『機動戦士ガンダム』のキャラクターデザインや作画監督などを担当した安彦良和さんが監督を務める劇場版アニメ『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の新しい情報と動画が公開されました。
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最新映像公開
公開まであと少しとなった最新作となる劇場版アニメ『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』。正直、本編見るまでは公開される目新しい情報はもうないと思っていたのですが、そんなこともなかったようです。今回公開された映像は、本編の一部分が公開され、おそらく冒頭となるアムロが操縦するガンダムとククルス・ドアンのザクの戦闘シーンから始まります。このあたりの映像はすでに公開されている映像なのですが、やはり当時の効果音とカイがしゃべっているシーンなど見ていると、最新映像ながら「あぁ・・・ガンダムだ」と涙が出そうになります。そして相変わらずビームライフルを捨てる思い切りの良いアムロのシーンも見れ、これは映画館にいかなくてはならなくなりますね。そして本編映像のあとにしっかりとした予告が流れるのですが、どうも見慣れないザクが気になった人もいたんじゃないでしょうか。公式でも発表されてるようですが、今作はドアンのザクだけではなく、新たな部隊が登場するようで、テレビ版の物語よりもかなりスケールの大きくなった物語になるようです。
地上用高機動型ザク
脚部などが普通のザクと違うデザインで登場したのは、「MS-06GD 高機動型ザク (地上用)」でドムみたいにホバー移動が可能になった陸戦用のザクとのことです。サザンクロス隊というジオンの部隊が物語に大きく関わるようで、ザクの仕様もパイロットによって違うようです。「高機動型ザク」といえば、ジョニー・ライデンや黒い三連星、シン・マツナガで有名な「MS-06R」、いわゆる「Rザク」が有名ですが、この地上用の形式ナンバーは「MS-06GD」となっています。まあ、今回の映画は本編の『機動戦士ガンダム』ではなく『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の世界線でも物語なので、メカ設定などは本編とは違っているので何でもありですね。各パイロットごとにデザインも起こされているようなので、今回の物語の敵となる存在のようですね。確かにテレビ版の第15話ベースで考えたとき、映画としての盛り上がりが心配だったんですが、戦闘などでしっかりクライマックスがありそうなので、安心しました。隊長機はドムばりにヒート・サーベルを装備しているようです。しかし、予告だけでもちょっとザクにしては強すぎるような気がしますね。地上用高機動型ザクは全部で5機登場するようです。
ジムの設定も公開
前回紹介しましたが、今回の映画は『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』の物語となっています。なのでホワイトベース一行はジャブローに寄った後にベルファストに向かうことになり、今回の物語はその間に起こった出来事として描かれます。『THE ORIGIN』ではジャブローでホワイトベースのクルーとなったスレッガーさんは、専用のジムに乗って登場します。今回そんなジムの設定も公開されました。スレッガーさんのジムもいいんですが、個人的には『THE ORIGIN』版でガンダムが何度か装着しショルダー・キャノンを装備したジムに注目したいです。こうゆうちょっとした設定にガンダムファンは心を躍らせるんですよね。今回の映画公開に合わせ、「ガンダム」と「ドアン専用ザク」のプラモデル化が発表されていますが、前述で紹介した「高機動型ザク」やこのジムのキット化を望んでいるファンが多いんじゃないでしょうか。まあ、遅かれ早かれ商品化はしそうですね。ちなみに「ドアン専用ザク」は予約開始とともに、即売り切れ!ドアンのザクなのに・・・。
ルッグンも登場!
これまでの映像にも登場していたので、テレビ版の第15話同様にジオン軍の偵察機の「ルッグン」が登場するのはわかっていましたが、テレビ版の第15話ではこのルッグンにぶら下がって登場するザクが非常に印象的でした。なんとこのあたりも原作リスペクトとしてザクがぶら下がって登場するようです。公式のメカ設定でルッグンが紹介されている画像にザクがぶら下がっていました。こうゆうファンのツボを押さえた演出が非常にうれしいんですよね。制作サイドが「わかって作ってる」というのが伝わってきます。ガンペリーもそうですが、ファーストガンダムではこういったサブメカが印象に残りました。公式サイトでは他にもセイラさんのコアブースターやホワイトベースの設定も公開されていて、今回公開された映像と合わせて、旧作のファンはみんな見たくなっているんじゃないでしょうか。当時のファンは私のようなオッサンばかりだと思いますが、当時のファンこそ今作は見たいと思います。
なんか、もうこれを機に『機動戦士ガンダム THE ORIGIN』を全部アニメ化してくれませんかね。本当にワクワクします。
今回は以上です。
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