『ペルソナ』が実写化？セガがアトラス作品の実写映画やドラマ化企画

セガが『ペルソナ』シリーズを含むアトラス作品の実写映画、ドラマ化を検討中しているというニュースが話題となっています。

ペルソナの実写化

セガが「ペルソナ」を含むアトラス作品の実写映画・ドラマ化を検討中 https://t.co/k2DY9LL3Wt pic.twitter.com/ZM5lVfesQ4

— IGN Japan (@IGNJapan) July 1, 2022

先日、『ペルソナ5 ザ・ロイヤル』、『ペルソナ4 ザ・ゴールデン』、『ペルソナ3ポータブル』といったタイトルが、PCやXbox、Nintendo Switchなどで発売すると発表され、25周年ということもあり、何かと話題になっている『ペルソナ』シリーズ。今回はなんとそんな『ペルソナ』シリーズの実写化の企画があるというニュースがあり、ネットでは様々な反応があり話題となっています。
ニュースの元となっているのは、ゲームを中心にさまざまなエンターテインメントを扱っている有名なWebサイト「IGN」に掲載された記事。IGNへ向けた独占発表でセガは映画やドラマ分野への事業拡大を目論んでいるとのこと。それにあたって現在はセガの傘下にある「アトラス」が手がけるゲームの実写化を模索しているそうです。当ブログでも散々取り上げてきたアトラス作品ですが、その中でも『真・女神転生』シリーズ、『ペルソナ』シリーズ、『キャサリン』といった作品が今後、実写映画・ドラマ化の可能性があるとの事です。“可能性”があるだけで、決定したわけではないのですが、昨今実写化に関してはファンの間では批判をあびやすいコンテンツ。私も個人的に大好きなシリーズで、特に『ペルソナ』シリーズに関しては、その物語も確かに非常に面白いとは思いますが、実写化になるとシラケてしまう可能性も高いと思います。今後、どんな発表があるかわかりませんが、正直個人的にはあまり進展しない事を願ってしまいます。

ゲームの実写化

これまでゲームから実写化された作品は結構あって、古くは1993年に『スーパーマリオ魔界帝国の女神』、1994年に『ストリートファイター』などがあり、その後話題となったのがシリーズ作品となった2002年の『バイオハザード』、そして最近だと『モンスターハンター』も実写化されました。今回実写化を企画中だと発表したセガですと、世界的人気を誇る人気ゲーム「ソニック」シリーズを2020年に実写化した『ソニック・ザ・ムービー』があり、これがかなりヒットして、続編となる『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』も日本では2022年の8月19日に全国ロードショーの予定です。内容はともかく、このように興行的に成功を収めているシリーズが存在するとなると、やはり人気作品は実写化の候補として選ばれやすくなります。『ペルソナ』シリーズも今では日本だけではなく、海外でも非常に人気があるので、チョイスされやすいのかもしれません。『ペルソナ』シリーズはアニメ化もされているのですが、あちらはビジュアルがそのままなので、すんなり物語を受け止められましたが、これが俳優さんが演じる実写化となると、ああじゃない、こうじゃないという問題が発生してしまいます。実写化で成功している作品もあるので、否定ばかりしたくはないのですが、好きな作品ほどこの手の話題は気になってしまいます。当ブログで度々引き合いにだしてしまいますが、ゲームではないのですが『カウボーイ・ビバップ』ではすごく残念な気持ちになった記憶があるもので・・・。ゲームの実写化については、セガ以外でもソニーが『The Last of Us』や『Horizon』、『ゴッド・オブ・ウォー』などのゲームシリーズのテレビシリーズを製作しようとしているとの事です。

実は実写化されてたメガテン

さて、散々『ペルソナ』シリーズの実写化に異議をとなえてまいりましたが、実は過去にメガテンシリーズで実写化されたドラマがあった事をご存知でしょうか。その作品とは『真・女神転生デビルサマナー』。『真・女神転生デビルサマナー』は、1995年にセガサターン用のソフトとして発売され、その後他の機種にも移植されました。『真・女神転生シリーズ』の外伝となっていて、以降『デビルサマナー』シリーズとして続いていきます。現在発売が予定れている『ソウルハッカーズ2』もこの『デビルサマナー』シリーズの流れ。そんな外伝1作目の『真・女神転生デビルサマナー』が1997年10月からテレビ東京にて深夜ドラマとして全25話で放送されました。時代が時代ということもあり、有名な俳優さんもあまり出演してないのですが、当時13話で終了予定だったのが、好評だからということで、全25話まで増やされた作品です。ということで物語も前半はゲームのあらすじに沿ったものですが、後半はドラマオリジナルの物語となっています。