『真・女神転生Ⅳ』のネタバレ!ストーリー紹介 PART7

サブカル

2013年にニンテンドー3DSで発売された『真・女神転生Ⅳ』のネタバレストーリーを紹介しています。非常に長い物語なので、何度かに分けて更新していきます。基本的に順次公開していきますが、途中別の記事などが挟まってくる可能性もありますので、予めご了承ください。1つ前と続きに関してはリンクを貼るなどして、なるべく読みやすくしていこうと思っています。長いので移動時間や暇な時に呼んでください。今回はPART7。前回の続きとなります。

なお、メガテンシリーズはロウ・カオス・ニュートラル(そうじゃない場合もあります。)でストーリーが変わるのですが、今回は一番ポピュラーなニュートラルの物語を紹介します。

目次

真・女神転生Ⅳネタバレストーリー Part7

ホワイトメンとの対決

無限発電炉ヤマトのリモコンのスイッチを入れ、意識を失ったフリンは、またもやホワイトメンが夢に出てきました。「砂漠の東京」と「爆炎の東京」。「守る」選択をした世界は、混沌を選び、「守らない」選択をした世界は秩序を選びました。これは神の思惑によるもので、永遠に繰り返され続けるとホワイトメンは言います。二つの可能性の世界に触れたフリンに、ホワイトメンは神の思惑からすべての人間を解き放つため、世界を「無」する選択をするように迫ってきました。しかし「無」にすることが正しいと思えなかったフリンはこれを拒否します。するとホワイトメンは突如フリンを用済みとし、この虚構の空間で死ぬまで後悔しろと、この夢だと思っていた真っ白な謎の空間に閉じ込められてしまいます。為す術がなくなったフリンでしたが、そこに車イスに座った男が現れました。彼はかつて、ナバールが悪魔の結界に囚われた時に助けてくれたスティーヴンでした。

スティーヴンはこの白い世界は人々の思念が作り出す世界、『魔界』だと言います。ここにいるホワイトメンを探し、そして倒せばフリンは元の世界に帰れると言います。スティーブンのアドバイスの通り、フリンは元の世界に帰るため、親しい人たちの姿を模したホワイトメンたちを探し、そしてすべてのホワイトメンを撃破することに成功しました。

すべての真相

ホワイトメンをすべて倒したとき、再びスティーヴンが現れました。そして彼はすべてをフリンに話します。フリンが結界で見かけたり、夢の中で見たあの小さな少女は『東京』そのものだといいます。かつてそんな東京の女神である彼女の悲しみの声に答え、東京を護った一人の少年がいたといいます。

25年前、東京が悪魔だらけになった時、天使たちはケガレのない子どもたちを攫って、新宿御苑にあった繭に集め飛び立ったと言います。飛び立ったあと、あの「砂漠の東京」と同じように、核が東京を襲いました。その時、東京を護ったという少年と、少年が使役していた仲魔の強力な悪魔が、その体を変容させ東京の天井に蓋を作り、核からの攻撃を防いだと言います。その後、天井の下の東京と、天井の上の東のミカド国にわかれてしまったと言います。スティーブンは、民を分かつあの天蓋を取り去り、東京・・・すなわち女神をあるべき姿の戻すのがフリンの使命だと言います。
「『かつての君』が護った世界を今度は『今の君』が元に戻すのだ」と言うスティーヴン。そしてきっと東京を覆う天蓋もフリンの声ならば聞き入れてくれるだろうと言います。現在、東京に蓋をしているその天蓋の正体は、東京の守護神である『マサカド』だと告げます。

スティーブンはフリンが、かつて『マサカド』とともに東京を守り、そして命を落とした少年の転生した姿だったというのです。スティーヴンは東京をすべてをフリンに託すといい、「あとは頼んだよ、バロウズ君」とフリンのガントレットのバロウズに話かけると、バロウズは「OK、ドクター。」と返事しました。どうやらバロウズもスティーヴンのことを知っているようでした。そしてバロウズの先導の元、フリンは元の東京へ戻ることとなります。

 

元の世界の霞ヶ関

「起きて!ねえ起きてくれなくて!」フリンは自分を呼ぶ、少女の声で意識を取り戻しました。目が覚めた場所は、なんとまたしても霞ヶ関の悪魔討伐隊の基地。しかし、これまでのようにヨナタンとワルターはそこにはいませんでした。そして代わりにそばにいて、フリンを起こしていた少女は、なんとイザボーでした。タヤマは死に、ユリコもいなくて、修道院も機能していない状況にどうしていいかわからず、東京でフリン達を探していたというイザボー。イザボーから現在の東京の状況を聞くとかなり差し迫っているようでした。魔界のゲートが開かれたことにより、悪魔が溢れ東京は混乱に陥っていて、悪魔を東京ごと消滅させようと天使の軍勢がナラクに前線を張り、間も無く天使と悪魔の全面戦争が始まるとのこと。ヨナタンもワルターもどこにもいないと言います。他に頼る所のないフリンとイザボーは、とりあえず新宿にあるフロリダに行き、東京の状況に詳しそうなフジワラに会いに行くことにしました。

