンテンドーダイレクト」内では非常に魅力的な新作が山盛りでした。そんな中で個人的に非常に興味を持ったのが、スクウェア・エニックスの完全新作シミュレーションRPG『ハーヴェステラ』。今回公開された動画を見るとスローライフのゲームのように農業をしたり、料理したり、はたまた冒険にもでかけたりと、じっくりやるスルメゲーが大好きな私としては、ものすごく気になってしまいました。
畑では季節に応じた野菜や果物を育てることができるようで、収穫した作物は料理の材料にできるようです。そして自宅では冒険の必需品となるクラフトや料理が可能な様子。一見、これまでのスクウェア・エニックスのゲームに比べると少し雰囲気が違っていて、最初は別のメーカーかと思っていたのですが、それにはどうやら理由があったようです。
制作スタッフ
『ハーヴェステラ』の制作スタッフは以下のように発表されています。
- コンセプトアート:上國料勇
- コンポーザー:椎名豪
- キャラクターデザイン:長谷川靖
- アートディレクター:窪洋一
- VFXスーパーバイザー:飯間忠親
- ディレクター&シナリオ:古屋海斗
- 開発ディレクション:受田直之
と、発表によると開発ディレクションが受田直之さんという方なのですが、なんとこの方、元ネバーランドカンパニーの方なんです。ネバーランドカンパニーが何かわからない人のために説明しますと、ニンテンドー3DS用ゲームソフトとして発売したシリーズ作品のナンバリング『ルーンファクトリー4』を開発した会社です。『ルーンファクトリー』シリーズは作物を育てたり、住人と交流したりという、ファンタジー世界で暮らしているような雰囲気を楽しめ、自由度の高いゲーム性や、やり込み要素などが評価され、その後シリーズ化されました。私がプレイしたのは、この中の『ルーンファクトリー4』だけなのですが、とにかくやることがいっぱいあり、ガッツリハマってしまいました。そんな開発スタッフがこの『ハーヴェステラ』に関わっているとのこと。なるほど、ビジュアルは違いますが、雰囲気がよく似ているわけです。
独特なシステムも
まさか『ルーンファクトリー4』系のゲームの新作がスクウェア・エニックスから発売するとは思ってなかったのですが、『ハーヴェステラ』にこれまでのスローライフゲームとはまた違った特徴があるようです。
まず、バトルではパーティーキャラクターと共闘したり、多種多様なジョブを即座に切り替えたりして戦うようです。ジョブを切り替えるというのが、どんな感じなのかまだわかりませんが、各ジョブの特徴をいかすことで、敵の弱点をついて大ダメージを与えられるようになったりするみたいです。ジョブには固有の武器とスキルがあり、物理、魔法など攻撃スタイルが異なるそうです。現時点で発表されているジョブは3種類で、
ファイター
素早い県議を放つ物理アタッカー。単体、範囲攻撃のスキルにより複数の敵を相手どれる。
シャドウ・ウォーカー
双剣で致命傷を与える物理アタッカー。自己強化を行い高火力スキルで大ダメージを与える。
メイジ
遠距離魔法攻撃を得意とする複数の属性を扱うジョブ。敵の弱点に攻撃を当て大ダメージを狙える。
という感じになるとのこと。他にもジョブがあるのか、どんな感じで切り替えるのか、非常に興味があります。
そしてゲームの舞台となる「レイテの村」には四季が訪れ、その最後にかならず彗星が降り注ぐ“死季”が訪れるとのこと。主人公たちはこの“死季”を避ける方法を探すことになるそうです。“死季”がくると育てた作物などが枯れてしまうとか、村の住人が外にでてこなくなってしまうとか、かなりマイナスなイメージなのですが、個人的に育てた物がなしになっちゃうのが、かなり心配。どんな意味があって、回避する方法とかもあるといいですが、どうやらこの“死季”が『ハーヴェステラ』の物語の重要な部分になるようです。
ルーンファクトリー4
最後に『ルーンファクトリー4』についても少しだけ紹介します。『ルーンファクトリー4』は2012年7月に発売されたニンテンドー3DS用ゲームソフト。ジャンルはファンタジー生活ゲーム。そして開発は前述の伝えた通り「ネバーランドカンパニー」となっています。すでに少し内容を紹介しましたが、作物を育てて売って、冒険に出かけレベルを上げたり、武器のスキルをあげたり、町に帰って気になったキャラクターと仲良くなり、そのうち結婚相したりと、とにかくやることが多くやめ時を失うゲームでした。ゲームスタート時に主人公を男女のどちらか選び、あとはチュートリアルの後、ひたすら畑仕事をしたり、冒険に行って素材をゲットしたりします。当時、「マイクラ」をプレイしたばかりだったので、似たような要素に加え、ストーリーも加わっているのでドハマリしました。
しかし、『ルーンファクトリー4』発売後、開発していた「ネバーランドカンパニー」が2013年11月に事業停止を発表。続編が絶望視されていましたが、「マーベラス」からこの『ルーンファクトリー4』のリメイクになる『ルーンファクトリー4スペシャル』がNintendo Switchで2019年7月に発売されました。そして待望の最新作『ルーンファクトリー5』も発売されましたが、私は未プレイなのですがどうもこれまでのファンにはあまり評判がよくないようですね。
開発スタッフ、ゲーム性など考えると実質『ルーンファクトリー』と思っても問題ないような新作の『ハーヴェステラ』。問題なのは『ペルソナ5 ザ ロイヤル』と発売日が近いことですね。
今回は以上です。
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