エアリアルのガンビットのような武器を持った他の主役ガンダムの紹介

サブカル

今回は『機動戦士ガンダム 水星の魔女』に登場する「ガンダムエアリアル」が使用するガンビットのような遠隔操作でオールレンジ攻撃ができる主役ガンダムたちを紹介します。



オールレンジ攻撃


『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の大ヒットによって、これまでガンダム作品に興味なかった人も、この作品をきっかけに他の作品も見てみたくなった人も少なくないんじゃないでしょうか。これまで当ブログでも、そんな人に向け、つながりを気にせず、『機動戦士ガンダム 水星の魔女』のように単体作品として楽しめるガンダム作品を紹介してきました。でも『機動戦士ガンダム 水星の魔女』の第1話を見て、この作品に魅了されたのは、物語やキャラクターもそうですが、主役機である「ガンダムエアリアル」が使用した「ガンビット」と呼ばれる「エスカッシャン」で敵を圧倒したシーンではないでしょうか。他の作品を見てもなかなか主役機があんな兵器を使用している場面に遭遇するのは難しいと思いますので、今回はガンダム作品で、ガンビットのような遠隔操作でオールレンジ攻撃ができる主役ガンダムが登場する作品を紹介します。この手の武器は敵側、味方側含めるとかなりの量がありますので、今回は主役機に絞って紹介します。



武装の名称

さて遠隔操作でオールレンジ攻撃ができる主役ガンダムを紹介する前に、こういった武器の名称が作品ごとに違っているので、その名称についても軽く紹介します
まずは元祖、ファーストガンダムである『機動戦士ガンダム』に登場した敵であるジオン軍のモビルアーマー「エルメス」が最初にこの遠隔操作でオールレンジ攻撃ができる兵器を使用します。この時の名称は「ビット」。『水星の魔女』での「ガンビット」にその名称の名残がありますね。細かくいうと「ブラウ・ブロ」というモビルアーマーも使用していたのですが、あちらは有線での遠隔攻撃だったので、まずは「エルメス」が最初ということにしておきます。その後、続編となる『機動戦士Zガンダム』で登場したネオジオン軍のモビルスーツ「キュベレイ」も使用します。この時の名称は「ビット」ではなく「ファンネル」と呼ばれるようになりました。正式名称は「ファンネル・ビット」という名称でしたが、劇中では「ファンネル」と略されて呼ばれています。この「ファンネル」というの名称は、その形が漏斗(英表記でファンネル)に似ているということで、そう呼ばれるようになりました。以降、このファーストガンダムの歴史軸「宇宙世紀」ではこういった兵器をほぼすべて「ファンネル」と呼ばれるようになります。それに伴い、ファンの間でも他作品で名称が違う場合であっても、とりあえずは「ファンネル」と呼ばれていくようになりました。よくネットスラングなどで、自分ではなく何人かに指示を出して何かをする場合に「ファンネルを飛ばす」なんて使われることがあると思いますが、あの言葉も元々はここからきているんです。
そしてその後、「宇宙世紀」以外の作品でも『機動戦士ガンダムSEED』では「ドラグーン」『機動戦士ガンダム00』では「ファング」など作品によって名称は変えられていますが同じような使用方法で登場しています。『水星の魔女』でも「ガンビット」と呼ばれていますが、正式名称は「エスカッシャン」など、作品や歴史軸ごとで一応区別かされています。それでは遠隔操作でオールレンジ攻撃ができる主役ガンダムたちを順に紹介します。

 

νガンダム


まずはガンダムの歴史上、初めてファンネルを装備した主役機「ν(ニュー)ガンダム」。主役機だけではなく、ガンダムとしてファンネルを装備したのも初です。もはや説明もいらないほど超人気ガンダムの「νガンダム」は劇場作品『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』にて、ファーストガンダムから続く主人公のアムロが最後に搭乗したガンダムとしても有名。基本的な機体のポテンシャルも高い「νガンダム」ですが、それまで作品内で敵ばかりが使用してきたファンネルをようやく主役機が装備したわけです。「νガンダム」が装備したファンネルは「フィンファンネル」といって、それまでに登場したファネンルと違って、板状になっていて、使用時に折り曲がってビームを発生させます。またファンネル同士でビームバリアを作ることができて、攻守ともに有能な兵器となっています。

 

ストライクフリーダムガンダム


意外だったのが、『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』以降、主役機で遠隔操作でオールレンジ攻撃ができるガンダムはこの『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』に登場した「ストライクフリーダムガンダム」までなかったみたいですね。『機動新世紀ガンダムX』の「ビットMS」もカウントしようかとは思ったのですが、あれはモビルスーツがそのままビットになっているし、ほとんど登場しないので、ちょっと趣旨が違うと思い、今回は紹介しませんでした。その他には味方や敵ではたくさんビュンビュン飛ばしてたモビルスーツはありましたが、主人公機となると「ストライクフリーダムガンダム」までありません。「ストライクフリーダムガンダム」を主役機ととらえるかどうかでまた物議を醸しだしますが、ここはとりあえず主役機とさせていただきます。
『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の前作にあたる『機動戦士ガンダムSEED』の終盤に、敵であるザフト側の「プロビデンスガンダム」がこの遠隔操作でオールレンジ攻撃ができる兵器を装備していました。『SEED』の世界ではこの兵器を「ドラグーンシステム」と呼んでいます。その後、続編となった『機動戦士ガンダムSEED DESTINY』の後半で、主人公(?)のキラが新たに乗り換えた機体がこの「ストライクフリーダムガンダム」。前任の「フリーダムガンダム」の特徴だった背中の翼が全てこの「ドラグーン」に置き換わり、ただでさえ無双していた「フリーダムガンダム」がもっと強くなってしまいました。そのせいか、最終戦は激戦が描かれることの多いガンダム作品の中でも、最終回で無傷なままのガンダムとしても有名になった機体です。