 

新宿のフロリダへ

フロリダに行くと、以前と同じようにフジワラとツギハギがいました。しかし、フジワラたちもイザボーと同様で、今後どう行動すべきかわからないようでした。フジワラは東京では悪魔王のルシファーが復活して、もはや人間にはどうする事もできないといいます。その様子を聞いていたのか、フリンのガントレットのバロウズが「だったら『神頼み』なんてどう?ドクターの言っていた『東京の守護神』のことよ」と話しだします。そんなバロウズの声に反応したのはツギハギでした。ツギハギに東京の守護神の名前を聞かれたフリンは、スティーヴンからきいた通りの名前、「マサカド」と伝えると、ツギハギは以前会った時から握っていた大きな古い刀をフリンに差し出し、握ってみろと言い出しました。よくわからないまま、フリンが刀を握り、そして鞘から抜くと刀が輝き出しました。その様子を見ていたフジワラとツギハギは歓喜の声をあげます。

鞘から刀を抜いたフリンを見て、ツギハギが語りはじめます。ツギハギは、かつて悪魔討伐隊に所属していたと言います。悪魔討伐隊に所属していた当時、ツギハギはある少年とともに、マサカドを倒し、マサカドを仲魔として使役することに成功したといいます。フリンが抜いたこの刀はマサカドの太刀。マサカドを従え操るための依り代との事でした。25年前、その少年は仲魔にしたマサカドと共に今の東京の天井となり、この街を襲ったミサイルから東京を救ったとのことでした。それは白い世界“魔界”でスティーヴンから聞いたのと同じ話でした。その少年とマサカドが天蓋になったあと、マサカドの太刀はツギハギが持ってはいましたが、ツギハギを含め、刀を抜ける者はいなかったといいます。その後、フジワラとツギハギは機が熟すのを待つ事にして、人外ハンター商会を組織しました。その刀を抜くことができる者が現れ、再び東京を救ってくれる者を待つために・・・。ツギハギはそれがフリンだと言います。フリンはマサカドの太刀をツギハギから託されます。マサカドは必殺の霊的国防兵器と呼ばれた憂国の士。フジワラはマサカド公の力があれば人間にも、天使と悪魔の戦争を止められるかもといい、ツギハギは銀座の交差点にある巨岩のもとで、その刀を抜いてみろ、抜けば分かるといいます。

 

必殺の霊的国防兵器『マサカド』

フリンとイザボーは、ターミナルを使用して銀座に来ました。そして交差点にあった巨大な岩山のところまでたどり着きます。ツギハギにいわれた通り、そこでマサカドの太刀を抜くと、岩山がそれに共鳴し激しく振動します。そして本当に『マサカド』が現れました。マサカドはフリンを見て、フリンがかつての少年から転生した姿である事をすぐに理解します。そして頭上の天蓋を外し、東京を在るべき姿に戻す。すなわち東京の女神を復活させようとしている事も理解していました。その話を聞いたイザボーは、なんて素晴らしい選択だと喜びます。東のミカド国と東京の隔たりを無くして民が一緒に暮らすという選択。これまで答えの出せなかったイザボーは、それこそが自分が探していた選択だと喜びます。しかし、マサカドの霊力は身体とともに天井になってしまっていて、今のままでは元の姿に戻れないといいます。東京の民の魂を1つにして、大魂をつくれば、かつての霊力が戻ってくるとマサカド言います。マサカドはフリンに聖杯を渡しました。その聖杯に希望がみたされば、大魂が作れると言い、フリンとイザボーは人々の希望を集める方法を探し始めます。

PART8、最終回へ続きます。

『真・女神転生Ⅳ』のネタバレ!ストーリー紹介 PART8 最終回
2013年にニンテンドー3DSで発売された『真・女神転生Ⅳ』のネタバレストーリーを紹介しています。非常に長い物語なので、何度かに分けて更新していきます。基本的に順次公開していきますが、途中別の記事などが挟まってくる可能性もありますので、予めご了承ください。1つ前と続きに関してはリンクを貼るなどして、なるべく読みやすくしていこうと思っています。長いので移動時間や暇な時に呼んでください。今回はPART7。前回の続きとなります。

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