『鬼滅の刃』のゴールデンタイムの放送は、BPOも問題ないと回答!

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新シーズンも始まり、9月に連続で放映された「特別編」の視聴率も好評だった『鬼滅の刃』。まだまだ盛り上がるのはこれからだと思いますが、一部の視聴者からBPOに批判の声も届いているようです。




すでに放送された内容にもかかわらず、高い視聴率で話題になっている『鬼滅の刃』。ここまで世間から注目されるアニメ作品も久しぶりですが、その影響からか一部アンチなのか、そうじゃない人たちからか、その内容についてBPOに批判の声が届いているようで、その一部がBPOのサイトに公開されています。9月28日に開催された議事の内容を記録した『第238回青少年委員会議事概要』の「視聴者の意見」の部分に、以下のような作品について議論を行ったことが記載されています。

「劇場版アニメが話題となった作品のゴールデン帯での放送について」

意見の内容
劇場版アニメが話題となった作品のゴールデン帯での放送について、「流血、残虐なシーンが多すぎる」「人を食べたり、腕がもげたり、ひどく暴力的でグロテスクな画が多くて大変不快」等の意見が寄せられました。

という内容のもの。タイトルは伏せられているものの、どう考えても『鬼滅の刃』のことだと思います。ちなみに、今回の視聴者意見は2021年8月後半から9月前半までに寄せられたもの。劇場版「無限列車編」の放送は9月の後半だったので、ほぼ間違いなく当てはまります。

ちなみにBPOってなに?

まずよく耳にするBPOについて説明します。BPO(放送倫理・番組向上機構)はBroadcasting Ethics &Program Improvement Organizationの略。公式サイトから引用すると「放送における言論・表現の自由を確保しつつ、視聴者の基本的人権を擁護するため、放送への苦情や放送倫理の問題に対応する、第三者の機関です。主に、視聴者などから問題があると指摘された番組・放送を検証して、放送界全体、あるいは特定の局に意見や見解を伝え、一般にも公表し、放送界の自律と放送の質の向上を促します。※BPOはNHKと民放連によって設置された第三者機関です。」とのことで、わかりやすくいうと、視聴者が見ててイヤな気持ちになった番組に対して、「あれ、どうなのよ?」と苦情のような批判的な意見を伝えると、その番組はありかなしか、セーフかアウトかを決める人たちです。つい最近、「痛みを伴うことを笑いの対象にするバラエティー番組」について審議入りを決めたという事でも話題になりました。で、そのBPOに今回『鬼滅の刃』がゴールデンタイム(午後7時から午後10時)に放送され、残虐なグロいシーンが多いのではないか?という意見を視聴者から受け、それについてBPOで議論したそうです。

 

BPOの回答

そして議論の結果、BPOの出した回答は、「映画も大ヒットして、受け入れられているのでは」「注意しながら見てくださいということも、世の中的には了解されている」等の意見が出されました。つまり、BPO的には『鬼滅の刃』がゴールデンタイムに放送されるのは、「あり」のようです。これは今後に大きく影響がありそうですね。現在、テレビ版の「無限列車編」の放送が始まりましたが、放送時間は内容を考慮してか、日曜23時15分からになっています。もうこの時間で決まってしまっていますが、今後『鬼滅の刃』のレギュラー放送をゴールデンタイムにしても問題ないという見解になります。批判的な意見が、逆に「あり」という認識を与えてしまったことになりますね。ただし、12月から放送予定の「遊郭編」は、残虐な描写以外にも、舞台となる遊郭が別の倫理にひっかかりそうなので、23時15分の放送時間が適当かと思われます。

いやなら見なければいい

今回のこともそうですが、一部の人間の好みによって、放送に対して云々言うのは、私個人の意見としては違うと思います。公共の電波とはいえ、視聴者側に取捨選択の自由があるので、自分の思想に合わせて全ての環境を変えようとするのは、行き過ぎだと思います。ネットで以下のような画像を拾いました。

画像の説明内容によっては、不快に思う方もいるかもしれませんが、これが賛否両論を生む今の社会の問題だと思います。今回はBPOが『鬼滅の刃』のゴールデンタイムの放送については、問題ないとう判断をしましたが、これで放送できなくなってくると、さらにテレビが不自由になり、もっとつまんなくなっていってしまうと思います。同じジャンプ漫画だった『ドラゴンボール』や現在は日曜の朝に放映している『ONE PIECE』も昔は夜7時から放映していました。もっと言ってしまうと、『鬼滅の刃』なんかより何倍も残虐表現が激しい『北斗の拳』だって夜7時から放送していました。そんな大昔と比べてもアレなんですが、あまりに批判ばかりしている人たちは、少し慎重になってほしいですね。

あまりにも人気コンテンツとなった『鬼滅の刃』のファンたちからの声を考慮してか、今回のBPOの回答。人気があればBPOも味方にできるかもしれませんね。

今回は以上です。

 

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