『ウィッチャー』シリーズや『サイバーパンク2077』を開発したCD PROJEKT Groupは10月5日にそれぞれの続編が製作中であることを発表しました。
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『サイバーパンク2077』続編
本日IRを通じて発表された、弊社で進行中のプロジェクトをご紹介します。
Orion は次の「サイバーパンク」ゲーム作品のコードネームです。ダークな未来世界を舞台に、シリーズをさらに発展させます。 pic.twitter.com/J95PzoPDmT
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP) October 4, 2022
今回発表されたのはCD PROJEKT Groupの事業戦略についての報告されたものです。いろいろ発表されたのですが、その中で驚かされたのが、『サイバーパンク2077』続編について。
つい先日ネットニュースで見たんですが、Netflixアニメ「サイバーパンク エッジランナーズ」で一気に人気作となったオープンワールドRPG『サイバーパンク2077』の拡張パック「仮初めの自由(PHANTOM LIBERTY)」が配信予定なのですが、現時点で「仮初めの自由」以外の拡張パックの計画は無いことが伝えられていました。これに対しファンがナイトシティを長期的に楽しみたいとの思いから、第二弾拡張パックの制作を求めてオンライン署名活動を開始したというニュースがありました。私も第二弾まであったらいいなぁと考えていた所、まさかの続編のニュース。この続編については現段階ではコードネーム「Orion」となっていて、これがゲームのタイトルになるわけじゃないのですが、続編が製作中との発表となりました。アニメが話題になってゲームが人気を持ち直して話題になっている最中に続編の発表。『サイバーパンク2077』の発売時にはいろいろありましたが、現在は数回のパッチによって、まさに神ゲーへと生まれ変わっています。続編は発売最初からしっかりとしたゲームにしてほしいですね。まあ、だいぶ先でしょうが。
そして『ウィッチャー』タイトルが多数
Sirius は @molassesflood によって開発中のゲーム作品のコードネームです。「ウィッチャー」世界を舞台にした作品で、CDPRによる制作支援を受けています。過去の「ウィッチャー」シリーズとはテイストが異なり、クエストやストーリーなどのシングルプレイに加え、マルチプレイにも対応します。 pic.twitter.com/wP9lefgjLk
— CD PROJEKT RED Japan (@CDPRJP) October 4, 2022
『サイバーパンク2077』続編のほかにもあの『ウィッチャー』シリーズについての制作発表がありました。『ウィッチャー』シリーズについては、以前からも発表されていましたが、どうやらいくつもあるようで、こちらも『サイバーパンク2077』同様にコードネームでとりあえずのタイトルが付けられているようです。
まず『ウィッチャー』シリーズの新三部作の最初の作品としてコードネーム『Project Polaris』が発表されました。こちらは物語主導のオープンワールドRPGで、現在プリプロダクション段階とのこと。ゲーム内容は不明ですが、全3作を1作目の発売から6年の間にリリースする計画とのこと。物語
主導ということで、「ゲラルド」が活躍した三部作の次の物語になると予想されます。主役はまた「ゲラルド」なのか、それとも噂されるように「シリ」なのか。今後の発表に期待したいですね。
そして昨年、CD PROJEKT Groupの傘下となったスタジオ「The Molasses Flood」が手がけているというコードネーム『Project Sirius』もプリプロダクション段階にあると発表されました。『Project Sirius』については、前3部作とは違うらしく『ウィッチャー』シリーズの世界観および物語を革新的な手法で伝えるとのこと。過去シリーズとはテイストが異なり、クエストやストーリーなどのシングルプレイに加え、マルチプレイにも対応するとのことです。
そしてさらにさらに、『ウィッチャー』シリーズに携わったベテラン開発者が所属する外部デベロッパーが手がける、『ウィッチャー』ユニバースを舞台とするシングルプレイのオープンワールドRPGとしてコードネーム『Project Canis Majoris』の存在も明らかにされました。この『Project Sirius』と『Project Canis Majoris』の違いが今の所不明ですね。『Project Canis Majoris』はオープンワールドと明言しているということは、『Project Sirius』の方はオープンワールドではないということなのでしょうか。どちらかでいいのでプレイやーがキャラメイクするオリジナル「ウィッチャー」となってプレイできたら面白そうですよね。
そして新規IPも
— CD PROJEKT IR (@CDPROJEKTRED_IR) October 4, 2022
CD PROJEKTは人気シリーズの2作品のほかにも新規IPとなるコードネーム『Hadar』についても発表しました。ちなみによく聞くこの「新規IP」っていうのは、主にゲーム関連の用語で、従来作品の知的財産(Intellectual Property)を使用せずに1から制作された「完全新規の」タイトルという意味で使われている言葉です。こちらはまだ制作の最初期段階にあり、ゲーム自体の開発にはまだ至っておらず、土台作りに専念している段階とのこと。どんな作品なのか皆目検討もつきませんが、もともと『サイバーパンク2077』も『ウィッチャー』シリーズの評判があって注目されていたゲームだったので、『サイバーパンク2077』も評価されだしたことを考えるとあの時以上にファンの期待が集まってしまうんでしょうね。次こそはしっかりスタートしてほしいと本気で願っております。
それと以前発表された『サイバーパンク2077』の拡張パック「仮初めの自由」について、現在開発の最終段階にあると報告がありました。同拡張パックは、PC/PS5/Xbox Series X|S向けに2023年配信予定。『ウィッチャー3』の拡張パックがゲーム1本分に匹敵するくらいの内容だったので、CD PROJEKTのDLCには期待してしまいますね。PS4は非対応なのが悲しいですが、なんとかそれまでにPS5を手に入れたいと思います。
今回は以上です。
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