漫画じゃなくTV版の物語?『ククルス・ドアンの島』ビジュアル公開

サブカル

2021年9月に「第2回ガンダムカンファレンス」が行われ、今後予定されているガンダム作品についての発表がいくつかありました。その時の記事でも少し紹介しましたが、今回はその中の一つ、映画『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』のティザービジュアルが公開されました。映像を見る限り、どうも漫画版の『ククルス・ドアンの島』ではなく、あのテレビアニメ版の第15話の『ククルス・ドアンの島』の物語のようです。公開は2022年夏!

 

 



 

メインスタッフ

企画・製作:サンライズ
原作:矢立肇 富野由悠季
監督:安彦良和
副監督:イムガヒ
脚本:根元歳三
キャラクターデザイン:安彦良和 田村篤 ことぶきつかさ
メカニカルデザイン:大河原邦男 カトキハジメ 山根公利
美術監督:金子雄司
色彩設計:安部なぎさ
撮影監督:葛山剛士 飯島亮
CGI演出:森田修平
CGI監督:安部保仁
編集:新居和弘
音響監督:藤野貞義
音楽:服部隆之

 

新作画でRX-78

ティザービジュアル動画でいきなり登場しているのが、ファーストガンダムの主人公のアムロと、主役機RX-78-2ガンダム。まさかこの時代に新規作画で彼らを拝めるとは思いませんでした。前回軽く紹介した記事では、漫画版の『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』の映画化ではないかと伝えてしまいましたが、今回公開されたティザービジュアル動画のアムロとガンダムを見る限り、完全にテレビアニメ版の第15話の映画化ということがわかります。正直、漫画版だった場合あまり期待していなかったのですが、今回の動画でかなりテンション上がりました。気になるのは、ガンダムのデザインが『THE ORIGIN』版のガンダムになっている所。シールドも逆さに持っています。ようやく『THE ORIGIN』版のガンダムそのものの映像が見れるわけです(アニメのTHE ORIGINで一瞬だけでていましたが)。ガンペリーもいいですね。

 

ククルス・ドアンの島って何?

さて、今回ティザービジュアルが公開された『ククルス・ドアンの島』ですが、元々何かわからない人が結構いるかと思います。元々は1979年にテレビ放映されていた現在も人気が続いているシリーズの第1作目の『機動戦士ガンダム』の全43話の中の第15話のサブタイトルが『ククルス・ドアンの島』になっています。このエピソードは物語の大筋には絡んでいないので、多くの人が視聴したと思われる劇場版の3部作ではカットされたエピソードです。ジオン軍からカットされたエピソードの中には、単体で名作もあるのですが、その中でもこの『ククルス・ドアンの島』は異質で、子供達と島で暮らすジオンの敗走兵のククルス・ドアンとアムロが出会う物語で、ザクvsザクの肉弾戦を見ることができるエピソードです。1話完結の物語なので、元の物語は30分の物語になっています。今回はこのエピソードを映画一本分に拡大して製作されるようです。

 

作画崩壊の回としても有名

 物語自体はファーストガンダムの中でも名作エピソードのひとつなのですが、作画が崩壊していた回としても有名になってしまった回でもあります。とはいっても現代のようなアニメの技術が発展した時代じゃなく、毎週追われるように製作されていた時代なので、しょうがいないかと思います。ただ度々ネタとして扱われたりもしています。ここに紹介している画像はこの細いザクだけですが、ガンダムの顔など他にも作画が崩壊しているカットがたくさんあるので、検索するといろいろ見つかるかと思いますよ。

 

 

漫画版『ククルス・ドアンの島』

今回、いろいろややこしくなってしまったのが、漫画版の存在。漫画版の『機動戦士ガンダム ククルス・ドアンの島』は、ククルス・ドアンの過去を描いた作品で、『ガンダム THE ORIGIN』の外伝として作られた漫画で、安彦良和さんが描いた『THE ORIGIN』本編のテイストの画風で描かれました。物語はドアンが脱走した後、散り散りになった部下たちが任務の最中ドアンについて回想し、任務や回想で「MSD」に触れながら一年戦争を戦っていくという展開。「MSD」とはMobile Suit Discoveryの略で、表舞台に登場しなかったモビルスーツのこと。おそらくはですが、プラモデルを展開するための設定かと思います。なので、基本的にはアニメの『ククルス・ドアンの島』とは違う作品となっています。ただ今回のガンダムのデザインが『THE ORIGIN』版になっているので、まったく関係ないかどうかはまだわかりません。

監督が安彦良和さんということなので、古いファンの人たちの期待も高いのではないでしょうか。

今回は以上です。

 

 

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