劇場版SAO『オーディナル・スケール』までのあらすじを紹介します

サブカル

10月30日公開の『劇場版 ソードアート・オンライン -プログレッシブ- 星なき夜のアリア』に合わせてか、劇場版では前作となる『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』が同じく10月30日にテレビ地上波で初放送するそうです。

 




 

ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-

『ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール-』は2017年の2月に公開された映画作品。『ソードアート・オンライン』シリーズは、川原礫さんによるライトノベル『ソードアート・オンライン』が原作となっていて、それまでテレビで放映されたアニメ作品はすべてこの原作を元にしたものに対し、この『オーディナル・スケール』は劇場版としてアニメオリジナルのストーリーとなっています。オリジナルとはいえ、本編との前後のつながりもあり、テレビアニメ版の第2期『ソードアート・オンラインII』と、第3期『ソードアート・オンライン アリシゼーション』の間の物語となっています。物語は本来シリーズで展開される完全なる仮想空間を舞台とするVRではなく、現実を舞台にしたARのゲームがメインとなる物語なのですが、ストーリーが進行するにつれ、その物語の真相は、第1期の舞台となったアインクラッドへと移っていきます。第2期まで見た視聴者には、ラスト付近はかなりテンションがあがる内容なのではないでしょうか。主題歌もLiSAさんでこれまた名曲の「Catch the Moment」。映画として非常に面白い作品でした。

 

それまでの物語

本来、テレビシリーズを視聴した人が見て面白い作品なのですが、せっかくテレビ地上波で放映するので、なんとなくでもそれまでのストーリーを知っていた方が面白いので、すごくざっくりですが、今回は『ソードアート・オンライン』の『オーディナル・スケール』までのあらずじをざっくり紹介します。

ソードアート・オンライン(第1期)

前半:アインクラッド編

西暦2022年、世界初のVRMMORPG「ソードアート・オンライン」(以下、SAO)の正式サービスが開始されます。このSAOはフルダイブによる仮想現実世界でゲームする事ができて、ナーヴギアというヘルメットみたいな装置を被って横になるだけで、自分があたかも仮想世界に存在しているように思えてしまうゲームです。そこに約1万人の人たちがログインしました。そこへゲームマスターである天才量子物理学者の茅場晶彦がプレイヤーたちの前に現れます。茅場は突然、SAOからはログアウトはできないと告げ、ログアウトしたければSAOの舞台となっている「浮遊城アインクラッド」の最上部第100層のボスを倒してクリアするすれば、このゲームから脱出することができるといいます。さらにゲーム内で自分のキャラクターが死亡した場合は、現実世界のプレイヤー自身も本当に死亡するということも伝え消えて行きました。混乱するプレーヤーたち。そんな中、ベーターテストで先行してこのゲームを体験していた主人公の桐谷和人、キャラ名「キリト」は、この世界で生き残るため戦うことを決意して、誰よりも早く始まりの街から旅立ってゆきました。
やがてキリトは、いろんな仲間に出会うも、基本的にソロプレイヤー「黒の剣士」として最前線で戦い続けていました。約2年近くが経過し、攻略組の最前線は第74層まで達していましたが、生存者は約6千人にまで減ってしまっていました。そんなある日、ある出来事がきっかけで、最強ギルド「血盟騎士団」の副団長のアスナとパーティを組むことになり、その後二人は心を通わせていくことになります。しかし、そんなアスナが所属する血盟騎士団団長のヒースクリフこそが、プレイヤーとしてSAO世界を監視していた茅場明彦だったのでした。第74層地点でヒースクリフの正体を見抜いたキリトは、茅場との最終対決をして見事撃破します。キリトはデスゲームSAOをクリアへと導いた「英雄」としてその存在を馳せる事になりました。最後に茅場からゲームクリアを賞賛され、アスナと現実での再会を約束して、ようやくSAOをログアウトするのでした。

 

