今更クリアして大感動『ドラクエビルダーズ2』メチャクチャ面白い!

サブカル

発売してからだいぶ経った『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』先日ようやくクリアしたので、今回はその感想を書きたいと思います。



目次

まずは作品紹介

元旦の記事で簡単に紹介してしまった本作。『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』は2018年12月に発売した『ドラゴンクエストビルダーズ』シリーズの2作目。1作目の『ドラゴンクエストビルダーズ アレフガルドを復活せよ』が2016年1月に発売され、『ドラゴンクエスト』の世界観と『Minecraft』のようなクラフト要素が合わさったゲームデザインが話題となりました。しかし、プレイしてみると章が進むとこれまで作成したものがすべてリセットされたり、章ごとのボス戦がその章で作ることになるギミックを使用しなくてはいけない初見殺しの仕様だったり、本家(?)『Minecraft』をプレイしていると、不便な部分がたくさんあり、一作目ということもあってか、粗削りな部分が結構ありました。そういった1作目の不満点を一気に解消したのがこの2作目となる『ドラゴンクエストビルダーズ2 破壊神シドーとからっぽの島』です。1作目に比べプレイ断然しやすくなっていて、物語やキャラクターなども1作目とは比べものにならないほど魅力的になりました。ナンバリングとして「2」となっていますが、物語的につながりはないので、「2」からプレイしても問題ありません。なお、本作は初代ファミコンのRPGの本家『ドラゴンクエストII 悪霊の神々』のその後の物語となってるので、『ドラクエII』をプレイしているとさらに楽しめる内容になっています。もちろん、プレイしていなくても問題なく楽しめます。

 

ナメてると泣いてしまう物語

正直、本家『ドラゴンクエスト』の派生作品なので、ストーリーはとってつけた程度だと思ってプレイしていたのですが、今回はストーリーも非常に面白くなっています。前作にはいなかった相棒であるシドーとの友情や絆が大切に描かれていて、終盤近くでシドーとは離れ離れになる時期があるのですが、最終盤からエンディングまでの怒涛の急展開とベタながらもアツい展開が続き、ラストバトルの演出はまさに感動もの。そして本家の『II』の後が舞台なのに、「モンゾーラ」や「オッカムル」など本家の『II』に登場しない地名ばかりで、しっくりこなかったりもするのですが、物語終盤、世界の真実を知ることでその真相も明かされます。序盤から頻繁に語りかけてくる謎の「声」の正体を知った時はかなり驚きました。また登場人物たちも前作では章ごとに入れ替わってしまうため、思い入れが全然なかったのですが、今回はメインとなる「からっぽ島」に各章のキャラクターが移住してきて、「からっぽ島」でも物語が展開していくため、前作のように各キャラクターの名前も覚えていないということもありません。さらに今作のNPCはモンスターにいいヤツが多くて、好感もてます。個人的には最序盤に出てきた主人公をさらったハーゴン教団の「船長」がいい味でて大好きでした。

 

ざっくりストーリー

ロトの血を引く三人の勇者が、大神官ハーゴンと破壊神シドーを倒し世界は平和になりました(ドラゴンクエストIIの物語)。それから数年後、ハーゴン教団によって破壊された世界を再興するため、多くのビルダーが活躍していました。世界は平和になりましたが、ハーゴン教団の残党は各地で悪事を働いていました。ハーゴン教団はその活動の際にメルキドでビルダー見習いだった主人公をさらい、奴隷として働かせていました。しかし、主人公がさらわれたハーゴン教団の船が、嵐に遭遇し船は壊れてしまい、主人公は海に投げ出されてしまいました。目を覚ますと荒れ果てた無人島に倒れていました。そこで主人公は一人の少年と出会ういます。彼は名前以外の記憶を失っていたいました。少年の名前は「シドー」。あたりは船の残骸と亡くなった人や死んだ教団のモンスターしかいない中、主人公と一緒に教団に拉致されていた「ルル」という少女だけは、無事だったようでした。とりあえず3人でサバイバルを開始しようとした時、3人は謎の「おおきづち」の幽霊に導かれ、遭難したどり着いたこの無人島「からっぽ島」を手に入れることになり、「からっぽ島」を発展させることになります。かくして、ビルダー見習いと「シドー」の冒険が幕を開けます。

 

ゲームの流れ

「からっぽ島」から始まる物語ですが、「からっぽ島」は名前の通り何もありません。そんな中近くの島から、「からっぽ島」を発展させるべく、素材や協力者を探しに旅にでることになるのですが、ここで前作でいう「一旦リセット」は行われます。他の島に着いてからはまた裸一貫でスタートとなるのですが、その島での物語を終えると、協力者を連れて「からっぽ島」に戻ることになります。「からっぽ島」に戻るとそれまでのレシピやアイテムが復活し、思う存分建築やクラフトを楽しむことができます。その段階で「からっぽ島」を発展させてもいいし、ある程度のお題をこなして、先の島に進んでもいいし、プレイヤーにある程度の自由を与えてくれます。この流れを何度か繰り返して、作れる物がどんどん増えて、「からっぽ島」がどんどん発展していくわけです。

 

ネタも満載

『ドラゴンクエストII』には当時話題となったバグ技で、最強の攻撃力を持つ「破壊のつるぎ」と、1度の攻撃で2回攻撃できる「はやぶさの剣」を合わせることで、誕生した「はかぶさのけん」というアイテムがありました。『ドラゴンクエストII』を舞台にした世界観ということで、なんと本作でも「はかぶさのけん」を再現可能。当時「はかぶさのけん」という名前はプレイヤー間で呼ばれていただけでしたが、今回正式に「はかぶさのけん」という名前で登場し、もちろん今作最強の武器となっています。
また、今回プレイしていて一番驚いたのが「トイレ」。最初の島でNPCに「アレを作ってほしい」と言われます。「アレってなんだろう」と思い、お題の通り小さい部屋にツボと壁掛けタオルを置くと「トイレ」が完成します。このゲームは壁が2ブロックあれば部屋と認識されるため、この「トイレ」の様子を上から俯瞰で観れるのですが、この「トイレ」に男女問わずNPCが用を足しに行きます(笑)。しかも行列ができたりもします。この時点ではツボが便器らしいんですが、NPCがいなくなったあと、ツボを調べると結構重要な素材「こやし」を手に入れることができます。非常に面白く、個人的には好きな要素なのですが、なんというか倫理的に大丈夫なのか、いろいろと心配になってしまいました。

前作からの不満点を見事に改善した結果、個人的には“神ゲー”の域に達したと思える作品。もっと伝えたいことはたくさんありますが、キリがないので今回はこの辺りで終わろうと思います。現在、クリアした後、もう1度最初からやり直しています。なんというか、最初のプレイでクラフトや島にきたキャラたちを適当に扱っていたんですが、クリア後にプレイできる要素があまりにも魅力的なのに、いろいろ整理できなくなってしまったので、最初からやり直すことにしました。もし、今プレイするゲームがなくて、本作が未プレイな人がいたら、断然オススメしたい作品です。正直、本家『ドラゴンクエスト』シリーズより大好きです。

今回は以上です。

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