νガンダム大地に立つ!福岡の実物大立像についに頭部がついて話題に

サブカル

9月15日に「第2回ガンダムカンファレンス」が行われた際に発表があった福岡の「実物大ν(ニュー)ガンダム」の立像。ずっと建設中でしたが、先日頭部が装着され、SNSなどでその雄姿が話題となっています。

 



 

実物大νガンダム立像

「第2回ガンダムカンファレンス」で発表された際には、完成予想図のCGも発表されていました。発表があった際にも紹介しましたが、この「νガンダム」は、これまでの立像と違って、少しオリジナル要素が加えられています。まず、本来の「νガンダム」の型式番号はRX-93。しかし、今回の立像の型式番号はRX-93ffと本来の「νガンダム」と差別化されています。他にも「νガンダム」の特徴でもある装備の「フィンファンネル」が、立像用のオリジナルの「ロングレンジ・フィン・ファンネル」となり、カラーリングも本来の「νガンダム」のブラックの部分がブルーになっています。発表当初、この「ロングレンジ・フィン・ファンネル」が個人的にどうかと思っていたんですが、νガンダムはガンダムシリーズの中でも、かなり大きいサイズ。初代のファーストガンダムのRX-78-2の18mにくらべ、23mとかなり背が高くなっています。その実物大ということで、やはり倒れたりする恐れががあるので、新設定の装備で、支えるというのはかなり頑張ったアイディアなのかもしれません。カラーリングについては、「ガンダム」シリーズの生みの親である御大、富野由悠季さんが監修し、平和への願いを込め赤、青、白の3色(トリコロール)を使ったカラーリングになったとのことです。完成は2月末とのこと。楽しみですね。

 

νガンダムという機体

さて今回の立像で注目を浴びている「νガンダム」ですが、どんなガンダムなのか知らない人のために、軽く説明します。「νガンダム」は1988年に映画で公開された『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』の主役ガンダムです。シリーズの中でも屈指の人気ガンダムです。人気の理由は初代、ファーストガンダムの主人公であるアムロが操縦した最後のガンダムということと、それまで敵側しか使用していなかった特殊な能力をもつニュータイプに対応した遠隔操作式ビーム砲台「フィン・ファンネル」を装備していることなどがあると思います。名前についているニューは、新しいの「NEW」ではなく、α(アルファ)から始まるギリシャ文字の「ν(ニュー)」で、ガンダムシリーズのネーミングで度々登場しています。『機動戦士Z(ゼータ)ガンダム』の「ゼータ」もそうですね。さらに劇場公開して大ヒットとなって記憶に新しい映画『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』に登場する「Ξ(クスィー)ガンダム」は「νガンダム」の次のギリシャ文字だったりします。ちなみに『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にはそんなハサウェイも登場しています。プラモデルも新作が発売するとすぐに売り切れてしまう超人気ガンダムです。この立像に合わせてか、バンダイからもお手軽に低価格で、初心者にも作りやすいプラモデルシリーズ「EG(エントリーグレード)」で、「νガンダム」が4月に発売予定となっています。おそらく今回の立像のRX-93ff仕様のプラモデルも発売するんじゃないでしょうか。

これまでの実物大ガンダム

今回の「νガンダム」だけではなくこれまでに実物大のガンダムはいくつか建設されてきました。そんなこれまでの実物大ガンダムをかるくご紹介します。

RX-78-2 ガンダム

ガンダムといえば、やはりファーストガンダムがシリーズでも代名詞的な存在です。そもそも実物大のガンダムを建造しだしたのも最初のガンダム。2012年から2017年まで5年間にわたり、お台場→静岡→お台場と移動しながらも展示されてきました。現在では見ることができなくなって寂しいです。私も何度か観に行きましたが、実物大は思っていたより大きかったですね。そのまま実物大にしたらきっとノッペリしてしまったと思いますが、実物大になった時用にディテールを追加し、新しくデザインされました。現在展開中で、新作が発売されるとすぐに売り切れてしまうプラモデル「RG(リアルグレード)」シリーズは、この実物大ガンダムをキット化した所から始まりました。そのせいか、今回の「νガンダム」も色以外は「RG」で発売した時と同じデザインになっています。

RX-0 ユニコーンガンダム

初代ガンダムの立像に代わってお台場に登場したのが、現在も展示中の実物大ユニコーンガンダム立像。2017年から展示されています。元々は月刊ガンダムエースにて連載された福井晴敏さんの小説だった『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』ですが、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』のすぐあとの物語と、その旧作のファンを魅了したそのストーリーが好評でアニメ化。それと同時におそらくバンダイも予想していなかったくらいの人気になり、ファーストガンダムに代わるガンダムシリーズの代表作となりました。ユニコーンガンダム自体が「変身」するギミックがあることからか、この立像でも頭部のみですが、その「変身」ギミックを再現しています。東京オリンピックで度々競技中に映っていて世界中でも話題になりました。

 

ZGMF-X10A フリーダムガンダム

今年2021年に、海を越え中国の上海にて建設されたのが、『機動戦士ガンダムSEED』の後半の主役機、フリーダムガンダム。細かい色などは少し違いますが、パネルラインなどのディテールはこちらも「RG」に準拠したものになっているようです。『ガンダムSEED』の代名詞的なガンダムは中国に行ってしまいました。現在、ガンプラ売上のシェアの50%は海外になっているらしく、ガンダムもいよいよ世界的になってきました。『機動戦士ガンダムSEED』に関しては、続編の映画も予定されているので、中国の方々はテンション上がるのではないでしょうか。さすがに軽く見にいけないので、日本にはストライクガンダムか、ストライクフリーダムの実物大を作るしかないですね。

 

RX-78F00 ガンダム

そしてついに実物大のガンダムを動かすことに成功した横浜にある「GUNDAM FACTORY YOKOHAMA」内で観覧できるRX-78F00 ガンダム。本来のガンダムの型式番号はRX-78。アムロが乗っていたのはその2号機のRX-78-2。動かすためにかなり軽量化しなければならなかったのか、若干デザインが違っている所もあるので、この「F00」というのをつけたのかどうか詳細はわかりません。ただ、ついに実物大のガンダムが動いちゃったわけです。こちらはこれまでのように立っているのを見るだけではなく、有料でチケットを買わないと観覧できませんが、まあ立ってるだけのものと、動くものを同じ扱いにするわけにはいかないですもんね。こちらは2022年3月31日までのようなので、見たい人は急いだ方がいいですよ!

主要な人気ガンダムはほとんど実物大になってしまいましたね。これらに匹敵する人気なガンダムって、あと何があるでしょうか。フリーダムの後にストライク作っても弱いし、映画がヒットしたからといって、Ξガンダムは形状的に難しそうですし・・・。また新しい発表があるまで楽しみに待ちましょう。

今回は以上です。

 

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