お手軽なガンプラ「EG」になんと『νガンダム』が登場!4月発売!

サブカル

ようやく12月に通常版の「ストライクガンダム」の発売が近づいてきたEG(エントリーグレード)ですが、なんと次の新作が早くも発表。ザクかシャアザクかと予想していたのですが、新作のEGは大人気の「νガンダム」とのこと。今回はその商品の仕様などを紹介したいと思います。

 




目次

EG νガンダム

『ファーストガンダム』と『ストライクガンダム』を発売したあと、一旦展開がストップするかと勝手に思っていたEGですが、ここにきてまさかの『νガンダム』を発売。個人的な見解ですが、バンダイは人気があるこの『νガンダム』に関しては、結構出し渋るイメージがあったのですが、まさかの3体目で登場とは・・・。おそらく発売すれば絶対売れるであろうPG(パーフェクトグレード)もまだ発売されていない状況で、先にEGが発売となります。プラモを作るのが苦手だけど、『νガンダム』が好き、でも完成品は高くて買えない・・・という人にはうってつけのアイテムとなります。すでに公式サイトでもそのパーツ構成が公開されていて、その技術にはあいかわらず驚かされます。『νガンダム』は体のあちこちに黄色いアポジモーター(姿勢制御バーニア)があるのですが、そこもしっかりパーツで色分けされているのがすごい!値段は他のEGに比べると若干高めですが、『νガンダム』は設定身長がデカイので、その分値段が上がってもしょうがない範囲。っていうか、それでも定価1,100円なので、十分安いと思います。ちなみにすでに発売中のHGUCの『νガンダム』は定価2,750円。倍以上違います。当時発売された時は、HGUCの『νガンダム』も名キットでしたが、それ以上の技術でまた新たに発売されるわけです。ってか、HGUCの『νガンダム』が発売されたのってもう13年前なんですね。これもこれで驚きです。

 

 

フィンファンネルは付属しない

さて、今回発売が発表されたEGの『νガンダム』ですが、『νガンダム』の特徴の一つであるフィンファンネルは付属しないとのこと。フィンファンネルを付属させると、金額も上がるし、EGのコンセプトである手軽な組み立てということを考えると、6枚のフィンファンネルを組み立てるのは結構萎えるので、これはこれでありなんじゃないかと思います。毎回、『νガンダム』のキットが発売されるたびにこのフィンファンネルの組み立ては、ユーザー間でも苦行ということは共通認識。なので、初心者を意識したこのEGシリーズではバッサリカットしてしまうはアリだと思いました。ギュネイも「放熱板がなんだって言うんだ!」って言ってましたし、『νガンダム』は殴り合いのイメージが強いですし。でも、それでもフィンファンネルを装備させたいという人のために、EGにはHGUCのフィンファンネルを取り付けることができるようになっているようです。すでに持っている人にはうれしい仕様。持っていない人は・・・どうします?

 

昔の1/144と同じ仕様

実は『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の映画が公開された当時発売された1/144の『νガンダム』にはフィンファンネルは付属されていませんでした。たしか当時、『リ・ガズィ』と同時発売で私も速攻で買った思い出があります。当時はフィンファンネルが付属していないことにそんなに疑問を持ちませんでしたが、それからしばらくして、フィンファンネルを付属したキットが発売されショックを受けた記憶があります。おそらく今回のEGではそのようなことはないと思います(たぶん)。実際に、12月に発売されるEGの『ストライクガンダム』のストライカーパックは、今回のフィンファンネルと同じように、HGから使用するようになっているので、EGに関しては、やはり価格、作りやすさ、そしてクオリティがコンセプトになっているようですね。EGでプラモに触れて、もう少し作ってみたくなった人は段階的にHGに触れてみるのもいいかもしれません。まさにエントリーグレードですね。

 

実物大νガンダム立像に合わせて

おそらく今回、EGで『νガンダム』が発売することになったのは、謎の「ロングレンジ・フィン・ファンネル」を装備する福岡で制作される「実物大νガンダム立像」の公開に合わせてかと思われます。「実物大νガンダム立像」は2022年の春に公開とのことなので、EGの『νガンダム』が発売する4月と時期的には合いますね。「実物大νガンダム立像」のカラーリングは、本来の『νガンダム』とは違っていますので、現地限定で、「実物大νガンダムカラー」のEGとかも発売されるかもしれません。もしかしたら、謎の「ロングレンジ・フィン・ファンネル」も初の立体化となる可能性もありますね。映画『閃光のハサウェイ』も大ヒットしましたし、『閃光のハサウェイ』と地続きの作品である『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にもスポットが当たりやすくなっているとおもいますので、改めて『νガンダム』の人気が上がりそうですね。このままいけば、ファンの念願のPGの発売もあるかもしれません。

今回発表されたバンダイの新商品で、『RGゴッドガンダム』ウマ娘のプラモ化など、気になった話題が他にもあったのですが、個人的にはこのEGの『νガンダム』が衝撃でした。こうなると、『Zガンダム』や『フリーダムガンダム』もEGで発売する可能性がでてきますね。

今回は以上です。

コメント