何やってんの!閃光のハサウェイ2部タイトル決定!ブライトさん登場

サブカル

9月2日に新宿ピカデリーで大ヒットした映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の最終トークイベントが開催されました。イベントにはサンライズのプロデューサーの小形尚弘さん、そしてガンダムシリーズに多く登場しているブライトさんこと「ブライト・ノア」の2代目声優の成田剣さんが出席しました。その席で3部作で製作されている『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の第2部のサブタイトルが決定したとの発表がありました。その気になるサブタイトルは『サン オブ ブライト』。原作より早めにブライトさんが登場するようです。

 

目次

「サン オブ ブライト」の意味

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ「サン オブ ブライト」』として第2部が製作されることになったようで、プロデューサーの小形尚弘さんは「このタイトルを元に制作中」と明かし、「長くは待たせないのでお待ちください!」とコメントしていました。同席していた成田剣さんは「第2部から登場させていただけるようなので、全身全霊をこめてやらせていただけたらと思います!」と意気込んでいました。ちなみにこの「サン オブ ブライト」は現段階では仮題のようです。この「サン オブ ブライト」の「サン」は息子という意味のサン(Son)。なので直訳するとまんま「ブライトの息子」という意味になるのですが、捉えようによっては太陽(Sun)という意味でもあると伝えていました。ブライトさんの息子であるハサウェイ。映画版では親子は会うことができるのでしょうか。個人的にはダブルミーニングで「ブライト サン」でも良かったんじゃないかと思います。・・・意味わかんなくなっちゃうか。

 

気になる2部の内容は

イベントでは、第2部の内容についても少し触れていました。小説の中巻にあたるであろう第2部の内容ですが、プロデューサーの小形さんいわく、シナリオはすでに完成していて、どうやら原作とは変わった展開のようで小説版にはない仕掛けもあるとのこと。小説原作者の富野監督から保たないからやめろと言われたそうですが、「皆さんが見たいものを置きつつ、プラスアルファの仕掛けを仕込んであります。」とコメントしています。そして元々ブライトさんの登場も原作より早そうですし、今回堂々とサブタイトルにその名前も出ているので、小説よりもブライトさんの登場する場面が多そうですね。ハサウェイも頑張らないと親父に主役を取られる勢いですね。以前紹介もしましたが、そもそも今回のアニメ化は小説版とは違った時間軸です。小説版ではハサウェイがクェスを殺したことになっていますが、アニメ版では違っています。小説版ではそこの葛藤がかなり大きかったので、第1部から違うといえば違っていました。そうなるといよいよ第2部以降の物語が気になってきますね。

結末は変わる?『閃光のハサウェイ』映画版と小説版の違いは?
公開の延期が重なり、なかなか映画が公開されない『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。楽しみにしているガンダムファンの皆さんは、心穏やかではないですね。すでに有名な話ですが、この作品は1989年にガンダムの生みの親である、富野由悠季監督により執筆された小説が元となっています。果たして今回の映画版は、この小説版と同じ展開となるのでしょうか。

 

やはり結末は変わる?

原作小説の結末を知っている身としては、今回発表された「サン オブ ブライト」というタイトルを聞くと、非常に辛い気持ちになってしまいましたが、すでに第2部の時点で原作にはない展開をほのめかしているので、やはり当初の予想通り、小説版とは結末は変わりそうですね。『閃光のハサウェイ』は、たしかに小説が先に存在していたのですが、今回のアニメ化にあたっては、宇宙世紀の次の100年を描く「UC NexT 0100」プロジェクトの作品として製作されています。元々『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』のヒットから立ち上がった「UC NexT 0100」プロジェクトなので、ユニコーンは何かしら絡んでくるのではないでしょうか。『機動戦士ガンダムUC』にブライトさんは登場していますし、「UC NexT 0100」プロジェクトの第1弾となった『機動戦士ガンダムNT(ナラティブ)』に関しては、ほとんど『機動戦士ガンダムUC』の後日談のような内容でしたから、『閃光のハサウェイ』だけ無関係ということはないと思います。それが第2部でどのくらい表現されるかはまだ全然わかりませんね。ちなみに小説版の『閃光のハサウェイ』の内容については、本ブログ内にネタバレストーリーがありますので、気になる人は是非ご覧ください。

小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』ネタバレストーリー紹介 Part1
劇場公開予定のアニメ『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』。3部作で映画化されるこの作品の原作は、ガンダムの生みの親である富野由悠季監督が執筆した小説となっています。小説なんか読んでられない人向けに、それっぽいビジュアル使って、小説の内容を紹介したいと思います。今回はPart1。上巻のストーリーです。

 

初代「ガンダム」も小説とは違う

そもそも初代である“ファーストガンダム”もアニメ版と小説版ではその内容が違いました。というかファーストガンダムについては、結末どころか、その内容もほとんど違いましたね。なので、『閃光のハサウェイ』もアニメ版ではまったく違う物語の展開をしても問題ないと思います。「UC NexT 0100」プロジェクトの1つである事を考えると、第2部ではさすがにまだ出てこないと思いますが、おそらくバナージやら、ヨナやらが何かしら絡んでくるとは思います。そしてアニメでも小説でも『閃光のハサウェイ』以降は、『機動戦士ガンダムF91』までの間の物語を描いた作品はないので(「F90」は除く)、今後に繋がって行く新しい作品として自由に製作していってほしいです。すでに「仮」とは付いていますが、『機動戦士ガンダムUC2』というものも予定されているようなので、当分は「UC NexT 0100」プロジェクトで話題は続きそうですね。

コメントでは、「長くは待たせないのでお待ちください!」とはありましたが、1年とか2年で公開できるものなのでしょうか。内容に期待が高まっている分、できるだけはやく続きは公開してもらいたいですね。

今回は以上です。

コメント