『真・女神転生Ⅳ』のネタバレ!ストーリー紹介 PART6

サブカル

2013年にニンテンドー3DSで発売された『真・女神転生Ⅳ』のネタバレストーリーを紹介しています。非常に長い物語なので、何度かに分けて更新していきます。基本的に順次公開していきますが、途中別の記事などが挟まってくる可能性もありますので、予めご了承ください。1つ前と続きに関してはリンクを貼るなどして、なるべく読みやすくしていこうと思っています。長いので移動時間や暇な時に呼んでください。今回はPART5。前回の続きとなります。

なお、メガテンシリーズはロウ・カオス・ニュートラル(そうじゃない場合もあります。)でストーリーが変わるのですが、今回は一番ポピュラーなニュートラルの物語を紹介します。

目次

真・女神転生Ⅳネタバレストーリー Part6

 

白い世界

無限発電炉ヤマトを起動後、意識を失っている間フリンは、夢の中で白い世界にいました。この白い世界の中で、フリンの知り合いたちの姿をした真っ白い影たちに会います。彼らはフリンに『お前に選択のための道しるべを示してやろう』と語りかけてきました。謎の白い影の言葉が終わるとフリンは意識を取り戻していきました。目が覚めるとなぜかそこは、かつて東京を探索し始めた時に目指していた霞ヶ関の悪魔討伐隊の基地でした。そこにはワルターだけではなく、なんとヨナタンの姿もありました。ヨナタンは3人ともここに倒れていたと言います。ワルターが『フリンと一緒にリリスの所に行って・・・それから・・・』と思い出していると、ヨナタンは『そんなはずない!フリンは僕と一緒に築地本願寺にいってリリスを倒したのだぞ!』とフリンにも身に覚えにない事を言います。それぞれ認識が違っている状況で、さらに3人とも例の白い影の夢を見たようでした。頭がこんがらがってきたワルターは外の空気を吸いに外に行きました。ヨナタンとフリンもワルターを追って外に向かいます。しかし、外に出ると3人はさらに混乱することになります。霞ヶ関のシェルターの外に出るとなんと空と砂漠が広がっていました。

 

砂漠の東京

東京のはずなのに天井がなく、空が広がっていました。街や建物はなく、ただただ広い砂漠にいる3人。ここにいても何もわからないので、誰か話を聞ける人を探すこととなり、とりあえず砂漠を歩きはじめました。しばらく進むと地下に入れる施設を発見します。施設に入ると、3人は武装した人たちに囲まれました。「なぜマスクもなしに外を歩けるんだ」と武装した人たちはフリンたちにいきなり問い詰めます。彼らはフリンたちを警戒していましたが、フリンたちがつけているガントレットを見た一人が「キヨハルさんを呼べ」と慌てた様子でフリンたちを牢屋に閉じ込めました。

しばらくすると、稚拙な喋り方をする男に声をかけられます。「どこでデモニカを手に入れたんだい?悪魔召喚プログラムを見せてよ」。その男は自分が毎日行っていた祈りが通じ、フリン達がここへ来たのだと言います。そしてフリンたち3人を「救世主(メシア)」と呼び、この世界を救ってくれると言います。『キヨハル』と呼ばれるその男のおかげで、フリン達は拘束は解かれました。そしてキヨハルに連れられ、この集団のリーダーである『アキラ』という男に会います。

アキラは別の世界にある『東のミカド国』から、フリンたちがこの世界にきて、魔王を倒してくれるということを『ホワイトメン』という白い影に夢で告げられたと言います。最初ただの夢だと思っていたアキラでしたが、目が覚めたときに手にあるものを握っていたと言い、それをフリン達に見せます。それはなんと無限発電炉ヤマトのリモコンでした。そしてアキラは「君たちがキヨハルさんのいう救世主なら魔王プルートを倒してほしい」と悪魔の討伐の依頼をされます。この砂漠の世界はフリン達がいた世界とは別の世界の東京のようで『魔王プルート』と呼ばれている悪魔のせいで毒が蔓延していて、マスクがないと外もあるけないようでした。この世界では25年前に悪魔が現れた時、神に選ばれた人間を繭に乗せ、その繭が飛び立ったあと、不要な人間と悪魔を根絶するため『神の御業』である核が投下され砂漠と化してしまった東京でした。
プルートを討伐したら報酬としてリモコンを渡すといいます。このリモコンがあればフリンたち3人も元の世界に戻れるかもしれないので、フリンたちは魔王であるプルートを倒しに行くことにしました。