後半:フェアリィ・ダンス編

2025年1月。SAOクリアから2ヶ月が経ち、キリトは少しずつ日常生活に戻っていっていました。しかし、現実で再会を約束していたアスナを始め、300人のプレーヤーは、未だ意識を取り戻すことなく眠り続けていました。詳細な原因は不明。ゲームクリアと同時に初期化されるはずのSAOサーバーもなぜか稼動を続けていました。ある日、キリトは現実世界のアスナのお見舞いのため、彼女が眠る病室へ行きます。そこで総合電子機器メーカー「レクト」の社員でSAOサーバーの維持管理を担当している須郷伸之という男と出会います。彼はアスナの両親快諾のもと、一週間後にアスナと結婚するといいます。アスナが手の届かない存在になろうとしているのに、現実では無力なキリト。そんな自分に落ち込んでいましたが、妹の直葉に慰められ、なんとか立ち直っていきます。そんな中、SAO時代の仲間のエギルから、須郷のいるレクトが運営するVRMMORPG「アルヴヘイム・オンライン」(以下、ALO)のゲームの中でアスナそっくりの人物が目撃されたという話を聞きます。アスナに繋がる唯一の手がかりを頼りにキリトは、ALOのゲーム内へとダイブします。キリトはALO内でリーファという少女に出会い、彼女の手助けを受け、さらにかつてSAOでアスナと共に暮らしたAIである「娘」のユイの助けも借りながら、アスナが目撃されたという世界樹を目指します。途中、リーファが実は自分の血の繋がっていない妹の直葉だったという事を知りながらも、ついに世界樹の頂上で幽閉されていたアスナに再会することができました。しかし突如として発生した強力な磁力によりキリトは身動きがとれなくなり、アスナは鎖で繋がれてしまいます。そうしていたのは、ALOのゲームマスターでアスナの婚約者を名乗ったあの須郷でした。須郷は人間の記憶・感情・意識をコントロールする研究を進めるために、人体実験の被験体として、まだ目覚めていないアスナを初めとした約300人のSAOプレイヤーをALO内の研究施設に拉致していたのでした。ゲームマスターの権限による理不尽な攻撃によって、敗北寸前に追い込まれたキリト。しかし、電脳空間を彷徨っていた茅場晶彦の意識が現れ、SAOの戦いを汚す須郷のやり方を不服とした彼の意思により、SAOを流用しただけのALOのゲームマスター権限を一時的にキリトに託します。キリトは須郷を撃破して、ようやくアスナを現実世界へ連れ戻すのに成功するのでした。

そして現実世界で再会した2人は、SAOサバイバー(SAOプレイヤーの生存者)の為に設立された学校に入学し、平穏な日常を取り戻していきました。茅場は須郷との対決のあとで、キリトにVRMMOのベースシステム「ザ・シード」託していました。キリトはこれを世界中へ配布。事件によって衰退するかに思われた仮想世界は、再び広がりの兆しを見せていくことになります。そしてキリト達は新たな管理会社によって運営を再開した新しくなったALO内に、かつてキリトたちが生き抜いたあの「浮遊城アインクラッド」が現れ、再び新しい冒険を始めます。

 

ソードアート・オンラインII(第2期)

前半:ファントム・バレット編

ここからは第二期となります。SAOをクリアしてから1年後の2025年。キリトは救出したアスナやかつての仲間たちと共に、ALOの世界を謳歌していました。ある日、キリトは「SAO事件」で知り合った総務省仮想課の職員である菊岡誠二郎から、銃撃戦メインとなるVRMMORPG「ガンゲイル・オンライン」(GGO)内に出没した謎のプレイヤー、死銃(デス・ガン)がゲーム内で攻撃した相手が、現実でも死んでいるという奇妙な連続変死事件の調査を依頼されます。真相を究明するべくGGOへダイブしたキリト。ログイン直後に知り合った少女のシノンからこの世界についてのレクチャーを受けつつ、死銃との接触を図るべく最強のガンナーを決める大会「バレット・オブ・バレッツ」に参加します。銃撃戦メインのゲームで光剣をメイン武器として戦う異例のプレイヤーとなったキリトはついにデスガンの正体を暴きます。デスガンの正体はSAOサバイバー。SAO内でむやみにやたらにプレイヤーを殺す殺人ギルド「ラフィン・コフィン」の幹部の一人で、SAO内でキリトと戦い敗北していました。ゲーム内で撃たれたプレイヤーが現実世界で死亡していたのは、デスガンの協力者数名が、現実世界でGGOにダイブしているプレイヤーの自宅に忍び込み、そこで薬品を投与して心臓麻痺させていたのです。デスガンの正体は、シノンの現実での友人、新川恭二とその兄の新川昌一の二名。この昌一こそが「ラフィン・コフィン」の幹部の一人でした。「バレット・オブ・バレッツ」でデスガンを倒したキリトは、最終的に狙われた現実のシノンを救いに行き、デスガン事件は幕を下ろします。