 

ダブルオークアンタ


続いては『機動戦士ガンダム00(ダブルオー)』の続編として制作された劇場作品『機動戦士ガンダム00 -A wakening of the Trailblazer-』に登場した「ダブルオークアンタ」。テレビ版本編では使用されず、映画版での最終仕様で装備されました。こちらの遠隔兵器は「GNソードビット」と呼ばれ、通常はシールドにマウントされていて、使用時に分離して飛んでいきます。他と違うのはビットそのものからはビームを発射しない所。そのかわり「ダブルオークアンタ」の主武装のGNソードVに集まってドッキングして、巨大な剣「GNバスターソード」になったり、巨大なビームライフル「GNバスターライフル」になったりもします。シールドとして使用されたり、一度切り離して集まるなど、今回紹介する中では一番「ガンダムエアリアル」に近い運用方法だったりします。
ちなみに「GNビット」という名称なのは主役側の機体のみで、敵側の同じような兵器は「ファング」と呼ばれていました。

 

ガンダムAGE-FX


続いては『機動戦士ガンダムAGE』の最終主役機「ガンダムAGE-FX」。こちらの名称は「Cファンネル」と呼ばれています。全身にマウントされていて、使用時に分離して飛んでいくという基本的な使用の仕方でした。ビームは出ないので、「ダブルオークアンタ」の「GNソードビット」に近い感じです。攻撃を防ぐシールドにもなり、機体周囲を高速回転させることで触れれば斬り刻まれる巨大なバリアを形成することも可能。あくまでも個人的な話なのですが、この『機動戦士ガンダムAGE』という作品が全体的にあまり好きじゃないんですが、いろいろある中の一つにこの「ガンダムAGE-FX」が「Cファンネル」を使うシーンもダメなんですよね。なんかガンダム本体が「飛んでけー」みたいなポーズを取るんですが、パイロットがいちいちそんなポーズとらせる操作するかよ!とか思ってしまって個人的には好きじゃありませんでした。あくまでも個人的にです。そんな個人的に『機動戦士ガンダムAGE』が好きじゃない理由はこちらを参照にしてください。

超個人的!なんでガンダムAGEが古参ファンにひどいと言われるか!
当ブログではこれまで何度か『機動戦士ガンダム』をはじめとするガンダムシリーズについての記事を数多く扱ってきました。ガンダムがなぜ他の作品と比べ特別なのか、ガンダムシリーズをこれから視聴するならなにがいいのか、宇宙世紀シリーズの時系列について...

 

ユニコーンガンダム


これは紹介しようか迷ったのですが、一応仲間に入れることにしました。大ヒット作『機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)』の主役機「ユニコーンガンダム」。お台場で実物大の立像が立つくらい超人気です。「ユニコーンガンダム」の特徴は全身に施された「サイコフレーム」。ユニコーンモードからデストロイモードへ変形して、ガンダムの姿になります。物語のほとんどではこのサイコフレームが赤く発光しているのですが、クライマックスに差し掛かると、緑色に発光するようになります。この状態を「覚醒モード」と呼ぶらしく、この状態になると結構なんでもありになります。終盤、最終戦仕様の「ユニコーンガンダム」は「フルアーマーユニコーンガンダム」となって、シールドを3枚装備します。この3枚のシールドが覚醒モードの時にファンネルのように飛びまくるわけです。シールドにはビームガトリングが装備されているので、実質ファンネルと同じものになりますね。ってか、それ以上か。ただこちらに関しては元々ファネンルとしての装備ではなく、「ユニコーンガンダム」のオカルト的な力で飛ばしているので、正式なファンネルではないですね。なので迷いました。

 

Ξ(クスィー)ガンダム


最後にこれも紹介しようか悩んだのですが、一応サイコミュ兵器なので紹介します。現在劇場版として最新作のシリーズとして展開している『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』の主役機「Ξガンダム」。作品をご覧になった人は、「え?そんなの使ってた?」となるかもしれませんがこちらは通常のファンネルではなく「ファンネルミサイル」。オールレンジ攻撃用兵器といっても、従来のファンネルビットとは根本が違っていて、ビームは発射しないし、発射したら戻ってきません。標的に直接ぶつけて爆破させることでダメージを与えるよくあるミサイル兵器です。じゃあ何がファンネルかっていうと、そのミサイルをファンネルのように標的に当たるように誘導できるという所。公開された1作目の劇場版で最後に「Ξガンダム」が「ペーネロペー」を撃墜した時に使ったあのミサイルがこれです。ただまあ、ミサイルなので、他のファンネルのような格好良さはあまりないですね。

と、以上が遠隔操作でオールレンジ攻撃ができる主役ガンダムでした。一部ちょっと違うのもありましたが、そうゆうのもあるんだ程度で受け取ってくれると助かります。今回見て思ったのですが、どの主役機も物語の後半、もしくは続編でようやくオールレンジ兵器を装備しているんですね。そう考えると物語の冒頭から使用してしまった「エアリアル」はやはりインパクト大きいですね。なんかいろいろ納得することができました。

今回は以上です。

 

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