意外とある主人公機が量産型のリアルロボットアニメ作品の紹介

サブカル

本ブログではこれまでさまざまなリアルロボットアニメの紹介をしてきました。これからもし続けることでしょう。そんな中、今回ご紹介するのは、その中でも主役ロボットが量産機という珍しい作品を紹介します。基本的にロボットアニメは主役機がいて、試作機だとかなんとか理由をつけて、主人公が乗ることになるその機体は他に存在しない1機だけという設定がほとんどです。でも、個人的には試作機より、本来は量産機の方が性能が高いんじゃないかと以前から思っていました。『機甲戦記ドラグナー』のように主役機より量産機の方が性能が高いといった作品も稀にありますが、今回は主役機が特別ではなく、他の同じ量産機という作品を、私の記憶している範疇ですが、ご紹介したいと思います。

超時空要塞マクロス

まずはこの作品から。もはやこの作品の代名詞となっている主人公が操縦するバルキリーは量産機。なんですが、テレビ版では主人公の一条輝の乗機のバルキリーは「VF-1J」という型で、少数生産型となっていて、本編にも輝機以外はほとんど確認がとれないため、今回のテーマには該当しません。後半の主役機の「VF-1S」は完全なカスタム機なんで、これも違います。しかし、映画版では、スカル大隊仕様ながらも、隊長のフォッカー以外は全員「VF-1A」で統一されています。「VF-1A」は一見ツノに見える対空レーザーが1本で(VF-1Jは2本)あっさりとした頭部のデザインで、いかにも量産機という感じになっています。世間では「VF-1S」が人気で、商品化も「VF-1S」が多いですが、個人的にはこの「VF-1A」が大好きです。なので映画版がすごく好きです。ちなみに「VF-1A」はテレビ版でも量産機として多数登場しています。

 

装甲騎兵ボトムズ

量産機というか、主人公に固定の機体がない他にも類をみない作品がこのボトムズ。そもそもボトムズって機体さえない作品。物語冒頭から登場する主人公キリコの代名詞となる「スコープドッグ」はもちろん量産機で、基本的にキリコはこの「スコープドッグ」を好んで搭乗します。しかし、他にも現地で敵のATをかっぱらうなんて事が頻繁に行われているし、乗っている機体が破壊されても、「ああ、やられちゃった・・・」というショックが一切ない非常に珍しい作品。なお、テレビ版のラスト付近でキリコが使用した「ラビドリードッグ」はいかにも専用機っぽく出てきますが、OVAの「ビッグバトル」でニーバのエクルビスに大量にやられている量産機だったりします。

ボトムズについてはこちらの記事でも紹介しています。

よく知らない人に向けた『装甲騎兵ボトムズ』への誘い テレビ編
リアルロボットの金字塔、『機動戦士ガンダム』。もはや世代を越えた大人気シリーズとなっていて、時代を越えて新作が作り続けられています。そんな『ガンダムシリーズ』と同じくらいに有名な作品『装甲騎兵ボトムズ』という作品を聞いた事がある人もいると思います。今回はよく聞くけど、よくは知らないという人に向け、『装甲騎兵ボトムズ』という作品について紹介したいと思います

 

銀河漂流バイファム

当時小学生だった私が本放映の第一話を視聴した際、冒頭でいきなり主役機のバイファムが破壊されるシーンが流れて、「なんだこのアニメ・・・」という感想を持った記憶があります。銀河漂流バイファムの主役機はもちろんバイファムなんですが、この機体も量産機。物語が少年少女だけになっちゃった宇宙船ジェイナス号で旅をするのがメインストーリーで、その宇宙船の中にあって主人公のロディが操縦する事になったラウンドバーニアンがこのバイファム。そして相棒のバーツが乗るネオファムも同様です。バイファムに関しては、コクピットハッチにナンバーがあり、ロディの乗るバイファムには「7」という数字があります。量産機ではあるものの、基本的にはロディが乗った機体しかストーリーにほとんど出てこないので、専用機のような印象があります。ちなみにジェイナス号のキャプテンであるスコットが練習機の黄色いバイファムに乗るエピソードもありました。