プルートの城にいくと悪魔ではなく機械仕掛けの敵が攻めてきました。いろんな種類の機械仕掛けの敵を倒し、奥に進むとこれまでの敵とは比べものにならない大きさの敵に遭遇します。バロウズがこの大きな敵が『プルート』だと言います。フリンたちは力を合わせプルートと戦います。プルートは悪魔ではなく、なんと神の作られたプログラムだといいます。ヨナタンは神が東京に毒をまいたのか!と驚きを隠せませんでした。無事にプルートを討伐したフリンたちは、アキラからリモコンを受け取ります。アキラはこのリモコンを使うと魔界と繋がり、東京に悪魔が溢れかえることを知っていました。しかし、アキラはそれでも構わないといいます。東京を復興させるためには、悪魔だって使ってやると息巻いていました。そしてフリンたちに敬意を払って、復興したらこの国を『東のミカド国』と名付けると言いました。『砂漠の東京』のアキラ達に別れを告げたフリンたちは、この世界の市ヶ谷駐屯地に向かいます。すると同じ場所に無限発電炉ヤマトがありました。ここでフリン達は元の世界に戻るため、リモコンのスイッチを押しました。

 

爆炎の東京

するとまたフリンたちは意識を失います。そしてまたあの白い世界にいました。前回同様に白い影がフリンに話しかけてきました。アキラから聞いた白い影たちの名前は『ホワイトメン』。ホワイトメンたちはフリンたちが『守る』ことを選択した可能性の世界に触れたといいます。しかし、フリンたちが見た『守る』ことを選んだ『秩序』の世界の未来は、最終的に悪魔の力を利用しようとしていました。そしてお前には『守らない』選択肢もある、今からその可能性を見せてやろうといいます。

そしてフリンは再び意識が戻ります。意識が戻ると砂漠の東京についた時と同じ霞ヶ関の悪魔討伐隊の基地にいました。ヨナタンとワルターもまた一緒です。元の世界に帰ってきたかと思ってた所に、まるで悪魔のような姿をした異様な男が声をかけてきました。「なんだお前ら・・・その腕のものは・・・アキラ!アキラ!」と異様な男はアキラの名前を呼びながら部屋を出ていきました。「アキラ?」聞いた事のある名前からフリンたちも部屋を出ます。

するとさっきの異様な男が別のもう一人の異様な男と話していました。そしてその悪魔のような男がアキラだといいます。フリンたちはどうやらまた別の世界にきたようでした。ここは『爆炎の東京』。25年前に悪魔が現れ東京をめちゃくちゃにした世界でした。この世界のアキラたちは悪魔人間と呼ばれ、おそらくは悪魔召喚プログラムを使用して、悪魔と合体した人間のようでした。そんな力が正義の『混沌』のこの世界には、フリンたちと同じような普通の人間たちもいました。しかし、普通の人間は家畜人間と呼ばれ、頭にプラグを付けられ悪魔人間たちが食料としていました。食料といっても殺して食べるのではなく、タヤマが作っていた『赤玉』のように、殺さずプラグの部分から直接脳の神経伝達物質を少しずつ吸っていました。そのために悪魔人間はそれぞれ家畜人間を飼い続けているようでした。この世界のアキラはフリン達を『イントルーダー』と呼び、一緒にこの東京を支配している東京王のケンジを倒そうと言います。

事情がいまいち飲み込めないフリン達がアキラに説明を求めると、市ヶ谷駐屯地にこの東京を支配している『ケンジ』という強力な悪魔人間がいて、ケンジもフリンたちと同様にホワイトメンの夢を見たと言いっているようです。その夢の内容はケンジがホワイトメンに、「イントルーダーが現れ、無限発電炉ヤマトのリモコンを手に入れる時、ケンジは殺される」と言われたらしく、それからケンジはイントルーダーがこの世界に訪れるのを恐れていたと言います。アキラはこれを好機と思い、フリンたちの力に便乗して自分が東京の王になろうとしていたのでした。アキラに乗せられたまま、市ヶ谷駐屯地を目指したフリン達。この東京では強ければ何をしてもいい世界だと言います。しかし、市ヶ谷駐屯地に向かう途中で、アキラはもし自分がこの東京の王になったら、みんなが平等に暮らしていける東京にしたいと言います。

そして市ヶ谷駐屯地に辿りついたフリンたちは、東京王ケンジと対峙します。ケンジは戦いの最中に死んだふりをするなど、卑怯な真似を使ってきましたが、最終的にはフリンたちに倒されます。

戦いに勝利したあと、目の前には無限発電炉ヤマトがありました。ケンジからリモコンを手に入れた3人は、この「爆炎の東京」のアキラにも別れを告げます。そして3人は何度目かになる無限発電炉ヤマトのリモコンのスイッチを入れました。

PART7へ続きます

『真・女神転生Ⅳ』のネタバレ!ストーリー紹介 PART7
2013年にニンテンドー3DSで発売された『真・女神転生Ⅳ』のネタバレストーリーを紹介しています。非常に長い物語なので、何度かに分けて更新していきます。基本的に順次公開していきますが、途中別の記事などが挟まってくる可能性もありますので、予めご了承ください。1つ前と続きに関してはリンクを貼るなどして、なるべく読みやすくしていこうと思っています。長いので移動時間や暇な時に呼んでください。今回はPART7。前回の続きとなります。

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