以前から予定されていた『エヴァンゲリオン』シリーズや、『シン・ゴジラ』で監督をした庵野秀明さん企画・脚本の『シン・ウルトラマン』の公開が2022年5月13日にようやく決定したようです。今回短めですが特報映像も公開されました。
当初、立ち尽くしてる姿だけが公開されていて、ウルトラマンとしてみると少し気味の悪い感じがしましたが、今回ようやくウルトラマンの動いている姿を確認できました。動いてみるとちゃんとウルトラマンに見えて安心。しかもスペシウム光線の音も、ちゃんとスペシウム光線の音になっていました。今回の特報映像は非常に短めでしたが、その中でもカメラワークなどこれまでのウルトラマン作品にはない雰囲気を感じました。
あんな長距離からのスペシウム光線の映像もなんか新鮮ですね。最初カラータイマーがないデザインのウルトラマンが公開された時、いろいろと不安でしたが、今回の映像でしっかり“ウルトラマン”ということが確認できました。公開が非常に楽しみです。
公開日調整中となっておりました
映画『シン・ウルトラマン』の公開日が
2022年5月13日(金)に決定いたしました。
公開までいま暫くお待ちください。#シンウルトラマン #庵野秀明 #樋口真嗣#斎藤工 #長澤まさみ #有岡大貴 #早見あかり #西島秀俊 pic.twitter.com/QdYogQtBM7— 映画『シン・ウルトラマン』公式アカウント (@shin_ultraman) December 13, 2021
『シン・ウルトラマン』2022年5月13日公開決定!#シンウルトラマン #斎藤工 #ツブコン2021 https://t.co/hYAICc9fVS
— シネマトゥデイ (@cinematoday) December 13, 2021
目次
ちなみにカラータイマーのない理由
ウルトラマンの地球での活動時間が3分で、その時間を教えてくれるのが、特徴だった胸につけたカラータイマー。今回のこのカラータイマーがないのは、ウルトラマンのファンである庵野秀明さんが、当時ウルトラマンのデザインをした成田亨さんへのリスペクトから。実は成田亨さんが当時デザインした際には、ウルトラマンにはカラータイマーはついていませんでした。カラータイマーは当時、3分の活動限界の設定とともに、円谷プロダクションによって考え、追加されたもので、デザインした成田亨さんは、このカラータイマーを大変嫌っており、彼のウルトラマンの絵や彫刻にはカラータイマーが存在していません。そこで今回、『シン・ウルトラマン』を製作するにあたり、ウルトラマンの美しさに少しでも近づきたいという庵野秀明さんの思いから、カラータイマーのないデザインとなったとのこと。地味に背中の背びれのようなものもなくなっていて、今回のウルトラマンは成田亨さんの理想とするウルトラマンに近いデザインとなっているようです。
顔はCタイプ?
ちなみに初代ウルトラマンには顔が3種類あるというのはご存知でしょうか。テレビ放送時の最初のウルトラマンの顔はAタイプと呼ばれていて、当初ウルトラマンが会話するという設定だったため、口が開閉するギミックがありました。子供の頃、序盤のウルトラマンの顔ってなんか怖かった思い出のある人は、Aタイプの顔だったからです。
しかし、本編でこのギミックが採用されることがなかったのと、Aタイプのマスクが撮影が進むにつれ、劣化したことにより、口が開閉しないBタイプが作られました。第14話からBタイプに変更されています。このあたりから我々の印象に残っている“ウルトラマン”らしい顔になってきます。
そして同じようにBタイプのマスクが劣化し、Cタイプが製作されました。Cタイプは第30話から最終話まで使用されています。Bタイプに比べて少し口が横に広がってる感じですね。世間一般のイメージはこのCタイプのイメージが強いのではないでしょうか。そして今回の『シン・ウルトラマン』の顔はこのCタイプを元にしてデザインされているようです。個人的にはAタイプが採用されると思っていたので、ちょっと以外でした。
怪獣はあと何が?
さて、すでに登場する怪獣で現在判明しているのは、「ネロンガ」と「ガボラ」。この2体はすでに玩具まで発売されていますが、果たして他にも登場するのでしょうか。ウルトラマンに登場する怪獣は、「ベムラー」や「バルタン星人」、「レッドキング」や「ゴモラ」などが有名です。すでに登場が判明しているネロンガ」と「ガボラ」は有名ではあるものの、ウルトラマンに登場する怪獣の中では、マイナーな方です。「ネロンガ」と「ガボラ」は2体とも別の映画などに登場する「バラゴン」のスーツを改造したという共通点があるのは、特撮ファンでは有名な話。他にもテレビ放映当時の物語で、発電所などのインフラ設備を攻撃するなど、結構共通点を持つ怪獣同士です。このあたりが本編の物語に関係するかはわかりませんが、この2体で終わりということはないと思いますので、最低でもあと1体はいるんじゃないかと思います。それが人気者の「バルタン星人」なのか、「レッドキング」や「ゴモラ」なのかはわかりませんが、続報が気になりますね。ちなみに以前紹介した時にも書いたのですが、個人的に気になっているのが、今回のキャッチコピーである「そんなに人間が好きになったのか、ウルトラマン。」というもの。このセリフは最終話でウルトラマンを救いに来た長男のゾフィーのセリフ。もしゾフィーも登場するとなると、やはり最終的なラスボスとして「ゼットン」が登場するのではないか?と個人的には考えています。というか期待しています。というか願いだったりもします。
前回までの予告でもテンション上がりましたが、今回の特報映像も短いにも関わらず、ウルトラマンらしさと真新しさが垣間見え、さらにテンションを上げてくれました。実質、1年延長され、非常に待たされましたが、公開日が発表されて本当に良かったです。
今回は以上です。
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