 

機動戦士Vガンダム

ガンダム、しかもテレビシリーズでは珍しいのですが、主役ガンダムが量産機なのが「Vガンダム」。Vガンダムはコアファイターと上半身となるトップリム(作中ではハンガーと呼ばれてます)と下半身となるボトムリム(作中ではブーツと呼ばれてます)で構成されていて、コアファイターはコクピットがあるのでそうでもないのですが、ハンガーやブーツは大量にあって、ドッキングする際に、その邪魔をされる時、ガンガン撃ち落とされています。そのうち、主人公のウッソはこのハンガーとブーツをそのまま武器として使用するぐらい無駄使いします。シュラク隊がストーリーに出てくるころになると普通にVガンダムも数機でてくるようになり、隊長機として頭部のデザインの違うVガンダムヘキサというのも出てきます。物語後半になると、ウッソは「V2ガンダム」に乗り換えてしまいますが、それまでは量産機が主役として頑張っている珍しいガンダムです。

 

機動戦士ガンダム第08MS小隊

OVAで「機動戦士ガンダム」とは別の地域の1年戦争が描かれたこの作品。主役機が陸戦型ガンダムという量産機。主人公は小隊長なので、一応肩に隊長マークはついていますが、小隊の他のメンバーも同じ機体に乗っています。そもそもガンダムの量産型ってGMじゃねーのかっていう突っ込みが当時入りまくっていましたが、アニメ一本作るのにやはりガンダムを主役にしなければいけなかったのでしょうかね。デザインやコンセプトは凄くすきなガンダムなのですが、そのへんがモヤモヤします。一応、同じ機体なのですが、主人公のシローは物語後半は大破した自分の陸戦型ガンダムを改修し、ガンダムEz8という機体に乗り換えます。この機体はカスタム機で完全に専用機扱いなので、量産機主役なのは前半までですね。

 

アルドノア・ゼロ

主役機が量産機というか、この作品に関してはさらに訓練機。スレイプニールという機体が主役機なのですが、主人公の界塚伊奈帆が使いやすいという理由で、ずっとこの訓練機うぃ使い続けます。軍の主力兵器のアレイオンという機体もすすめられますが、なんだかんだでスレイプニールを使用。この物語は“リアルロボットvsスーパーロボット”というのがテーマで、主人公側はリアルロボット側。なので機体性能で勝ったり倒したりするのではなく、情報や考察、作戦や戦法というのを駆使して、敵と戦うのがメインなので、訓練機というのが逆にいい見せ方になっていえ、すごく好きな作品です。ただし、いかにも量産の訓練機として使用されるのは、2シーズンある物語の中、前半の1シーズンのみ。後半の2期からは、スレイプニールはたしかにスレイプニールなんだけど、主人公が特別な人間になってしまっていて、専用のカスタム機へと変貌します。

 

翠星のガルガンティア

基本的にこの作品の主役機はストーリー上、1機しかでてこないのですが、主人公のレドの乗るチェインバーは量産型で、物語冒頭で大量に同じ機体が登場します。その中の一機が文明の退化した地球に降りてきて、物語が進行するのですが、それ以降はチェインバーはレドのこの機体しか登場しません。また、この機体はAIが搭載されていて、めっちゃしゃべります。なのでキャラクター性もかなりでてきてしまっている珍しい量産機となっています。物語後半では、指揮官専用機としてチェインバーの上位機種がでてきますが、どちらかといえば、こちらの方が専用機となっていますね。もちろん、戦うことになるのですが、最後の盛り上がりを見ると、チェインバーは間違いなく主役機の活躍をします。

以上が私の記憶の中にある主役機が量産機だった作品。多分他にあったような気もしますが、しっかりと説明できるのは今回ご紹介したものだけなのであしからず。ちなみにザブングルやダンバインのように物語の序盤で2〜3体あった作品は、除外しております。

コメント