 

後半:マザーズ・ロザリオ編

「死銃事件」から数週間後の2026年1月。アスナは仲間のリズベットたちから「絶剣」と呼ばれる凄腕の剣士がALOに現れたことを聞きます。その剣士は自らの「オリジナル・ソードスキル」を賭け、1対1の「デュエル」の相手を募集しているらしい。キリトすら撃ち破ったその腕と剣技に興味を持ったアスナは自分も「絶剣」に挑むことになります。屈強な男をイメージしていましたが、「絶剣」ことユウキは背の小さい女の子でした。そんなユウキにアスナは勝負を挑みましたが、熱戦の末に敗れてしまいます。しかしその後、アスナは親しくなったユウキから彼女がリーダーを務めるギルド「スリーピング・ナイツ」を紹介され、他のメンバーとも打ち解け始めます。しかし、「スリーピング・ナイツ」は難病を抱えたプレイヤーで組まれたギルドで、フルダイブ型VR技術を転用した医療用のマシン「メディキュボイド」を使用してALOをプレイしていたのでした。思い出作りのため、「スリーピング・ナイツ」はフロアボス攻略をして、石碑にギルド名とプレイヤー名を刻むのが目標でした。アスナはこれを手伝うことにしました。無謀な試みでしたがなんとかクリア。現実でもユウキの病院に通いながら親しくなっていきましたが、ある日、ユウキの様態が一変したという知らせを受け、病院に駆けつけるアスナ。ユウキの頼みから、病院の「メディキュボイド」からALOにダイブするアスナ。向かった先は初めてユウキと出会い、そして対峙した場所でした。ユウキはそこでオリジナルソードスキル「マザーズ・ロザリオ」を受け取って欲しいとアスナに告げ、アスナの膝の上で、静かにそのときを待っていました。その時、ユウキが目にした光景は多くのALOプレイヤーたちでした。「絶剣」という名でALOに知られた名プレイヤーを見送るために多くのプレイヤーが駆けつけたのでした。多くの仲間に見守られながら、最高の気持ちのまま、ユウキは旅立っていきました。

 

そしてオーディナル・スケール

2026年4月。ARマシン「オーグマー」という次世代デバイスが発売されました。「オーグマー」はフルダイブと違い覚醒状態で使用することができる安全性とその利便性から瞬く間にユーザーを増やし、ARアイドルのユナの存在と「オーグマー」専用のARMMORPG「オーディナル・スケール」もその人気を後押ししていました。キリトの仲間たちも「オーグマー」を日常やゲームによく活用して「オーディナル・スケール」に参戦する中、キリト本人はこの新しい機器に乗り気ではなく、「オーディナル・スケール」もあまりプレイしてはいませんでした。そんな中、「オーディナル・スケール」に旧SAOのボスモンスターが現れるという噂が流れ始めます。アスナに無理やり連れられて「オーディナル・スケール」をプレイしたキリトが目の当たりにしたものは、旧アインクラッド第10層のボスモンスターでした。現実世界を舞台に、多くのSAO帰還者たちを巻き込んだ悲しき陰謀が今幕を開けます。

いずれも視聴することを勧めしますが、それまでの時間も限られているので、このあらすじを読み、『オーディナル・スケール』を見て、改めて本編を動画配信サービスなどで視聴してみてはいかがでしょうか。ネットフリックスで実写化も進んでいる『ソードアート・オンライン』。この地上波を期に興味を持ってみてはどうでしょうか。

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ここ数年、日本のアニメや漫画を原作とした実写化決定のニュースが度々発表され、その度に話題となっています。しかし、海外での実写化のプロジェクトは発表こそするものの、途中でなくなりましたってパターンが結構あります。今回は実写化のニュースはあったけどその後どうなっているのかという情報をまとめてみました。

 

今回は以上です。

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